ダイオキシンの測定箇所




平成21年予算委員会
◆岡崎委員ダイオキシンの測定箇所が広で、白岳小学校かなと思うんですが、来年度はどこでする予定なんでしょうか。

◎平本環境部副部長 白岳小学校です。

◆岡崎委員 焼却炉から白岳小学校のちょうど中間地点に広支所がありまして、あれ広支所ではかったほうが都合がいいのになと思うんですが、4階のベランダではかったらちょうどええような気もするんですけど、何で白岳小学校、広支所ではからないんでしょうか。

◎平本環境部副部長 委員さん、御存じのように、煙突からの煙は煙突の高さと排ガス量によって非常に到達する距離が変わってくるわけです。委員さん言われるのは、クリーンセンターを対象にされとると思うんですが、クリーンセンターの大体地上到達距離が2キロから3キロ、ほで大体白岳小学校が2.3キロの地点にあります。ですから、一番影響を受けるであろうと予想されるところで測定しても、はるかに環境基準をクリアしているという判断をしております。

◆岡崎委員 よくわかりました。ここで国の環境基準が0.6ピコグラムだそうであります。白岳小学校、去年のデータが0.082、2キロ離れたところですから、1キロの広支所ではかりましたら、距離が2分の1ということは、立方根ですから8倍になると思います、データがですね。0.08に8を掛けますと0.65。要は、国の基準を超えてしまう。広の中心、広支所ではかったら環境基準を超えるので、ちょっと端っこにあった白岳小学校ではかるんかなというのを思うんですが、どうでしょうか。

◎平本環境部副部長 先ほど申し上げましたように、クリーンセンターからの煙が、要は広支所を通り越して白岳の円をかいた地点に到達するわけで、こっちへ戻ってきたからといって濃いのが出とるわけじゃないわけです。

◆岡崎委員 よくわかりました。広は空気の滞留するところもありますし、例えば横路のほうは空気がとどまるところなんです。流れるところもあります。風向も違います。クリーンセンターではかるのと、し尿処理場でも風向が違うというのはあります。ただ、これ以上やってもちょっと時間の浪費でありますので、次に行かせてもらいます。



平成20年予算委員会
岡崎委員 ダイオキシン測定は白岳で2回されてたと思うんですが、20年度はどうされるんでしょうか。

船岡環境部次長 毎年ですね、白岳で年2遍やっております。

岡崎委員 今年もされるんかなと思うんですが、要はクリーンセンターから出るダイオキシンの測定の意味があるのではないかと思いますが、白岳はどちらかというと広の東の方に寄っております、山に近いところでありまして、距離で言いますと2キロ近くあります。その中間地点に広支所があるんですが、広支所ではかれば手っ取り早いんじゃないかと思うんですが、なぜ白岳小学校なのかなということをずっと思っておりました。
 そこで風速、風向を見ましたら、明立とか二河小では、大体南西の風が年間を通じて吹いております。ところが白岳小学校では一定しておりません。風向がさまざまに変わる、それと風力がどうも強いようであります。風速が変わる、風力が強いところではかっても、正確なデータが出ないのではないかと思います。それとさっき戻りますが、距離で2倍、広支所に比べたら2倍のところではかります。1キロと2キロ、2倍になりますと、立方体ですから、立方根になりますですね──ということは8分の1になります。ということで、今までのデータを見てみますと、7月はクリアするんですが、1月の測定値が0.092ということになりまして、これを8倍しますと環境基準の0.6を超えます。年平均の0.082も、これも8倍しますと0.65ということで、微妙に環境基準を超えるということで、要は、広支所ではかったら超えるので白岳になったんじゃないかということをちょっと思わざるを得ないんですが、なぜこの2倍の距離のあるところで、それも風速が変わるところ、風力の強いところ、広の端っこではかるのがどうしてか教えてください。

船岡環境部次長 まず、白岳ではかる理由は、あそこに大気の環境の測定ポイントとして局舎があるわけです。そこでいろんな大気の測定を行っておりますので、並行してやっております。それと、確かに遠くに離れておりますけども、住宅街の一般環境調査ということで、国の方の指針に基づいて一般環境調査ということで、あそこの地域でやっております。
 以上です。

岡崎委員 素人考えですが、広の真ん中の広支所ではかる方がいいのではないかということを思いますし、設備があったということなんですが、以前は高等専門学校寮ではかっていたと思うんですが、この辺はどうでしょう。

船岡環境部次長 確かに、広古新開の県の敷地内ではかっておりましたけども、その敷地を県が売却しましたので、移転をせざるを得なくなりまして、しかも公共の施設でないとお金がかかりますので、一応いろいろなところを当たりまして、白岳の小学校の方へ移転させてもらいました。
 以上です。

岡崎委員 今の設備が使えなかったということで、だったら広支所だったらいいんじゃないかなということを思いますが、ぜひそういった面に正確なデータが出るように、特に広というのは、例えば横路の方は空気がとどまるようなところもありますので、そういったところでもはかるべきじゃないかなということを思います。



平成14年度決算委員会
ダイオキシン
☆広地区で大気のダイオキシンの測定個所は何カ所で年何回測定するか。

★白岳で年2回測定している。

☆季節によって風向きは変わる。冬は北風が吹く。測定個所を増やすべきではないか。

★風向きが変化してもいいように7日間のサンプリングをしている。

☆白岳まで2kmはあると思う。焼却場に近い工業技術試験所とかで、測るべきではないか。

★測定場所を探している。

☆白岳は住宅密集地ということもあって選ばれたと思うが、距離が倍になると立方根なので、測定値は1/8になる。焼却場の近くでも測定して欲しい。



平成12年予算特別委員会
◆岡崎委員 大気・土壌中のダイオキシン類測定分析についてお尋ねします。
 大気中のダイオキシン測定は何カ所で測定されますのでしょうか。

◎船岡環境管理課長 来年度の予定は3地区で年2回やります。これは大気だけです。

◆岡崎委員 北東方面は呉高等技術専門校寮でしょうか。

◎船岡環境管理課長 そのとおりでございます。

◆岡崎委員 ダイオキシンの測定箇所がなぜ2キロメートルも離れた場所なのでしょうか。アセスメントからも広支所か労災病院で測るべきではないでしょうか。

◎船岡環境管理課長 これは有害大気の一部として測定を開始しております。ですから有害大気のときのマニュアルが一般環境地区ということで設定されておりましたので、広地区の広古新開でやっております。