電磁波規制




平成22年度予算委員会
 環境監視・測定・分析機器整備費について質問します。
 携帯電話、無線LAN、Wi‐Fiなどの普及で、世界的に電磁波が問題になっております。WHOの報告で、3から4ミリガウスの電磁波を常時浴びると、小児白血病が2倍、死亡率が4.53倍になると発表がありました。死亡率が高いのは、一たん病気になると治りにくいからだそうです。イギリスはWi‐Fiの規制と、送電線の周辺は住宅が建設できなくなりました。オランダは携帯電話中継基地の建設をとめたところがあります。日本でも奥州市で保育所の建設がストップになった例があります。ところで、世界の先進国で問題になってる電磁波の規制について、国の規制はあるのか、あれば測定機器の配備が必要になると思うんですが、どうでしょう。

平本環境部副部長 電磁波の情報については当課は詳しくはありませんが、国の基準としては総務省が電波防護指針値というものを出しておると聞いております。それで、測定機器の整備についてですが、電磁波の測定は事業者が行うものと考えておりますので、当面の予定はありません。

岡崎委員 わかりました。電磁波の問題は小児白血病がふえること、体内ホルモンがかく乱することと言われております。夜中に放出されるホルモン物質メラトニンが常時放出されまして、昼か夜かを体が判断できなくなって睡眠不足に陥ったりするそうであります。私は、呉市の今電磁波を測定しております。残念ながら市役所周辺は電磁波が基準以下でありました。といいますのが、多分電線が地下埋設だからだと思います。自然界にも今影響が出ておるようです。都市部からハチがいなくなったそうでありまして、これもアインシュタイン博士がおっしゃるには、ハチがいなくなると人類は4年で死ぬだろうと言われております。ぜひよろしくお願いします。