ゴミ袋



令和6年3月定例会予算特別委員会
◆岡崎委員 では、3行下に行きまして、ごみ減量化推進事業についてお尋ねいたします。
 毎回、ごみ出しをさせていただいておるから分かるんでございますが、何となく赤い可燃袋が、軟弱になったような気がいたします。今朝もごみ出しで少し破れてしまいました。破れて中が見えますと、カラスが寄ってまいります。パッカー車へ積み込んだときに、ごみが落ちますので、ごみステーションの掃除をしないといけなくなるんでございますが、可燃袋が軟弱になった理由というのを教えてください。

◎稲葉環境政策課長 岡崎委員、今日もごみ袋が破れたという話なんですね。余談なんですけれど、実は私も、先月ごみ袋が破れたことがあります。これは、事情なんですけれども、ごみを捨てようと思って、ちゃんと縛って出そうという準備をしとった後に、忘れていたごみを、ねじ込もうとしてやったときに、荷重に対して耐えられんのじゃなくて、何か鋭くなってごみ袋と平行に行くと、さすがにそれは破れていくんだなと、それは、私も実体験として感じております。
 前の袋と比較してということであれば、皆さん御存じのとおり、見た目上では、ロール式から、平袋に変わっておるところが一番大きいと思います。それからもう一つは、バイオマスプラスチックを10%配合しておる部分が変わったところだと思います。もちろん製袋メーカー自体も変わっていますので、バイオマスプラスチックを入れた事情なのかどうか分かりませんが、多少赤の色みも変わっているのが現実であります。新旧いずれのごみ袋もなんですけれども、これまで発注の仕様の中で、品質検査という項目を設けております。その中で、国内の第三者公的機関で指定袋の検査を受け、指定袋の種類ごとに検査機関が測定、作成した検査報告書を提出することと記載しております。それに基づきまして、今使われているごみ袋についても、一般財団法人化学研究評価機構、高分子試験・評価センターというところが作成した試験報告書の提出をしていただいております。破れやすさという話でいくと、厚みの話かも分かりませんけれども、岡崎委員は、多分40リットルを使われているんじゃないかと想像するんですけれども、40リットルの場合でしたら厚さは0.03ミリで、これまでと変わりません。試験の結果で厚さ0.03ミリを超えているというのは、検査報告の中で出されておりますので、シチュエーションがよく分かりませんけれども、もう少し優しく扱っていただければと思っております。

◆岡崎委員 実は私だけではなくて、何人かから連絡をいただきまして、恐らく、それぞれの優しさが少し足りなかったのではないかということを思わさせてもらいます。今分かったことは、バイオマスプラスチックという素材がごみ袋に適していないのではないかと思います。実はごみ袋の厚さをこちらでも測定させていただきましたら、0.028ミリから0.030ミリと、多少厚さの幅がございました、厚さが均一でないということから、これは素材が加工しにくいタイプではないかと思われます。それともう一つ、軟弱素材を使ったために45リットル袋の取っ手がもたなかった。だから、売上げ枚数2位で売上額トップの45リットル袋を廃止にされたのではないかと思います。ということから、不適格な素材と、それによって45リットルをなくした経緯というのを教えてください。

◎稲葉環境政策課長 45リットルをなくした経緯は、要素の一つとして、バイオマスプラスチックを導入することがございました。環境基本計画の中でも、ゴールとしては、バイオマスプラスチックは25%までやっていくという計画をしております。そのときの市民アンケートで意見が多かったのは、ごみ袋の販売価格を上げないということならいいという答えが圧倒的に多かったというところがあります。令和4年度までは、3年ごとの契約で、ロール式とか、仕様自体を結構固めていたんですけれども、平袋でもいいとか、もう一つは、保管受注配送と分離しまして、袋の製造だけに限定して入札をかけることで競争性が働きました。令和6年度は既に入札が終わっていますけれども、令和5年度は、2者であった参加者が4者まで上がりまして、経費もすごく落ちております。今のところこの原資を使って、バイオマスプラスチックを25%まで上げていきたいと考えております。あと、先ほど沖田委員の質問の中で、我々は、今からプラスチックを集めていこうと考えていますというお話をさせていただきました。どちらかというと、大きい袋を使われていた方が、プラスチックを資源に分別することによって、燃えるごみの中身が減っていくと思っています。そういった形になりますと、今の時点では45リットルのごみ袋をまた作るというお話は考えにくいのかなと思っております。

◆岡崎委員 大変正直な答弁ありがとうございます。ここで分かりましたのは、45リットルのごみ袋をなくす目的が、要は素材として不適格なバイオマスプラスチックを使うためであるということを教えていただきました。
 ここで提案でございますが、素材を元に戻すことと、素材を元に戻すと頑丈になりますので、45リットルのごみ袋の製造が、また再開できますので、これを元に戻すよう要望いたします。



