ごみ収集事業



令和6年決算特別委員会
ごみ収集事業
◆岡崎委員 広島県に行きまして、広島県環境局から一番新しい令和5年6月の資料を頂いてきたんですが、ただ資料の内容は、令和3年度の状況でございますので、数字がちょっと違うかも分かりませんが、直営率の表を見ますと、23市町の中で、呉市は下から2番目で、ちなみに庄原市が直営率70.45%で、呉市が、当時37.1%だったんですけれど、令和5年の直営率が幾らぐらいで、近年の順位が幾らぐらいだったのかをお尋ねいたします。

◎西国環境業務課長 お尋ねの収集の状況でございますが、令和5年度に呉市のほうでも県内の他市の調査をいたしました。東広島市、竹原市、三次市のほうでは、100%完全民営化となっておりました。広島市では、委託率が85%、三原市のほうで78%、福山市のほうで62%、尾道市のほうが56%となっておりました。
 呉市になりますが、主要な施策の成果等に関する説明書122ページの(目)ごみ処理費の1、ごみ収集事業費の、ごみ収集事業の中にございます呉市内家庭ごみ収集運搬業務委託の表を見ていただきますと、可燃ごみと不燃ごみ、粗大ごみについて、それぞれ直営での収集トン数と委託での収集トン数が出ております。この収集トン数割合を見ますと、委託率は54%となります。
 しかし、123ページを見ていただいて、資源物等分別収集事業というところの中にあります分別収集(民間委託)というところの、缶・瓶・ペットボトル、紙類、有害・危険ごみの表がございますが、これも民間委託をして収集しております。このトン数を加えますと、呉市のほうでは、60.3%の委託率となります。

◆岡崎委員 委託率ということは、100から差し引いたら、直営率といいますと、39.1%になるんかなと思うんですが、どうでしょう。

◎西国環境業務課長 直営の収集率は39.7%となります。

◆岡崎委員 分かりました。実は6年前に、天応で災害を受けたときに、ごみが大量に出まして、家具や畳や瓦とか、いろんなものを、泥まみれの中で文句を言わず、7月の暑い中、収集していただいたことを思いますと、やはり直営も残しておかないといけないのかなと思うんですけれど、どうも広島県の中の順位で見ますと、まだ低いようでございますので、委託化を広めていくべきではないかなと思うんですが、お考えを教えてください。

◎西国環境業務課長 今後の委託収集の拡大の考え方というところになるんですけれど、令和8年から令和10年に第5期の委託拡大期間というのがあり、今度、新しくなるんですけれど、その期間内では、70%の委託率を目指しております。この委託収集を進めていった経緯なんですが、平成25年度以降にアウトソーシングの推進計画等の行政改革や、その整合性を図りながら民間活力の積極的な導入を進めてきております。しかし、この計画期間の中で、ごみの減量化に向けた直営ならではの市民向けの分別指導や、出前環境講座、出前トーク、各種イベントでの広報活動など、市民啓発をはじめ、すこやかサポート事業や小動物の死骸の対応、ボランティア清掃などのごみの対応を直営で行ってきております。
 そして、何より災害時における緊急時の対応など、市直営だからこその臨機応変な即応ができた、そういった重要な業務にも対処してきております。
 委託事業者に聞き取りをしましても、緊急時の対応や直接市民への対話、問合せ等は直営で行うべきであり、一定の直営体制は存続すべきという声も聞いております。
 また、今後も安定的な収集委託の維持には、現場経験に基づいた適切な市の管理監督が必須で、委託業者の資質向上を含め、指導管理、監督ができる人材の育成等、必要なノウハウを継承していくためにも、直営部門を継続する必要があると考えております。
 順次、委託拡大は実施していきますが、一定程度の直営の維持も必要であると考えております。

