水道局沈砂池



令和6年決算特別委員会
沈砂池
 河川から水を取り入れるとき、沈砂池で沈砂が出てくると思うんですけれども、これの活用についてお尋ねしたいんですが、どれぐらいの量が出るのか、これをどうしているのかを教えてください。

◎折本浄水課長 沈砂の状況ですけれども、砂の状況は確認できていないんですけれども、汚泥の運搬処理量として把握しているのが、3か所ございます。令和5年度の実績で、宮原浄水場が1,257トン、二級水源地が105トン、戸坂取水場が25トン。それぞれ汚泥の処理は、乾燥した後に再資源化で、セメントの原料化をしております。

◆岡崎委員 浮く分と沈む分があると思うんです。今、沈む分が千何トンと、すごい量が出るんだなと思います。実は、前に少しだけそれを頂いて、スイカを作ったら物すごくおいしいスイカができまして、栄養価が高いんだなと思っております。実は、市民から見ましたら、これは喉から手が出るほど欲しいものでございまして、取りに来てくださいとか、安く売るとか、何か市民に提供する方法ができないかなと思うんですけれども、お考えがありましたら教えてください。なければいいです。

◎折本浄水課長 今のところそういった考えはございません。

◆岡崎委員 本当においしいスイカができましたし、キュウリとかもできました。



令和4年決算特別委員会
◆岡崎委員 まず、沈砂池についてお尋ねしたいんですけれど、ページでいいますと、決算書の18ページぐらいになろうかと思いますけれど、沈砂池に砂がたまると思うんです。聞きましたら、1年間でいっぱいになるぐらいたまるんですよと聞いたんですけれど、一体どれぐらいの量がたまるのか教えてください。

◎惣引下水施設課長 沈砂池にたまる砂でございますが、沈砂と呼んでおります。たまるといいましても、沈砂池の全面にたまるわけではなく、底のほうにたまっていきます。これを毎年、処分しております。昨年度は、浄化センター、ポンプ場トータルで91.95トン処分しております。この処分は、焼却処分としております。

◆岡崎委員 これの処理費用というのが大体どれぐらいかかるものなんですか。

◎惣引下水施設課長 処分費用でございますが、沈砂と、しさといいまして、浮くほうのごみですね。しさと合わせて処分しております。しさの処分量が141.43トンで、沈砂、しさ合わせまして233.38トンを、税込みで1,129万5,592円で処分しております。

◆岡崎委員 ちょっと話がこんがらがって、今の話は上水道の沈砂池のことですか。下水道のほうなんでしょうか、どちらですか。

◎惣引下水施設課長 今のは下水道の浄化センターと雨水のポンプ場でございます。


水道のほうの沈砂池
◆岡崎委員 水道のほうの沈砂池にも砂がたまると思うんですけれど、それがどれぐらいなのか教えてください。

◎玉田浄水課主幹 水道のほうの砂がたまりますのは、河川から水を取り入れるときに、砂と混じって水源地の取入口にたまるものでして、それは処分等しておりません。たまったときに、定期的に水源地内のほうに運搬して、移動することとしております。

◆岡崎委員 量がどれぐらいのものなんか、それと、大体、処理にどれぐらいかかるのか、費用を教えてもらえれば助かります。

◎玉田浄水課主幹 量のほうが、今手元にないのですが、費用的には、土木業者のほうに依頼しまして、数字は今把握していないので申し訳ないんですけれども、細かい数字はまた報告いたします。

◎野間本技術部副部長 二級水源地の汚泥で大体100トン程度出しております。費用とすれば、大体200万円程度です。量によって変わるんですが、大体それぐらいです。あと、宮原浄水場なんですけれど、これも汚泥処理をしておりまして、令和3年度で量が年間1,270トン、費用が運搬と脱水で約4,300万円程度でございます。もう一つ、戸坂の取水場ですけれど、量が年間16.2トン、費用が110万円で処分しております。

◆岡崎委員 5,000万円ぐらい費用がかかるということです。前聞いたとき、ここに1年間でこれがいっぱいぐらいたまるんですよと聞いたんです。そこで処理費用がかかるということですが、これは栄養たっぷりの砂でありますので有効利用できないかなということを思うんですけれど、有効利用としてリサイクル化されているかお聞きしたいんですが、どうでしょうか。

◎野間本技術部副部長 今、水道のほうは、セメント原料のほうに再利用しております。令和3年度は宇部興産のほうへ搬入しております。

◆岡崎委員 実は以前、この砂をちょっとだけ頂いて野菜を作ってみたら、栄養たっぷりですごくいい野菜ができたんです。ですから、これはもう要望なんですけれど、グリーンヒル郷原で試していただくとか、一般市民にちょっとだけ試してもらったら、有効活用できる道ができるかなと思いますんで、ぜひ一度、園芸ということも考えていただければと思います。




平成18年度決算委員会
水道局沈砂池
質問 沈砂池にどのくらいの砂がたまるか。

答弁 本庄水源地の場合、一年で沈砂地が一杯になる。

質問 園芸用にいいと聞いた。有効利用しているか。

答弁 セメント材料として再資源化を図っている。



平成16年度決算委員会

質問 浄水場から藻が混ざった砂や粘土のような脱水ケーキが出てくるが、有効利用とその量を質問する。

答弁 セメント材料として再資源化を図っている。量は1368トンであり、汚泥処理の費用としては4000万円程度かかっている。

参考 栄養を含んだ砂です。利用価値はありそうです。