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紫外線から子供たちを守る請願
請願主旨 「有害紫外線から子どもたちを守るための教育的措置を求める請願書」を1156名の署名と共に提出しました。12.11.27
請願項目
@紫外線がもたらす目、皮膚への影響と防護法の指導。
A紫外線問題に対する教育関係者の知識を統一。
B校舎内窓ガラスの紫外線防止と屋外プールのテント設置
C校庭での植樹による日陰づくり。
DPTAを対象にした市主催の環境セミナー実施。
岡崎源太朗議員請願説明
 有害紫外線は、遺伝子に損傷を与えるため、長期間浴び続けると、皮膚ガン・白内障による失明、免疫低下を引き起こします。
 『日本皮膚悪性腫瘍学会誌』によりますと、「日本では悪性黒色ガンは、18年間に7倍増えている。その原因は有害紫外線であると考えられる。」と発表しています。
 人によっては、有害紫外線による遺伝子の傷を、全く修復できない人もいます。これらの人は有害紫外線に当たると、高い確率で皮膚ガンになります。また、たとえ遺伝子の傷を修復する酵素を持っている人も、水泳のように、一度に大量に遺伝子に傷ができると、修復が間に合わず、皮膚ガンになります。
 一生で浴びる紫外線のほとんどを10歳までに浴びてしまいます。
 これを防ぐためには、つばの広い帽子や、首の後ろを隠す帽子を、学校に認めてさせ、窓ガラスにUVフィルムを貼ることや、プールサイドにテントを張って有害紫外線から子どもを防ぐことが必要です。そして子どもたちに、自分の体を守る知識を、身に付け、失明と皮膚ガンを自ら防ぐことも必要です。
 対策が半年遅れれば、それだけで子どもの何人かは、失明しガンで命を落とすことになります。将来、失明や皮膚ガンになる子どもを、少しでも減らすべく、早急な採決を、お願いするものでございます。

教育経済委員会での教育委員会の説明
1 現状
 (1) 教育内容・指導面について
  @ 小学校体育科(保健)
・「健康な生活」の指導において「水、空気、目光と健康の関わり」を学習し,オゾン層の破壊についての原因や影響を調べる等の発展的な学習がなされています。
    中学校保健体育科
・「健康と環境」の指導において「地球環境の汚染の原因や破壊と健康への影響」などを学習するようになっています。
  A 他教科
・地球の温暖化現象,オゾン層の破壊,酸性雨等の環境問題が地球規模の問題であるなどの学習を行っています。
  B 屋外での教育活動や生活において具体的な指導や配慮事項
・体育科や遊び等の中での着帽指導,長袖の服装の容認や配慮また,運動会等でのテントの活用や工夫をしております。
  C グリーンマークを集めての緑化運動とそれぞれの学校での植栽活動を行なっています。
 (2) 学校施設等での整備面について
屋外プールの日除け場所の設置や校庭内の木の植樹による日陰づくりの工夫をしております。
 (3) 啓発面について
・教育委員会といたしましては,関係課と十分な連携をして自然環境についてPTAも含めた市民へ学習の場の提供に努めて参ります。
2 課題
・地球環境の破壊の要因と課題および健康に対する予防などの調査研究。
・児童生徒の健康維持のための教育内容および指導のあり方の研究。
・児童生徒にとってのよりよい環境づくりの推進。
・環境問題とよりよい学校施設のあり方の研究。

結果継続審議 教育委員会の紫外線に対する取り組みと、今後の意欲が確認され、今後監視するために、継続審議になりました。
今回の請願は、子どもの生命に関することなので、100ページに及ぶ資料を渡して各議員に訴え、今議会での採択を強く望みましたが、採択に至りませんでした。私の説得力不足です。申し訳ありません。
 教育委員会の説明は公に発言したものです。各学校で、紫外線の取り組み等、疑問があれば、この説明文を出すか、岡崎までご連絡ください。
 年々紫外線が増加し、


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