プラスチックリサイクル
平成15年決算委員会
☆プラスチックリサイクル
焼却炉でプラスチックを燃やすためにバグフィルターを通したり、処理費用が高くつく。
福山市では製鉄の時のコークスの代替えに使っている。呉市に類似企業があるが、焼却炉で燃やして税金を投入することより、コークスの代替えとして使ってもらったらどうか。一石二鳥。
答弁福山鋼管は福山市だけ回収している。呉市では企業に断られたため、収集しない。
平成12年予算特別委員会
◆岡崎委員 ありがとうございます。燃やしてもダイオキシンの出ないペットボトルよりもダイオキシン発生源の廃プラスチックも回収するように考えるべきではないかと思われますがいかがでしょうか。
◎神垣環境政策課長 第2期分別収集計画を昨年立てたわけなんですが、今の廃プラスチックについては、再商品化するのに油化とか高炉吹込とか、そういう何種類かのものは研究はされておりますが、それでもまだ全部引き受けてもらえる可能性というのがまだ見えてこないのと、それぞれ容器包装のプラスチックかその他のプラスチックか区別がつかない。例えばバケツは容器包装ではありません。これは物が入っていたプラスチックだけが容器包装リサイクル法にかかるプラスチックなものですから、その辺を区別する表示が明確にされないと今のシステムでは集めても処分に困るという状態になります。自分でそれを分けないといけない。ですから、それらの表示が明確化された時点で呉市としても将来的には考えていきたいと思っております。
◆岡崎委員 プラスチック油化再生を研究している企業は日本で300社、装置の製造販売しているところもあります。福山市ではコークスの代替に使っています。呉市にも類似企業がありますが、まとめて放り込むというわけにはまいりませんでしょうか。
◎神垣環境政策課長 高炉吹込といいましても、やはり設備が要りまして多大な投資を必要とします。それで、先ほど申し上げましたように、あくまでも容器包装リサイクル法に基づかなくてやれば、市町村が分別したものは全部税金を使って自分で探して処理委託しないといけない。そうすると費用もまた見えてこないと。ですから今後の動きを見てみないとこのシステムはちょっと今取り組みが難しいと考えております。