◆岡崎委員 ありがとうございます、直営も残しながら、委託のほうも拡大をよろしくお願いいたします。



令和6年3月定例会予算特別委員会
◆岡崎委員 予算書207ページ、一番上で、ごみ収集事業費の中から、ごみ収集事業についてお尋ねいたします。
 広島県庁で市町別の収集形態別収集量という資料をいただいてまいりました。直営収集量と全体量の割合というのを計算させていただきましたら、呉市の直営割合というのは37.5%になりまして、広島県の23市町の中で、22位となります。23市町の中で22位ということで、下から2番目なんですけれど、これがいかがなものかという質問と、直営割合を他の自治体並みにすべきではないかと思うんですが、お考えを教えてください。

◎佐藤環境業務課長 37.5%の数値が、我々の持っている数字と違うんですが、令和4年度の県内10市町の直営割合を紹介させてもらったときの数字で言いますと、資源物、可燃物、粗大ごみ、不燃物、全てを含めたごみの収集量で言いますと、呉市の直営の割合が48%、広島市が14.8%、三原市が21.5%、尾道市が43.9%、福山市が37.8%でございました。ですから、下から2番目ということになりますと、あまり数字がぴったりこないんですが、これは各市に紹介した数字で出しております。呉市の場合は、平成25年から旧市内の家庭ごみについて、15%ずつ委託拡大をしてきております。現在、資源物を含めた家庭ごみの呉市全体の収集量ベースで見ますと、昨年度が48%、今年度は15%で、旧市内の家庭の可燃ごみを委託拡大しましたので、今年度の、1月現在の数字で言いますと、直営収集率が収集量でいくと40%です。今後につきましては、第4次呉市行政改革実施計画でお示ししましたとおり、令和8年度にまた民間への委託拡大を行うということを予定しております。今の拡大の状況については以上です。

◆岡崎委員 これは県に2週間前にいただいた資料で、令和5年度の資料なんですけれど、実は調べたときは令和3年度でございまして、37.5%が48%、逆に少し悪くなっているのではないかと思います。そこで、あの苛酷な地理条件の中で収集作業していただいておりまして、これには頭が下がる思いでございます。ただ、時代の流れは民営化でございますので、どうか御理解のほどよろしくお願いいたします。



平成31年 予算特別委員会
◆岡崎委員  少し教えてもらいたいんですが、作業の方の人件費、職員の方、嘱託の方、大ざっぱでいいんですが、どれぐらい人件費かかるのか、平均の給与といいますか、教えてください。

◎藤井環境業務課長 人件費でございます。職員人件費全体で、予算書の201ページでは7億3,832万3,000円となっております。そのうち職員の人件費でございますけれども、環境業務課分が5億6,176万7,500円でございます。

◎藤井環境業務課長 1人当たりは802万5,250円になります。

◆岡崎委員 嘱託ですか。

◎大亀環境業務課主幹 嘱託の賃金は16万円です。

◆岡崎委員 わかりました。
 ですから、嘱託の方は200万円ぐらいかなと大体思うんですけれど、恐らく職員の方は経験豊かでということだと思うんですけれど、どうして同じ労働で違う賃金なのかなということと、作業時間が違うのか、その辺だけ教えてください。

◎藤井環境業務課長 作業時間につきましては、ほぼ同じでございます。

◆岡崎委員 ですから、今国のほうでは同一労働同一賃金ということが言われておりますので、差があり過ぎるのではないかと思います。
 もう一つは、収集のほうなんですけれど、うちの庁内直営の方と民間の方が来られておりまして、民間の方がごみ撤去されますと、あとほうきとちり取りで掃いていかれるんですね。そういったことを見ましたら、大変ありがたいなと思いますので、ぜひ同じ作業を目指してもらいたいんですが、いかがでしょうか。

