コミュニティスクール
令和5年12月定例会
コミュニティ・スクール
◆29番(岡崎源太朗議員)
山口県では当たり前のコミュニティ・スクールでございますが、広島県ではまだまばらです。いち早く導入し、近隣市町の先駆けとなるべきですが、コミュニティ・スクールを拡大する考えはございませんでしょうか、お尋ねいたします。
◎教育部長(高橋伸治) コミュニティ・スクールを拡大する考えはないかとのお尋ねでございます。
コミュニティ・スクールは、学校と地域住民等が力を合わせて学校運営に取り組むことが可能となる、地域とともにある学校への転換を図るための有効な仕組みであり、学校運営に地域の声を積極的に生かし、地域と一体となって特色ある学校づくりを進めていくことができるものとして、文部科学省が導入を推進しております。呉市では、今年度開校いたしました天応学園にコミュニティ・スクールを導入しており、地域代表や保護者代表、学識経験者、学校長等から成る学校運営協議会を今年度既に3回開催し、学校運営方針の承認や、地域と学校が協働して何ができるかについて協議するなど、天応の児童生徒へのよりよい教育のために取組を進めております。コミュニティ・スクールの拡大につきましては、天応学園における成果と課題を検証し、今後の方向性を検討してまいります。
◆29番(岡崎源太朗議員) コミュニティ・スクールになりますと、地域が学校を見張ります。先生の言動、行動を見張ります。人事も影響を与えるそうでございますが、学校と地域が一つになりますので、ぜひ推進していただければと思います。
令和2年度予算委員会
平成17年度予算質問
◆岡崎委員 次に、283ページになろうと思いますが、保護者や地域住民が学校を運営するコミュニティースクールが17年から始まり、中国地方では山口県に第1号ができました。来月尾道市もできるそうであります。呉市でコミュニティースクール指定獲得に動く考えはありませんか。
◎工田学校教育課長 この点につきましては、本会議の中でも御答弁差し上げたことございますが、現在、呉市では平成14年度から学校評議員制度というのを導入しておりまして、学校長の求めに応じまして学校運営に関して評議員の方々から意見をいただいて、学校運営の推進に役立てているところです。したがって、直ちに今のコミュニティースクールで言われる学校運営協議会制度の導入ということは考えておりません。
平成14年6月定例会
◆岡崎源太朗議員 5番目、チャータースクール導入の考え方についてお尋ねいたします。
アメリカでは、一般市民が自分たちの理念に基づいた公立学校を設置するチャータースクールがあります。既にアメリカでは2,300校、57万人が通っています。大統領がこの数を倍にすると公約したことで、さらにふえると思われます。学習指導要領と教職員組合に左右されないことで、日本国内にも希望する声があります。文部科学省は、これらのことを踏まえ、地域が運営に参画する研究開発校(コミュニティースクール)を今年度5校指定しました。将来認可されるであろうチャータースクールあるいはコミュニティースクールについて、研究設置の考えはないのか質問いたします。
◎学校教育部長(崎本賢次) 私の方からは、1の(5)と2の(1)、(2)について御答弁をいたします。
初めに、1の(5)チャータースクール導入の考え方についてでございますが、議員に御指摘いただきました文部科学省委嘱の研究開発校の成果等も参考にしながら、研究してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
◆岡崎源太朗議員 最後、チャータースクールの基本は、教育でなく学習だそうでございます。家庭科の授業では、食材を自分で買ってくることから始まるそうであります。どの材料をどこで買うか、すべてが体験です。また、遠足でお菓子300円という制約もありません。規制をするということは、子供の思考を停止させるからです。学校が規制されても、子供の思考が規制されてはならないと思います。日本一の学校を目指されますよう、研究努力をお願いいたします。
以上、要望として終わらせてもらいます。