EM
平成20年予算委員会 P283
図書館管理運営費
殺虫剤
図書館でいろんな方が出入りされるということと、本を守るということから殺虫剤を、こういった公の施設は殺虫剤をまかれると思います。ペルメトリン乳剤というふうにお聞きしておるんですが、こういったまいた後に、要は子どもさんなんかが来ると、子どもさんは床ではいはいとかさせたりします。要は子どもにとっては大変影響が強いのではないかと思います。また、閉め切った中でありますのでよくないということを思います。
そこで、提案なんですが、うるま市の図書館というのはEM菌によって雑菌を抑えるので、殺虫剤をまかないそうであります。また、こういった新しい技術によってなるべく殺虫剤を使わない、子どもにとって安全な環境をつくっていくということも必要なのではないかと思うんですが、こういった殺虫剤を減らすとか、EMを使ったりして殺虫剤を減らしていく、安全環境をつくっていくという考えはないでしょうか。
大江中央図書館副館長 多分中央図書館のことを議員さんおっしゃってるんだと思いますけれども、法に基づいてそういう害虫を駆除しなければならないんですけども、中央図書館は立地上、河川とか、水路とか、そういうものが近くて、ゴキブリやハエや蚊、ダニ等の発生や、またそのおそれがあります。良好な読書環境を維持するため、また、資料を保存するためにも現在年2回の殺虫消毒を行っております。使用する薬剤なんですけども、現在私どもの方ではペルメトリン乳剤5%の液というものを使っております。これの使用に当たりましては生活衛生課であったり環境管理課等にも相談をしまして、人間に対して有害なものではないということで確認をして使っております。
そしてまた、使うに当たりましても、作業前後に効果を確認をしながら、最小限度にとどめるように薬剤を使用しているという、そのような使用の仕方を今させていただいております。
岡崎委員 そういった殺虫剤をまかれるということで、それも大人、体積の多い人間にとっては影響力も少ない。ところが体積の小さい子どもがまた床をはい回るということを考えましたら、多少影響が大人よりは強いのではないかということを思います。そういった面から、こういったEMとかというハイテクの技術もございますので、研究していただきたいと思います。
参考に言わせていただきますと、うるま図書館に行ったときですが、こういった感じで、おもしろかったのが、新聞紙を1年間ほど保存してあるんですが、抗酸化作用ということで茶色にならないそうであります。1年前の新聞ときょうの新聞を見せてもらいましたが、色が全く同じということで、こういった抗酸化作用によって本が長もちをするという作用もEM菌にはあるということで、こういったメリットもあるということから研究していただきたい。ぜひ沖縄うるま市に行って実際目で見てそういった判断を今後検討していただきたいと要望いたしまして、終わります。
平成18年6月代表質問(質問取り下げ)
@EM菌による堆肥化実験
質問 広島市は今年度EMの研究をするようになった。
呉市は川尻、安浦、蒲刈町は町から今まで補助が出ていて研究し、成果を上げてていた。そういう面ではEM先進市である。
公害を克服してきた市として、また国の研究施設を抱える市として、呉市は環境先進市になる素養はあります。
政令市の広島市が実証研究するのであれば本市も研究してはどうか。
平成17年予算委員会
◆岡崎委員 EMについてお尋ねします。
EMの効果は時々新聞で報道されます。河川の浄化ですとか、土壌改良ですとか、川尻、安浦、蒲刈町は町から今まで補助が出ていて、成果を上げてまいりました。今補助を打ち切りますとせっかくの努力が無になると思うんですが、どうでしょうか。
◎岡田環境政策課長 委員仰せのとおり、EM菌につきましては、確かに生ごみのたい肥化、ぼかしとかで有効性は広く知られております。しかし、水質の改善効果とか汚泥等の低質改善効果については、広島県が実証試験し、平成15年6月に結果を公表しておりますが、そのほか岡山県、三重県等もやっておりますが、有効といまだに立証はされてないということでございます。合併協議の中でも、活動団体への補助等は呉市は引き継がないということで御了解を得ているところでございます。したがって、今後はEM菌の有効性について推移を見守ってまいりたいと思います。
◆岡崎委員 これから要望ですが、県の室内の実験結果ではなく、ISO14001を取得された環境先進地の蒲刈町に行って現場の海がどうなったか見ていただきたいと思います。ちなみに、沖縄県万里布町では下水処理に塩素を使っていないそうであります。EM菌が大腸菌を死滅させるからだそうであります。環境対策は大自然を観察して再考いただきたいと思います。
次に、京都市では環境問題の解決に重要な役割を担っている環境団体に10万円を限度に助成制度があるそうですが、呉市にはこういった制度はございませんでしょうか。
◎岡田環境政策課長 一般的な環境保全活動に対して補助というのはございませんで、資源集団回収の補助でありますとか、あるいはこれは業務課の方の担当になりますが、環境美化推進ということで活動団体への補助とかステーションへの整備等に補助金を出すとか、そういった形で補助は行っております。
◆岡崎委員 以前、熊野町では環境団体が県から補助をもらって運営していたことがありました。県の方から環境団体に補助とかというのはありませんか。
◎岡田環境政策課長 私の知り得る限りでは、ちょっと聞いておりませんのですが。
平成13年度予算委員会
ごみ処理施設建設費
◆岡崎委員 次に、119ページのごみ処理施設建設費についてお尋ねします。
飛灰を冷やすスプリンクラーにEM菌を混ぜるとダイオキシンは100分の1になるのではないかと思われます。活性炭で吸着させる方法より効果的だと思われますが、研究するお考えはないのかお尋ねします。
◎神垣環境政策課長 新焼却工場の建設につきましては、現時点で確立されております、新の技術を導入してダイオキシンの大幅な削減が可能な工場にしたいと今建設を進めているところでございます。廃棄物の処理や環境対策といった技術の世界は日進月歩ですので、さらに高度な新しい技術が生まれてくる可能性があるわけでございます。したがいまして、既存の技術のみならず、EM菌を含めましてダイオキシン類の排出抑制など、新しい技術の調査研究にも取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いします。
◆岡崎委員 バイオテクノロジーに関しては未知の部分があります。今後の研究を要望いたします。
質問は以上です。ありがとうございました。