野呂山芸術村
平成29年 3月定例会 予算特別委員会
◆岡崎委員 これが約400万円ということですが、火曜日までに開催された野呂山芸術村交流展に一体何人の人が来られたか、お尋ねします。
◎神垣文化振興課長 もとの野呂山芸術村交流員が川尻まちづくりセンターの4階多目的ホールで交流展を開催しておりますけれども、5日間で約330人来られたと聞いております。
◆岡崎委員 この芸術村の生徒数というのは何人おられるんでしょうか。
◎神垣文化振興課長 特に生徒数はありませんので、各事業ごとに参加していただいて、ワークショップのほうに加わっていただいているということでございます。
◆岡崎委員 ほぼ地域の行事じゃないかと思うんですが、いっそ公民館事業にできないものでしょうか。
◎神垣文化振興課長 野呂山芸術村事業は、野呂山のレストハウスを拠点として、そのほかにも呉市立美術館や蘭島閣美術館で芸術村作品の展示をするなど、全市的な文化芸術活動の環境づくりを行っております。おおむね地域に限られたまちづくりセンターの事業とは性質が異なっているものと考えております。
◆岡崎委員 書道教室よりはつばき学級にお金をかけるべきだと思います。費用対効果といいますでしょうか。
平成28年度予算特別委員会
次に、263ページ、野呂山芸術村運営事業についてお尋ねします。
これまでの経緯と現状を教えてください。
佐古文化振興課長 野呂山芸術村運営事業についてでございます。
野呂山芸術村については、平成8年度に文化庁の事業採択を受けて事業を開始しました。平成8年6月から平成27年3月まで、12名の芸術家を交流員として招聘してまいりました。この事業の推進のために、地元学識経験者、行政等で実行委員会をつくっておりますけれども、その委員会において、平成25年度と平成26年度に、事業の見直しと今後の芸術村のあり方について協議を進めました。その結果、滞在型交流員の制度を廃止し、新たに、大学等の提案による事業の採択、地域の芸術家の活用、退村した交流員の活用という三つの施策を推進することといたしました。具体的に申しますと、本年度においては、広島市立大学の提案により、現在レストハウスにおいて行っておりますけれども、学生が描いた「くれ三十六景」という絵画展を実施しているほか、川尻町の文化団体による日本画展、退村作家4人による講演会やワークショップなどを開催いたしました。
岡崎委員 御丁寧な御説明ありがとうございました。結論的には、今、展示だけなんかなと思います。展示だけなら、レストハウスよりも、野呂高原ロッジか横の筆づくり資料館で展示したほうがよろしいのではないかとも思います。
ついでに、野呂高原ロッジで書道の合宿を企画してはどうかと思うんですが、いかがなもんでしょうか。
佐古文化振興課長 先ほど申しましたように、この事業につきましては、設立当初から国内外の芸術家を招聘しまして、絵画を軸に事業展開をしてまいりました。委員仰せの新しい事業展開につきましては、今まで我々が積み上げてきたものとは多少違うような気もいたしますけれども、選択肢の一つとして研究してまいりたいと考えております。
岡崎委員 あのレストハウスは展望台にありまして、絵を見るよりも大自然を見たほうがどう考えてもいいと思います。逆に、野呂高原ロッジというのは、あそこへ立ちますと海も大して見えるわけでもないし、ですからどっちかというたら合宿所で使ったほうがいいかなということを私ながら思わさせてもらいます。
平成20年予算委員会P281
平成15年決算委員会
☆野呂山芸術村運営事業
もともと国の補助で始まった事業だ。
国の補助がなくなったのならこの事業をする理由がない。なぜうち切らないのか。
答弁 平成9年から5年間文化庁の補助事業で始めた。せっかく補助を受けていたので、今後も継続していく。
4人の画家と142人の受講者のためだけに、1700万円も経費をかけるのはおかしい。
平成16年度決算
☆野呂山芸術村
質問 受講者177人のために1400万円使っている。国が補助を出していたから続けていた事業だ。既に国が手を引いたのに事業を続ける理由は何か。
答弁 芸術活動が一部の地域に限った活動ではなく、芸術家の方が呉市民との接点を数多く取り入れながら活動をしている。
質問 巡回指導をするとか呉市全体の芸術レベルを上げるよう要望する。
参考 野呂山の山の上に芸術村美術館があります。誰が見に行くのでしょうか。