◎藤井環境業務課長 直営の場合もごみステーション、収集後に汚れている状態がありましたらちゃんと清掃して収集を終えております。

◆岡崎委員 わかりました。ありがとうございました。



平成29年 3月定例会 予算特別委員会
◆岡崎委員  現在、旧呉市では直営、合併町におきましては民間でされておりまして、退職者が出たら順次民間委託ではないかと思いますが、これではまだまだ時間がかかってしまいます。
 そこで、お尋ねするんですが、ごみ収集事業の現業職というのは一般職にできないものでしょうか。これができたら即民営化が進むんですが、いかがなものか、お尋ねします。

◎河野人事課長 委員、大変重たい質問でございまして、私の立場ではできるできない、いい悪いというのは申し上げることはできません。ただ、他都市の例をということであれば、一部他都市では現業、技能労務職の転職試験を実施し、適性がある職員、その一部だけ一般職に転職させたという例はございます。

◆岡崎委員 わかりました。手法があるということをお教えいただきました。
 先日、民間委託されとる業者の仕事ぶりを見たんですが、ごみを積み終わった後簡単に掃除しておられました。そんなのは自治会の当番さんがやりますと言うたんですが、これは私の仕事ですとされておりました。ぜひごみ収集の民間委託も考えていただければと思います。



平成28年度予算特別委員会
岡崎委員 民営化率は今年度末幾らぐらいになるものでしょうか、教えてください。家庭ごみだけでいいです。

畝本環境業務課長 平成26年度実績で申し上げますと、家庭ごみ、資源物も合わせてでございますけれども、直営が67%、民間委託が33%でございます。

岡崎委員 たまたまですけれど、この間夕方見たら、34台のパッカー車全て帰っておったんですけれど、何時ごろまで現地でお仕事されていらっしゃるんでしょうか。

畝本環境業務課長 一応3時半をめどに収集をしております。その後はステーションの維持管理、修繕、ネットの補修とか、あとは自治会との調整等を行っております。

岡崎委員 たまたまだったんでしょうが、先週木曜日ぐらいだったか3時17分に数えたら34台ありまして、整備しておる車は1台だけでありまして、あと何していらっしゃったかなということを思う次第なんですが、大体日常的に点検整備をされているんでしょうか。再度お尋ねします。

畝本環境業務課長 始業点検、終業点検を毎日しております。それとあとは、水曜日に定期点検等も行っております。

岡崎委員 例えば4時か5時ぐらいまで作業をやってもおかしくはないと思うんです。民間を見ましたら朝5時ごろから1人で働いていらっしゃる姿も見たりするんですけれど、もうちょっと作業時間、夕方まで延ばすとかというのはお考えはないんでしょうか。

畝本環境業務課長 業務課の勤務時間が朝の8時から4時45分までとなっております。

岡崎委員 ちなみに、以前はこれに時間外手当がついておったようでございましたが、あとは要望にしますが、交通局の次はごみ収集事業であると今市長の心を読んだ次第ですが、ぜひ5時半までは外で働いたほうがいいと老婆心ながら申し上げて、終わります。



平成26年 3月定例会 予算特別委員会
 広島県に14の市がありますが、可燃ごみの民間委託割合の順位は何位でしょうか。

◎戸田環境業務課長 県内14市のごみ収集業務の民間委託でございますけれども、14市のうち7市が全部、100%での民間委託で収集を実施されておられます。これ以外の呉市を含む7市につきましては、直営及び一部民間委託での収集を実施しております。呉市におきましては、これは家庭ごみと資源物を合わせての直営での収集が76%、民間での収集が24%となりますので、他の6市との順位で申し上げますと、安芸高田市は一部事務組合で実施されておりますので、直営だが100%になりますので、下から2番目になろうかと思います。

◆岡崎委員 わかりました。下から2番目ということでございました。
 また、もう少し教えてもらいたいんですが、可燃ごみの収集は何時まで現場で仕事されますんでしょうか。要は、最終計量時間は何時でございますでしょうか。

