福祉食堂
令和5年3月定例会予算特別委員会
◆岡崎委員 予算書の153ページ、庁舎管理費
9階の食堂の件なんですけれど、マスクも昨日で終わりまして、5月頃になるということで、今、9階の食堂は新型コロナワクチンPTが入られているんですけれど、そんなに長くないんじゃないかと思います。そこで、もし9階の食堂から新型コロナワクチンPTが出られたとき、今後どうするかという案がありましたら教えてください。
◎村本管財課長 元食堂でございます。委員おっしゃいましたように、1年ほどワクチンが延びるということでございますが、今現在、サウンディング型市場調査等を実施したり、他市の状況などを調査している状況でございます。新型コロナワクチンPTがいなくなった後に何にするというのは、今現在決まってないんですけれども、これからまた、そういった調査が固まりましたら、できるだけ早い段階で御報告できればと考えております。
◆岡崎委員 ありがとうございます。もし、その食堂で使われるんでしたら、福祉のほうも御協力いただきたいし、障害者雇用にも御協力いただきたいということで、よろしくお願いいたします。
令和3年12月一般質問
(1)本庁元食堂の現状
【質問文】障害者雇用機会の創出で質問します
本庁9階の元食堂の現状を教えてください。
【答弁】
本庁舎9階でございますが,現在,新型コロナウイルス接種体制確保事業プロジェクトチームの執務室として活用しております。
また,これと並行し,このプロジェクトの事業終了後を見据え,現在,活用方法を限定しない形で9階のサウンディング型市場調査を実施しております。
これは,広く民間事業者等の活用ニーズの把握に努め,今後の活用の参考とさせていただくための取組です。
いずれにいたしましても,ニーズの把握や社会情勢を踏まえた上で,本庁舎に何が必要かをしっかり見極めながら,有効活用を検討して参ります。
(2)福祉レストランの検討
【質問文】宇都宮市、堺市、笠岡市、新居浜市で福祉レストランをしています。呉市でも障害者雇用の場としての福祉レストランを活用の一つとしてお考えいただけないか。
【答弁】 働く意欲のある障害者が,その適性に応じて能力を十分に発揮することができるように,就労を支援し,働く機会の確保を図ることは非常に重要である。
現在,市の庁舎を活用した取組としては,障害者就労施設で製作した物品等を販売するシビックマーケットを,本庁舎では毎週水曜日に,広市民センターでは毎月第2・第4金曜日に,昭和市民センターでは偶数月の第3木曜日に開催し,販売の促進に努めている。
その他に,障害者就労施設での仕事量の確保やスキルアップ,販路拡大などを支援し,平均工賃の向上に向けたアドバイザーの派遣や,企業に対して,障害者の一般雇用や雇用支援策に関する理解を促進するための講演会を行う・など,障害者の雇用機会の創出に取り組んでいる。
他市において,障害福祉サービス事業所が,就労継続支援A型やB型事業所として,市庁舎の食堂を運営し,障害者雇用促進の場として活用されていることは,施設の有効活用,職員や市民への障害者就労に対する理解促進などの効果もあり,有意義な取組であると考える。これらの事例やニーズ,可能性などを研究し,障害者の雇用施策の更なる推進を図っていきたい。
【提案】障害者の中には特殊能力を持った方もおられます。他市の福祉レストランですが、常連のお客様70人のお好みのご飯の量を記憶していて、何も言わなくても好みの量のご飯が出てくるところがあります。視覚障害者が魚の固さや弾力、脂の乗りを指先で感じながら精密に包丁を入れると最高においしい刺身ができるのではないかと思います。
行政は障害者を世に送り出すしくみを作るべきです。9階の食堂だけでなく、道の駅候補のポートピアパークには乙女椿があります。市の休んでいる施設を活かして、障害者が社会に参画するしくみをつくって下さいますよう要望致します。