水道水フッ素化
平成13年度予算委員会
◆岡崎委員 それでは、計画と調査についてお尋ねします。
フッ素投入は世界56カ国で実施されています。厚生省は水道水のフッ素化を認めました。他県では取り組む計画があり、呉市もその流れがくると思われます。フッ素投入の計画はどのようになっていますでしょうか。
◎脇屋浄水課長 今おっしゃられておるとおり、現在、虫歯予防の目的といたしまして水道水へのフッ素添加の問題が議論されているところでございます。水道水質基準におきまして、フッ素濃度は0.8ミリグラム・パー・リットル以下であることが定められております。また、厚生労働省において、フッ素添加を実施した場合、虫歯予防の観点から0.5ミリグラム・パー・リットル以上の濃度が必要であるということで、そのフッ素濃度を0.5ミリグラム・パー・リットルから0.8ミリグラム・パー・リットルの間に維持しなければならないという維持管理上の問題が発生するわけです。また水道行政の目的が正常な水の供給であることから、水道事業体であります市町村に対して、浄水処理で使用する薬品以外の薬品添加を指導することはしないという見解が示されております。当局におきましても、安全性及び経済性等を考慮いたしまして、フッ素の添加をする予定はございません。
◆岡崎委員 アメリカでは50年前から水道水にフッ素添加をしています。うわさでは、ウラン235の濃縮過程で大量のフッ素が産業廃棄物となり処理に困って添加したのだと言われております。骨に蓄積し、骨粗鬆症やIQの低下、ダウン症を引き起こすそうです。今後も慎重に御検討のほどをお願いします。これはお願いです。