通学区
平成27年6月一般質問
Q 2.通学区域制度の弾力的運用について
Q 教育委員会が指定する学校よりも通学距離が近い学校がある場合、通学区域制度の弾力的運用が行われているが、その制度の現状について伺う。
(1)適用要件
Qどういう場合に弾力的運用が適用されるのか。
A 「通学区域制度の弾力的運用」についてでございますが,通学距離が本来の指定学校よりも隣接する学校の方が近い場合,保護者からの申立てによりその学校を選択できる制度でございます。
保護者が「指定学校変更申立書」を教育委員会に提出し,許可された場合は,自宅から距離が近い学校に就学が可能となり、ます。
対象者につきましては,新年度に入学する新1年生及びその兄・姉,また,年度の途中における市外からの転入者及び市内転居者は,学年に関係なく対象となっております。
(2)運用状況
Q ご丁寧な答弁ありがとうございます。PTAをしているときによく相談を受けたのですが、中学校は不登校になってはいけないので許可になるが、小学校は許可してもらえないと聞いたがどうか。
A 適用要件は,小学校と中学校で同一となっております。
(3)学校統合の場合の適用
Q 学校統合が行われる学校の場合、適用の範囲はどうなるのか。
A 学年にかかわらず適用されます。
Q 最後に地元の事なので声が小さくなる次第なのですが、平成28年4月に統合予定の落走小学校についても同様に適用されるのか。
A 落走小学校につきましても全ての学年で適用されます。
Q ありがとうございます。しっかり周知させていただきます。
平成22年予算委員会
児童生徒修学事業事業 P255 8千2百万円
児童生徒就学事業についてお尋ねします。8,200万円。
通学区についてですが、長迫小学校の道路向かいに宝徳寺というお寺があります。学校からお寺までの距離はわずか30メートルですが、このお寺は長迫小学校の校区ではありません。学校向かいのお寺に行くには、校区外なので保護者同伴でないと行けません。学校から30メートルの場所が校区外なのはおかしくないでしょうか。
藤井学校教育課長 学区につきましては、例えば町名とか番地などと同様に、必ず線引きや区域というものが引かれることとなり、距離の多少にかかわらず学区内、学区外となるものであろうかというふうに思います。
お尋ねの校区外は必ず保護者同伴かということについてですが、いわゆる放課後の過ごし方につきましては、第一義的に保護者の判断のもとで行われるべきものであると考えております。また、学区内であっても、危険場所等と位置づけられる場合もございまして、あくまでもやはり安心・安全の確保がまず重要であろうかというふうに考えております。
以上でございます。
岡崎委員 問題点は保護者同伴ではなくて、30メートルの距離が校区外なのがおかしくはないかということなんですが、学校の統廃合があったら、まず通学区の見直しを行うべきと思うんですが、どうでしょうか。
藤井学校教育課長 学校の統廃合につきましては、その統廃合しました段階で通学区域というのは新たに設定をさせていただいております。
以上でございます。
岡崎委員 例えば、ここの場所からは質問しにくいんですが、落走小学校の地域は吉浦ですが、吉浦小学校へは山越えをしないと行けません。天応小学校へは比較的人通りの多い所を通ることができます。幼稚園も天応に通っていた子が多いと聞きます。安全面からも通学区は柔軟な対応をお願いします。
通学区域の自由化
平成16年6月定例会
◆17番(岡崎源太朗議員)
次に、通学区域の自由化についてお尋ねします。
東畑の児童が国道を横断して、現在の上山田小学校まで通うのは安全面で問題があると思います。他地区では、目の前に学校がありながら他校に通っている事例があります。基本的なことをここでお尋ねします。そもそも通学区がなぜ必要なのでしょうか。自由化できないものでしょうか。通学区が必要な理由と自由化の可能性についてお答えをお願いします。
◎理事[兼]学校教育部長(崎本賢次)
3点目は、通学区域の自由化についてのお尋ねでございます。
通学区域は、学校の教育活動や子供の安全対策を支える保護者や地域の活動の基礎的な単位であり、子供の健やかな成長に欠くことのできない地域の教育力の母体を形成しております。したがいまして、現在の通学区域制度は原則として維持していくべきものと考えておりますが、一方で個々の通学区域におけるさまざまな事情に柔軟に対応していく必要があると考えております。今後は、現在広地区の一部で実施しております通学区域制度の弾力的運用を全市に広めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
◆17番(岡崎源太朗議員)
それと、通学区の自由化について、通学区を完全自由化にした市や町に意見を聞きました。学校側は、入学児童数によってクラスの数や先生の人事も影響して大変だという意見がありました。しかし、このことで学校運営が大変盛んになったという報告もあります。そこで、通学区自由化した自治体、住民か保護者のアンケート、意見がありましたら教えてください。
◎理事[兼]学校教育部長(崎本賢次)
いま一つは、いわゆる学校の通学区域の自由化、保護者による学校を自由に選択をできる方法を取り入れたらどうかと、そのためのアンケートをさらに先進地の意見を知っているかということでございますが、先進地では議員さん、先ほども御意見をお伺いいたしましたが、人的な面とか施設的な面で運営においては困難な状況があるということは私ども伺っております。先ほども御答弁いたしましたけれども、広地区の一部で今通学区域制度の弾力的な運用を行っております。これを今後広地区の一部のみならず、全市的に弾力的運用を広げてまいる、その過程で私どももまた研究もさせていただこうと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
平成16年予算委員会
通学区自由化
げんたろう 東畑の子どもは国道横断することになるが、長迫小に行ける方がいいと思う。 校区を無くしたらどうか。
通学区が必要な理由と自由化の可能性について答えていただきたい。
答弁 通学区域は学校の教育活動や子どもの安全対策を支える保護者や地域の活動の基礎的単位であり、子どもの健やかな成長に欠くことのできない地域の教育力の母体を形成している。 (はぁ?)
