学校統廃合



小学校の統合問題
平成16年6月定例会
◆17番(岡崎源太朗議員)
 次に、吾妻小学校、上山田小学校の統合問題についてお尋ねします。
 平成17年の両校の統合が予定されております。新しい方針が打ち出され、新しい校歌、校名で進められるとお聞きしますが、現在の進捗状況と今後の大まかな予定を教えてください。
 それと来年の統合以降、吾妻小学校の跡地利用について関心が高いところですが、現在計画があれば答えてください。

◎理事[兼]学校教育部長(崎本賢次)
 (4)の吾妻小学校、上山田小学校の統合問題について、ア、現在の進捗状況、イ、吾妻小学校跡地の利用計画、ウ、通学区域の自由化、3点についての御質問でございます。
 1点目の吾妻小学校、上山田小学校の統合の進捗状況についてでございますが、まず新しい学校名につきましては、現在公募という手法を活用しながら、応募された校名案をもとにPTA会長、自治会長など地元の代表者で構成している検討委員会で検討しているところでございます。7月中には新しい学校名が決定するものと考えております。校名が決まれば、そのイメージに沿って校歌、校章につきましても順次決めていく予定としております。
 次に、通学路の安全確保につきましては、PTAの意見を伺うとともに、私どもの職員が実地見分し、横断歩道の設置など種々の安全対策について、現在警察署を初めとする関係機関と協議を重ねているところでございます。
 また、児童の交流につきましては、例えば春の遠足では両校が同じ場所に行き交流を深めたところでございます。
 以上のように、今後も統合に向けてのスケジュールに沿って着実に準備を進めてまいりますのでよろしくお願いいたします。
 2点目の跡地利用につきましては、庁内の関係部局が集まって、これまでに2回の検討会議を行ったところでございます。今後、検討作業を進める中で、議会や地元とも協議しながら、望ましい活用方法を決めてまいりたいと考えております。



学校統廃合
平成15年6月定例会
◆岡崎源太朗議員 次に、学校統廃合のあり方について質問いたします。
 2つの学校が統合されるとき、片方の学校が廃校になり、もう片方の学校が存続するとすれば平等とは言えず、不満が出ます。両方の学校を廃校にし、新たな学校として第1期生から出発することが最も公平な進め方であると思われます。
 ところで、来年から実施される統廃合についてどのように進められるのか、手順と方法をお示しください。

◎理事[兼]学校教育部長(崎本賢次)
 続きまして、3の学校統廃合のあり方についてでございます。
 学校統合の手順と方法についての御質問でございますが、これまでにも答弁させていただきましたように、まず第1に、統合によって新しい学校をつくっていくという考えのもとに、議員御指摘のように、新たな敷地で新しい学校としてスタートするのが最も望ましい形であると考えております。しかしながら、新たに学校敷地を求めることが困難な場合が多く、このようなケースでは統合対象のいずれかの敷地、施設を利用することとなりますが、この場合におきましても一方が他方に統合されるということではなく、あくまでも新しい学校をつくっていこうという考え方で取り組んでまいります。
 また、新しい校名、校歌等につきましては、保護者や地域の方々で構成される検討委員会を設け、決定してまいりたいと考えております。その際、通学路の安全対策につきましても、あわせて御意見を伺いながら、安心できるものをつくってまいります。
 なお、統合を進めるに当たりましては、児童生徒、教職員、学校にとってのメリットやスケジュールをお示しする中で、なぜ統合が必要なのかについて教育委員会としての考えを具体的に説明し、保護者を初めとする関係者の理解を求めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



平成12年予算特別委員会
◆岡崎委員 では、43分ありますので怒らずに教えてください。
 179ページの学校適正規模適正配置事業についてお尋ねします。
 小学校と中学校の統合ですが、さきの答弁で、クラブ活動の頭数が足りないからというのがありましたが、どうも小学生が球拾いに使われるのではないかということがあります。もう一つは、小学校と中学校の先生が交流をするということですが、情報交換するということで、例えば「おまえの兄貴は中学校で悪だそうだ、おまえも同じじゃないか」という先生からいじめられるのではないかということがあります。実は、油木で暴力事件がありました。これは、油木町では小中一貫教育をしているそうでございます。内容では、小学校でずうっと女性の先生から6年間いじめを受けてきた。また3年間つき合わされるのかということで、思い余って暴力を振るったということがありました。生徒を管理することより育てることを考えるべきではないかと思います。名前が「学生適正規模適正育成事業」にするべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。お願いします。

◎木村学事課長 小中学校の統合ということについてのお尋ねでございますが、私どもが考えております小中学校の統合、そして、そこで行う小中一貫教育でございますが、これは、小学生、中学生、異年齢の子供たちが触れ合うことによって、人間関係を深め、そこに心の通い合う状態をしっかりとつくる。そして、より好ましい指導をそこで行っていくと、こういうものでございまして、先ほど御質問のような具体的な球拾いの例であるとか、兄弟関係の問題であるとか、こういったことが懸念されるのではないかという御質問だと思いますけれども、これらにつきましては、積極的に異年齢の交流の場を設けることによるメリットというものをしっかりと取り上げ、それを指導に生かしてまいりたいというふうに考えております。

◆岡崎委員 メリットも多くあると思いますが、ぜひデメリット、例えばかつあげが行われるのではないかということも懸念されるので、そういったこともお考えいただければと思います。