◎戸田環境業務課長 最終計量時間は一応4時半になります。

◆岡崎委員 わかりました。朝5時から新聞を配っておりますと、民間の収集業務の方がたった1人で収集されているのも見ます。最終計量が4時半となりましたら、恐らく早く収集が終わったところ、あるいは遠くのところはもっと早く、3時半ごろから終わっているのではないかと推察されます。そういったことから、やはり5時ぐらいまでは働くべきではないかと思われます。
 といったことから、市の仕事の中で秘密を扱う部分ですとか利権につながりかねないところはどうしても直営、市がやらなければならないと思います。でも、民間でできることであればぜひ民営化していただければと思います。世の中の方向が民営化の方向であると思いますので、要望ですが、交通局の次はごみ収集でお願いいたします。



平成22年12月代表質問
質問 市の事業の中で、個人情報や入札などに直接関わらない部門は民営化を視野に進める必要があると思われます。特にゴミの収集事業は民間委託しても市民サービスは低下しないと思われます。ゴミの収集形態には直営と委託の二通りがあります。
広島県に14の市がありますが、民間委託の割合では呉市は下から二番目です。現在、ごみ収集事業の直営と委託の割合についておたずねします。

答弁 ごみ収集業務は,廃棄物処理法に基づき市の固有の事務とされており,その処理に関しては,市民生活に密着した重要な業務であることから,迅速かつ安全であり,また,効率的な行政システムの確立が必要と考えております。
 こういったことからも,収集業務の民間季託に際しましては,個々の業務に
ついてその内容や目的の精査を行い,大量かつ効率的な収集が可能な業務は民間に,すこやか収集に代表されるきめ細やかな個別収集業務や災害時など機動性が必要とされる危機管理的業務は直営で,といった考え方が基本になろうかと考えております。
 いずれにいたしましても,ごみ収集業務は,市民のライフラインの1つとして「安定・継続」,「安全・安心」,また,「効率・コスト削減」といった点に留意しながら,長期的な視野,また,市民目線に立った安全で快適なまちづくり
に繋がる効果的な民間委託について検討してまいります。

質問 平素から疑問に思っていることがあります。どうして3人が作業するのでしょうか。民間は1人か2人で作業します。民間と違って狭い場所とか傾斜地の作業だから運転手は乗車したままというのはわかります。でも冬の寒い日作業を見ていると一人しか降りません。場所によっては二人でも作業できるのではないでしょうか
以前、私が見に行ったときには全車両が2時半に帰っていました。民間なら5時までは働くと思われます。どうして3時前に作業が終わるのか教えてください。

答弁 ゴミを収集し、最終計量時間を3時30分として収集計画を立てている。収集作業終了後は、洗車と点検をしている。
 2人乗車に関しては検討する。

質問 可燃ゴミの中にカミソリが入っていて手を怪我したり、おむつが破裂したりと、ゴミの収集は大変な仕事です。頭が下がります。
しかし、どうして収集計画が3時半までなのしょうか。以前はこれに時間外手当が付いていたと聞きます。
私が昼間家で仕事をしていると親父が文句を言ってきます。「日本人なら明るいうちは外で働け」
なぜ日本人限定なのかはわかりませんが、5時までは働くのが当たり前ではないでしょうか。
小学生が家に帰る前に仕事が終わるというのはいかがなものでしょうか。
無理な仕事の計画はできませんが、民間と同程度の仕事内容にしていただくか、民間委託を少しずつ広げるようお願いします。




平成20年予算委員会 P207
ごみ収集事業
 ごみ収集車についてお尋ねするんですが、松江市では、ごみ収集車に広告、プリント広告をもらったりしておるんですが、これで1カ月6,300円もうかるらしいんですが、こういったような広告を募集するといった事業はされませんでしょうか。

坂田業務課長 収集車につける広告はまだ考えてはございません。というのが、市営バスなんかも時々つけられとるのを見るんですけども、枠をつくって、その中に広告の看板を入れ込んだ形のものを拝見させていただいとんですけども、収集車の場合、広いところばかりじゃなくて狭い道を通るものですから、横、サイズが幅からはみ出るのを極力抑えたいという気持ちがございます。ですから、そういった形で、今のところ収集車についてはまだ広告看板の設置というのは考えてございません。

