ボイラー
令和5年3月定例会予算特別委員会
◆岡崎委員 質問は2件です。
予算書229ページ、桂浜温泉館管理運営事業についてお尋ねします。
ここで、ボイラーを使っておられると思うんですけれど、何の燃料で、種類と量と額を教えてください。
◎瀧川観光振興課長 桂浜温泉館についてのお尋ねです。
まず、燃料の種類ですけれども、こちらは灯油になります。
令和3年度の使用量は約8万リットル、使用料は643万円余りになります。
◆岡崎委員 皆さんも感じておられるように、灯油って今すごく高いと思うんです。実は、海上自衛隊というのは、防衛費を抑えるためには、A重油というの使っております。A重油って、ええとか悪いとかじゃなくて、ABCのA重油でございまして、重油って、結構どろどろのイメージがあるんですけれど、さらさらなんです。ほとんど灯油と変わりません。灯油より、普通は重油が安いんですけれど、重油を使われたほうがよろしいのではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
◎瀧川観光振興課長 重油を使ったほうがよいのではというお問合せですけれども、倉橋の桂浜温泉館で灯油を使用している理由は3点ございます。
1点目は、隣接する倉橋の温泉プールのほうでも灯油を利用しておりまして、2施設で一括して購入したほうが、一括購入ができるという理由で、費用面でも節約できると考えております。
2点目は、灯油のほうがボイラーが長もちすると考えております。
3点目ですけれども、重油は特殊ローリーでないと、なかなか運送のほうができませんので、倉橋島に仕入れるためには費用がかかります。灯油でございましたら、近隣のガソリンスタンドで購入することができますので、地域の活性化のほうにもつながると考えております。
◆岡崎委員 分かりました。恐らく本体価格は重油のほうが安いんでしょうけれど、流通の関係から、灯油を使っておるということが分かりました。
そこで、提案なんでございますけれど、実はマルチバーナーというのがございまして、これを使いますと、天ぷら油も燃やすことができるんです。温泉館ですから、当然、天ぷら油を使っておられますし、島のほうから皆さんに、廃天ぷら油を分けていただいたら、たやすくすることができるんです。灯油というのは、これ神様がつくるのに5億年ぐらいかかったそうであります。天ぷら油というのは1年でできますし、空気中の炭素を集めるんですから、全くカーボンに影響がないんです。ですから、提案なんでございますが、マルチバーナーにして、天ぷら油で運用されたらどうかなというのを御提案申し上げます。
ちなみですけれど、天ぷら油を集めるときに、ただで出してもらいますと、産業廃棄物輸送の資格がいるんですけれど、1円で買い取りますと、これ資源になるということで、誰でも運送ができるということでございます。
あともう一つが、カキいかだって、年間500基ほど廃棄するんですけれど、発泡スチロールの廃棄がたくさん出るんです。これを固形化する技術も今ございまして、将来的には、ボイラーをただ燃やすだけなら、こういったことも使っていただいたらどうかなということで御提案を申し上げます。