外出時の緊急通報
令和7年12月一般質問
外出時の緊急通報
ア 外出時の緊急通報の方法
【質問】 先程,答弁していただいた緊急通報装置は,自宅で使用するものですが,呉市には,外出先で調子が悪くなった際に緊急通報する仕組みはありますか。また,身内がGPSなどで位置情報を探る位置情報探査システムへの補助制度はありますか伺います。
【答弁】
外出時に事故や体調不良等になった場合,周囲の人が異変に気付き消防局へ緊急通報してくれることが想定されるため,外出時の緊急通報に対する取組は行っておりません。
また,位置情報探査システムへの補助制度は,認知症高齢者の一人歩きによる事故の防止と安全確保を図るため,端末機等の購入費等を補助する制度(機器購入費等の初期費用の3/4を助成,上限2万円)はありますが,その他の虚弱高齢者への補助は行っておりません。
イ 民間の緊急通報と連携してはどうか
【質問】 呉市には,外出先での緊急通報に対する取組がないことが分かりました。
それでは,民間には様々な緊急通報の仕組みがあると思うので,民間の緊急通報と連携してはどうでしょうか。例えば,民間に協力をしてもらうために,市に登録する仕組みをつくり,「おとしよりの便利帳」に登録事業者を掲載することができないか,当局の考えをお伺いします。
【答弁】
民間には,外出時でも緊急時にボタンを押すだけで家族に連絡が行くものや,事業者による駆けつけサービス,GPS機能による見守りサービス等,数多くの緊急通報の仕組みがあります。
今後,こうした仕組みを有している民間事業者に対し,緊急通報システムを登録するよう働きかけ,市民の皆様からの相談時等において,登録事業者を紹介できる仕組みづくりを進めてまいります。
また,登録事業者の掲載先については,ご提案いただいた「おとしよりの便利帳」への掲載を検討し,呉市ホームページに掲載いたします。
【提案】私の母は貧血で倒れることがしばしばありました。認知症高齢者になるまでにも外出先で意識を失う方は少なからずおられると思います。民間の緊急通報システムにはGPSで家族が捜索者の位置を探れるものもあります。アプリによってはお互いの位置情報を表示できるものもあります。安全・安心な社会実現のための市の情報提供広報と民生委員さんに情報提供をよろしくお願いします。