一方で様々な事情に柔軟に対応する必要がある。
現在広地区の一部で実施している通学区域制度の弾力的運用を全市に広げる。
通学区域制度
平成15年6月定例会
◆岡崎源太朗議員 次に、通学区域制度の弾力的運用の拡大について質問いたします。
広地区の一部で通学区域が弾力的に試行されています。他地域でも通学は問題になっております。家の近くの幼稚園に通っていた子供さんが家から近い距離の小学校に通えず、友達と離れ離れになって不登校になった例もあります。首都圏では、通学区域を廃止して学校間競争による教員の意識改革が行われています。杉並区では、各小学校の特色をまとめた小学校ガイドが発行され、(現物を示す)これですが、学校間の特色づくりが進んでいます。将来を担う子供と学校のためには、通学区域の廃止か緩和措置が必要であると思われますが、方針をお尋ねいたします。
◎理事[兼]学校教育部長(崎本賢次) 私の方からは、2の(2)と(3)について御答弁をさせていただきます。
通学区域制度の弾力的運用の拡大についてでございます。
御案内のように、広地区の一部におきまして、本年度から新入生を対象に通学区域制度の弾力的運用を試行的に実施いたしました。本来、通学区域は子供の健やかな成長に欠くことのできない一つの地域単位を形成しており、学校を支える地域の教育力の母体となっております。したがいまして、現在の通学区域制度は原則として将来にわたって維持していくべきものと考えております。しかしながら、今後は個々の通学区域におけるさまざまな事情にも柔軟に対応していく必要があるため、このたびの広地区における試行の結果を踏まえ、PTAを初め地域の皆様の御意見をお伺いしながら適正な学校教育環境が整備できるよう、通学区域制度の弾力的運用に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
平成15年予算特別委員会
◆岡崎委員 通学地域について確認だけさせてください。
家庭訪問ですとか、休んだときの宿題を届けられないとかという事情があるんで、すべての通学区域の制限をなくすというのは大変難しいとは思うんですが、ただ同じ幼稚園に通っていた子が同じ小学校に行きたいという思いはあるようでございます。それで、とりあえず隣接の校区なら、数年の試行ではなく、早い時期にさせていただくというわけにはいきませんでしょうか。
◎越智学校教育課長 通学区域制度の弾力的な運用につきましての御質問でございますが、先ほども申し上げましたように、今行っております広地区の一部の弾力的な運用、これをしっかりと試行の段階で把握させていただきまして、その状況等勘案しながら、呉市全体の部分でまた見ていきたいなというふうに考えておりますので、よろしく御理解のほどお願いいたします。
◆岡崎委員 ありがとうございました。できるだけ早い時期にお願いしたいと、要望です。
平成14年6月代表質問
学校の自由選択制
校区が自由化されると学校が評価の対象になる。先生の生徒に対する接し方が変わる。学校自由選択制を考えてほしい。(要望にしました)
参考 学習塾は選ばれるので、子どもに丁寧に接します。そのため、不登校や学級崩壊がありません。ごく簡単な質問をしても、「こんなこともわからんのんか!」とは言わず「いいところに気がついた。ここは簡単そうで非常に大切なポイントなんだ」と言います。校区自由化すべきです。