コンピューターの教材
平成13年度予算委員会
コンピューターの教材
◆岡崎委員 次に、コンピューターの教材についてお尋ねします。
子供ワープロソフトで名刺や案内状が簡単にできるものがあります。子供に与えると、試行錯誤しながらも楽しんで名刺や自分の名前のシールをつくります。学習とはこのような形で進めるのがよいのではないでしょうか。ハード面ではデジカメやコンピューターにつなぐ顕微鏡をそろえたらどうでしょうか。コンピューターにつなぐ顕微鏡は画像を画面いっぱいにでき、保存できます。雪の結晶が解けていく様子を見せましたが、迫力の余り寒さを忘れていました。保存した画像をつなぎ合わせてストーリーをつくれます。子供は何にでも興味を持つので、道具があれば世界が無限に広がっていきます。コンピューターの教育はオペレーターをつくることよりも、コンピューターを通して視野を広げてあげることが大切だと思います。ソフトと周辺機器で子供の学習意欲を伸ばす考えはないのか、お尋ねします。
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◎小谷指導課長 今のコンピューターを活用した状況の中で、なれ親しみながら、そして、そういったコンピューターを活用していろんな場に生かしていくというのを、現実に低学年の子供が、1年生が入ってすぐお絵かきをコンピューターでやりながら、そして、それを高学年のお兄さん、お姉さんに教えてもらいながら、一緒に運動会とか学芸会のポスターをつくったとかいうような事例もございますので、今お話いただきましたようなことは、学校の実践の中でさらに生かしていきたいというふうに思っております。
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◆岡崎委員 絵を組み合わせて紙芝居をつくるソフトがあります。ゲームと違ってみんなで騒ぎながらつくっていました。こんな授業だったら学校に来るのが楽しみになると思います。今後のさらなる研究を要望します。