令和5年12月定例会
ごみ袋のサイズ
◆29番(岡崎源太朗議員)
 次に、呉市指定ごみ袋のサイズについてお尋ねいたします。
 最初に指定袋が出されたときは45リットルのごみ袋がありませんでした。そのことから、川尻の一部の方を中心に、45リットルのごみ袋を作れ作れ運動が起きまして、私は、平成17年、平成18年、平成19年の予算特別委員会で質問させてもらい、45リットルのごみ袋の製造が始まりました。そもそも、なぜ45リットルのごみ袋かと申しますと、40リットルのごみ箱が売っていないからでございます。40リットルのごみ袋は、45リットルのごみ箱にかけようと思っても、かぶさりません。実際に安芸郡、東広島、呉のホームセンターを回りまして、10個ほどいろいろなタイプの45リットルのごみ箱を買ってまいりましたが、どうしてもかぶさりません。ごみ袋の製造枚数を見てみますと、ごみ袋サイズ5種類中、45リットルごみ袋の製造枚数は、平成30年と令和元年度は第3位でございます。令和3年と令和4年は第2位で、全体の23.8%を占めております。ほぼ4分の1。売上高はトップで、全体の33.8%、3分の1を占めております。
 ここで質問します。
 40リットルのごみ箱を販売していなく、不便です。製造枚数2位で、売上高トップの45リットルごみ袋を廃止した理由を教えてください。

◎環境部長(鍵本浩一) 45リットルの可燃用指定袋を廃止した理由についてお答えいたします。
 指定袋の原材料に今年度から新たにバイオマスプラスチックを導入することや、昨今の原油価格の高騰により、原材料コストが上昇していることから、市民の皆様に負担を求めることがないよう、その上昇幅を指定袋の種類を減らすことによる製造コストの削減で補おうとしたことでございます。
 指定袋の種類の削減については、市民アンケートや他都市の状況を参考にいたしました。令和3年6月に実施いたしました市民アンケートにおいて、可燃ごみ用指定袋のサイズの中で不要と回答した割合が最も高かったのは10リットルで、次いで、45リットルでございました。また、指定袋を導入している中核市及び県内市のうち、可燃ごみ用の指定袋を4種類としている自治体全てが最小サイズを10リットル、またはそれ以下としております。これらの状況を踏まえ、本市では小規模世帯が多いことや、大きい袋をなくすことでごみの減量化につながることを期待して、可燃ごみ用指定袋10リットルは現行のままとし、45リットルを廃止したものでございます。

◆29番(岡崎源太朗議員) 繰り返しになりますが、45リットルごみ袋は売上げ枚数2位だそうでございます。人気ナンバー2のごみ袋が市民アンケートで、不要ナンバー2だそうですが、ずさんなアンケートだったことが推察されます。製造コスト削減で種類を減らさないといけないのなら、ナンバー2ではなく、人気最低の10リットルごみ袋をなくすべきだったんじゃあないでしょうか。10リットルごみ袋の廃止が無理なら、その次に不人気の20リットルごみ袋を廃止すべきだったんじゃないでしょうか。40リットルのごみ袋にしたら、ごみがひょっとしたら削減になるのではないかと、40リットルごみ袋をうっかり作ってしまって、ごまかすために人気ナンバー2のごみ袋をなくそうと、今回、画策したのではないですか。40リットルごみ箱は市販していません。市民から乖離し、一般常識から逸脱しています。前回、45リットルごみ袋を作ってもらうまでに4年かかりました。訴えて4年かかりました。これからも45リットルごみ袋を作ってもらうために訴え続けてまいります。末永くよろしくお願いいたします。



令和5年3月定例会予算特別委員会
◆岡崎委員  207ページですが、衛生費、清掃費の中のごみ減量化推進事業の中の指定袋制度の推進で、45リットルごみ袋を製造してもらいたいということで質問させていただきます。
 最初に、指定袋が出されたときは、45リットルの袋がなかったんです。そのことから、川尻の方を中心に、45リットル袋作れ作れ運動が起きまして、私は平成17年、平成18年、平成19年の予算特別委員会で質問させてもらいました。そもそもなぜかといいますと、40リットルのごみ箱って売っていないんです。45リットルのごみ箱にかけようと思っても入らないんです。実際に、安芸郡、東広島、呉のホームセンターを回りまして、10個ほど、いろいろなタイプの45リットルのごみ箱を買ってきたんですけれど、どうしてもかぶさらないんですね。そういったことから、市民の願いは、規格品の45リットルごみ袋を作ってほしいということなんですけれど、そもそもなぜこれを来年度からなくすのか教えてください。

