中心市街地活性化法



平成20年12月代表質問
   4.中心市街地活性化法に基づく計画について
質問 平成10年11月に呉市中心市街地活性化基本計画が策定され、それに基づき、楓橋や堺川可動堰が整備されました。これとTMO構想との両軸で中心市街地は大きなにぎわいが創出される予定でした。平面駐車場が中心部に増えている現実を考えると絶大な効果があったとは言い難い面があります。
その後この法律は一部名称がかわり、支援制度も変更がありました。
このようなことから新たな基本計画を練り直し、国の認定を再度受ける必要があるのではないかと思われますが、市の計画をおたずねします。

答弁 全国的に衰退傾向にある中心市街地の活性化に向け,平成10年6月に旧中心市街地活性化法が制定され,本市では,この法律に基づく基本計画を,平成10年11月に全国で13番目に策定しました。
 この基本計画では,堺川の楓橋歩道橋整備,電線の地中化,本通第2公園の整備等の市が行う都市基盤の整備と,商工会議所が行う中心市街地商業活性化のためのTMO構想から成り立っておりました。
 その結果といたしましては,市の事業は概ね完了したものの,TMO構想の銀座デパートとサン劇跡地への核商業施設の建設は,諸般の事情により,残念ながら実施に至らなかった経緯がございます。
 ハード中心の支援を核とした旧活性化法に対し,民間が計画づくりに参画すること及びハードに加えソフト事業も盛り込み,複数の効果に対する数値目標の設定を義務付ける改正が,平成18年8月に行われたところでございます。
 本市といたしましても,来年度に新たな基本計画を策定するため,現在,庁内調整会議を立ち上げるとともに,民間主体の効果ある事業の掘り起こしに向けて鋭意努力を行っていろところでございます。

再質問 改正された中心市街地活性化法は計画通り、確実に実施されることが条件となります。官民が一体となって進められますよう要望します。