校内LAN
平成13年度予算委員会
◆岡崎委員 要望ばかりになりましたが、次に校内LANについてお尋ねします。
IT予算で、今回240台のコンピューターの入札がありました。文具メーカーが落札し、アメリカの聞いたこともないメーカーに製造させるということです。心配なのは、機械内部の部品です。製造中止になったCPUはただ同然で手に入ります。データを記録するハードディスクは、容量は同じでもスピードの遅いものは半額以下です。コンピューターメーカーなら頼まれても使わない部品を使われる心配があります。今度入るコンピューターシステムはしっかり検査させていただきますが、問題は小中学校のコンピューターシステムです。
平成13年度、2校で校内LAN工事をされるそうですが、職員室から100メートルのLANケーブルを張ってルーターにつないでもLANは動かないかもしれません。私は知識はありませんが、デジタル回線工事が本職だから、経験で少しわかります。知識はあっても経験のない文具メーカーが落札してトラブルの原因になるおそれはないでしょうか、お尋ねします。
◎小谷指導課長 今校内LANにかかわっては、12年度の補正で既につけていただいて、13年度中学校1校、小学校2校というような状況で今進めているところです。
これは、全国で文部省の方が小中の学校へ8,100校を配置、校内LANを進めなさいという方針が出ている中で、呉市がその13年、14年度に向けて2年間でこれを到達するように持っていこうという動きをしているわけですが、今お話が出ました入札の結果等につきましては、実際にトラブル等があった場合、その契約書の中にも、その復旧なり、または機器の交換なりというような契約も中に入ってございますので、そういう点は入札し、そして機器等が設置され、また周辺機器がその中で納まっていく中、さらには起動する中で問題が発生した場合には、その契約に基づいてきっちりできるように進めていきたいというふうに思っております。
◆岡崎委員 業者によっては技術と知識に差があります。コンピューターLANの購入に関しては審議会といったものがあるんでしょうか。
◎小谷指導課長 今のコンピューター等につきましては、その機種の選定委員会、そしてこの機種の選定委員会につきましても、教育委員会内部の組織だけでなしに、役所の全体の組織を生かしながらそういった機種の選定をしたり、また、今どういうものがいいかということも情報をいただきながら、そういうものを進めているところでございます。
◆岡崎委員 こういった選定委員会のメンバーは、情報処理の資格とかデジタル1種の資格は持っておられるのでしょうか。
◎小谷指導課長 これは呉市、役所の中でそういう連携を取りながらやっておりますので、そういった知識を十分持っていただいている方から知恵をいただきながら進めているところでございます。
◆岡崎委員 じゃあさらなる慎重審議をお願いします。これは要望です。