◎稲葉環境政策課長 昨今、燃料費の高騰であるとかということがございまして、材料の価格がかなり上がってきております。そういった価格を変更せずに、脱炭素に向けて、バイオマスプラスチックを入れていくとか、そういったことを考えていく中で、令和3年度に市民アンケートを取りましたところ、価格を改定しないのであれば、そういったことを取り組んでもいいという意見が大半を占めておりました。コストを抑えるためにどうするべきかという中の選択肢の一つとして、最も利用が少ない45リットルの袋を廃止するという結論に至ったものでございます。

◆岡崎委員 40リットルまでの袋は薄くて踏んだら割けてしまうんですけれど、45リットルの袋は分厚いんで、踏んだらたくさん入りまして、50リットルぐらい入るんですけれど、踏むことで、ごみの減量に協力をしておった次第なんです。40リットルと同じ厚さの材質で作ってもいいのではないでしょうか。要は、製造コストが合わないから45リットルを廃止すると思うんですけれど、そういった業者の都合ではなくて、同じ材質で作ることはできなかったのかお尋ねします。

◎稲葉環境政策課長 委員が言われた厚みのことですけれども、40リットルと45リットルの厚みは一緒でございます。

◆岡崎委員 分かりました。前は違っていたんです。
 これからも、45リットル作れ運動をしてまいりたいと思いますし、私が議員で残ることができれば、今後もずっと訴え続けてまいりたいと思います。45リットルの廃止のことがあるので、反対させていただきたいと思います。



平成19年予算委員会
質問 手頃なのゴミ箱は45Lだ。しかし、呉市のゴミ袋大40Lなのでふちに被さらない。不便と言われる。サイズ変更しないか。

答弁 平成20年4月からのゴミ出しルール統一に向けて準備を進めている。その中でゴミ袋のデザイン、規格等を考えて参りたい。

質問 ゴミ袋を黄色にするとカラスからは見えない。
実施した自治体からはどこもいい返事がある。どうか

答弁 採用した杉並区、臼杵市、見送った札幌市、御用市こういった自治体のデータ、現状を見て早急に研究して参りたい。

質問 農産物に黄色い袋をかぶせるとかじられないそうだ。



平成18年予算委員会
☆ゴミ袋 213指定袋制度の推進
◆岡崎委員 次、213ページ指定袋制度についてお尋ねします。
 去年も言ったんですが、呉市のごみ袋の大は40リットルであります。一般に市販しているごみ箱というのが45リットルでございまして、ごみ箱にかぶせようと思ってもかぶさらないんであります。これ以外にもいろんなタイプのごみ箱を買いまして、うちはごみ箱だらけになってしまったんですけど、全部縁にかぶさりませんでした。大変使いにくいということで、45リットルもつくってほしいという要望があるんですがいかがなもんでしょうか。

◎岡田環境政策課長 今からそういった容量についてもまた検討課題にしていきたいと思うんですが、ただ御理解いただきたいのは、廃棄物審議会とかごみ袋の事業者選定審査会等でも、ごみ袋の容量とか考えて決めております。45リッターよりは40リッターの方が5リッター減量できるじゃないかというようなこともありまして、40リッター、20リッターというような燃えるごみについてつくっておるんですが、30リットルもつくってないというような、これも工夫の一つでございまして、その辺も御理解いただきたいと思います。

◆岡崎委員 実際問題、私も呉から坂までのいろんなところを回ったんですけど、この40リットルのごみ箱というのはありませんでした。ですから、こういうどうしてもかぶさらないということで、ぜひ今後の御検討でよろしくお願いしたいと思います。



平成17年予算委員会
☆ゴミ袋
@呉市ゴミ袋の大は40リットルだ。しかし、一般に市販しているゴミ箱は45リットルだ。
先日、形の違う45リットルのゴミ箱をいくつか買い、袋をかぶせてみたがゴミ箱の縁にかぶさらないので大変使いにくい。→
東京都指定の45リットルの袋は丈が長いので、ふちに被さってちょうどいい。
サイズを45リットルにすべきではないか。

答弁 廃棄物審議会で審議し、先進事例を調べて容量を決定した。

@検討委員会でも試作品の装着試験をしたと思うが、どのようなゴミ箱を使い、そのときの意見はどうであったか。

答弁 実際に袋をポリバケツに装着したかどうかは伺っていない。

@カラスはゴミ袋の中のものを見ておそってくる。
黄色にしたらカラスには見えないそうだが、黄色にする考えはないか。→

答弁 カラスは学習能力があり、抜本的な対策はない。

(すでにあきらめモード)
@他市では、スーパーのレジ袋のポイントとゴミ袋が交換できるところがあるらしいが、呉市ではどうか。

答弁 実費で販売しているような所は景品等で交換できるが、呉市はごみ処理費用の一部を手数料として頂いている形なのでできない。

@レジ袋1人1日0.9枚として24万人で、1年間に7800万枚790トンになる。
レジ袋のポイントと交換できる用にした方が、レジ袋削減になると思う。