徴収業務の統合
平成24年9月誠志会代表質問
岡崎源太朗議員 徴収業務の統合についてお尋ねします。
ある方から相談がありました。軽自動車税が来たので、銀行に行って支払いました。その翌日、固定資産税の請求が来ました。その次の日も納付書が届いたということで、もうこうなると、さすがに頭にきたと言われました。請求書が来るたびに銀行に行って、えっと並んで支払いをする、なぜ一つの封筒で一度に送ってこないのか、郵便代が無駄じゃあ。市民の素朴な疑問であります。徴収業務は統合できないのでしょうか、お答えください。
財務部長(大下一弘) 徴収事務の統合についてお答えいたします。
税の納付書の発送に当たりましては、1人の方が軽自動車等を複数台所有している場合、従来より一つの封筒にまとめ、また固定資産税にあっては、今年度からではございますが、所有形態の違いから1人の方につき4通以上の納付書が発生する場合は、手作業で一つの封筒にまとめ送付するなど、経費削減に努めております。
ところで、税目の違う納付書を一つの封筒にまとめて送付することができないかとのお尋ねでございますが、各税務ごとの納期は、地方税法及び条例で納税者の負担が一時に集中しないようおのおの納期が定められており、そのため納付月が異なることから、発送時期も異なるものでございます。また、各税目ごとに賦課事務を行っておりますが、税目の違う納付書の名前と住所を確認し、一つにまとめるには、手作業での膨大な事務量が発生し、何よりも別人の納付書を一つの封筒に混入してしまうなどの決してあってはならないトラブルが発生する可能性がございます。このようなことから、税目の違う納付書については、呉市を初め県内全ての市において別々に送付しておりますが、納税者の方からも同じような御指摘がございます。御指摘の趣旨を踏まえ、今後研究してまいりたいと考えております。
なお、口座振替は納付の都度金融機関に出向く手間を省くことができますので、多くの納税者の方に口座振替を利用していただくよう、その推奨に努めているところでございます。
以上でございます。
岡崎源太朗議員 呉市のコンピューターはサーバーシステムでできておりますから、住民基本台帳データを、税務担当課、保険年金課、水道局など、それぞれがコンピューターにアクセスしてデータを取り込んで、活用、加工しているものだと思います。であれば、支払いの全てのデータをまとめて振込用紙をアウトプットして一度に送れば、コストが低く済みます。支払いと滞納請求を一元管理すれば、人員削減をすることができます。コンビニ対応も容易になります。ぜひお考えいただきたいと思います。