エコフィード事業




平成21年度予算委員会
☆怪しいエコフィード事業  小学校給食運営事業P263  221,067千円

質問 エコフィード事業、20年度からされとると思うんですが、21年度も実施されるんでしょうか、お尋ねします。

答弁 21年度も、実施する予定でございます。

質問 エコフィード事業のこの事業を手がける業者は、お尋ねするんですが、原小学校と昭和東小学校で残飯堆肥化をしておられる業者なんでしょうか。

答弁 今年度については、その業者でございます。

質問 では、聞くんですが、エコフィード事業をこの業者が手がけることになったのはなぜなんですか。入札ではないんですか。

答弁 今年度、これは学校じんかいの収集業務の中で、費目は学校給食運営事業じゃなくて学校衛生管理事業の中なんですけども、学校じんかいの収集契約、これは入札でやらせていただきました。収集業者の方から、給食の残渣を今まではずっと焼却処分をしとったわけでございますけども、何とか資源化したいということでエコフィード事業に取り組んで、教育委員会としてもそのほうが再資源化につながるということで協力をしとるところでございます。

質問 今御答弁ありましたように、残飯をクリーンセンターに運ぶ契約というのは年2,011万円で今年度されております。その残飯を、業者は2校の残飯を横流しして堆肥化をして、倉橋のH養豚業者に売ってもうけておるんですが、このときのもうけというのは呉市に入るんですか。

答弁 金額的には市には入っておりません。ただ、現行、じんかい収集の契約の枠内で今エコフィードのほうに取り組まれております。当然、収集コストとか、かなり業者の方の持ち出しのほうが多いかというふうに考えております。

質問 要はこの売ってもうけた額が呉市には入っておらない、要は業者のもうけになっとるということであります。今回、このエコフィード事業でさらに30校に拡大して、さらにもうけさせようとしておるんですけど、そもそも残飯をクリーンセンターに運ぶ委託契約を2,011万円でしておるんですが、こういうふうにその残飯をよそに流すということは契約違反にはならないんでしょうか。

答弁 先ほども申し上げましたとおり、現行の2,000何万円の学校じんかいの収集契約の枠内でエコフィードを進めてます。現在、小学校32校、旧市内の学校ありますが、生ごみ処理機を置いとる2校を除いて30校で現在やっております。

質問 どうなんですか、今後これ拡大して、例えば全校に広がったときに、クリーンセンターに残飯を運ぶという契約そのものがなくなってしまうんではないですか。

答弁 21年度からは、いわゆるこの生ごみのエコフィードとほかの一般の学校ごみは分けて発注する予定にしております。

質問 ところで、そういった今まで2校で堆肥化してきたこと、あるいはこの事業、エコフィード事業を進める、このことは教育経済委員会には報告はされたんでしょうか。

答弁 委員会のほうには御報告をしておりません。エコフィードにつきましては、昨年の実は9月、2学期からスタートした事業でございまして、この1月末で大体給食残渣が約48トン出とりますが、そのうちいわゆる豚のえさになったのが11トンということで、CO2の削減にもつながっておりますし、先ほど申し上げましたように残渣をそのまま焼却処分するんじゃなくて、いわゆる再資源化ということで、大きく言えば循環型社会の構築の一端になっとるということで考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いします。

質問 今まで30年間、この業者に対して随意契約で5,000万弱で契約してきた、今は小村市長になりまして入札にはなりましたが、今度はこういうふうにエコフィード事業を進めるということで、それをまた教育経済委員会に報告しないというのは私はよくないと思いますので、考えていただきたいと思います。


【学校の残飯を焼却場に運ぶだけの仕事を30年間5000円で入札でなく随意契約してきました。(※岡崎の指摘で入札に) 今度は残飯を倉橋の養豚業者に横流しするのを黙認し、30校に拡大し、さらに業者をもうけさそうとしています。また、この事業のことは議会に報告していません。呉市教育委員会はどこまで腐っているのでしょうか。】