岡崎委員 ラッピングバスみたいに全面塗装というのはお願いしとりませんで、一部だけでもいいのではないかということを思います。

 次に、やはりごみ収集事業についてお尋ねします。
 ごみ収集は、今現在、20年度は直営と民間、一般廃棄物の収集はどのようにされるのかお尋ねします。

坂田業務課長 直営部門につきまして、旧呉市内の一般のごみにつきましては直営で収集させていただいております。資源物については委託となっております。あとで直営がある部分は安浦町の一般のごみの部分、それと音戸町のごみの部分、これが直営で、あとは委託という形になっております。

岡崎委員 直営部門が旧呉市、音戸、安浦ということであります。民間のがコストが安いのではないかと思われるのが、今ごみ収集車、いつも見ましたら3人乗車しておられます。民間はよく見るんですが1人とか2人とか、人数のことと、前ちょっとセンターに忍び込んで見てましたら、2時半ごろに22台の全車両が帰ってきておりまして、ああ、こんな時間に帰ってくるんだなということを思いました。大体、何時ごろ帰っておられるのかお尋ねします。

坂田業務課長 市内の収集コースをつくるときに、大体のめどですけども3時、3時に帰ってこれるように収集コースをつくっております。

岡崎委員 3時に帰るということで、恐らく民間だったら残業するまで頑張るのではないかということを思います。
 そこで、民間委託というのを推薦したいんですが、今ですね、民間を100%やってる市が竹原市、府中市、東広島市、廿日市市、江田島市がありまして、割合を見てみますと、14の市があるうちの呉市が13番目であります。民間委託をもっともっと推進していく、少しずつでも推進していく方がいいと思うんですが、推進する計画をお尋ねします。

坂田業務課長 ごみの民営化というお話になりますけども、合併町につきましても、ことしの4月から旧呉市内と同じごみ出しルールの統一。ということは、資源物の分別をたくさんしてごみを減量化させていく、そういった形の制度に統一させていただくようになっております。ですから、ごみの収集量、これの推移を見ながら、将来的に適正な人員配置を考えて、将来計画いうのを立てていきたいというふうには考えております。

岡崎委員 人員配置ということで、若手の職員さんもおられるということで、いきなり民営化しましたら大変困られるだろうと思います。他町、他市の例を聞きましたら、ほかの技術職を受けるとかそういった方向で職種がえをされておるようなことも聞いておりました。ぜひ、こういった道もありますので、今後民営化を推進していただきたいという要望を付しまして、終わります。



平成18年度決算委員会  19.11.6

岡崎 ゴミ収集は直営と民間どうなっているか。

答弁 直営は旧呉市内、音戸、安浦地区。その他の地区は民間委託だ。

岡崎 民間の方が低コストだ。ごみ収集車に3人が乗車して作業している。地理的な条件もあるが、3人でやらなければならない理由はあるか。

答弁 急傾斜、狭隘道路という地理的に不利な条件がある。迅速性、安全性確保のため3人体制で収集業務を行っている。

岡崎 冬は一人しか降りないことがある。
14時頃には収集業務を終えて戻っているようだがどうか。

答弁 15時前後に戻れるよう収集計画を立て、収集している。

岡崎 9時から17時までの収集計画を立て、しっかり働くべきだ。

※平日15時に戻る仕事で市職員給与(約700万円弱)は多くないでしょうか。




平成17年予算委員会
◆岡崎委員 もう一つ、ごみ収集で、東広島市のごみ収集は民間委託しております。呉市はごみ収集を民間委託される考えはございませんでしょうか。

◎谷業務課長 ごみ収集業務の民間委託でございますが、呉市では御存じのように、平成10年度から資源物と有害危険ごみ等の収集を民間委託しております。これを率で、収集量の割合で言いますと、約20%は今現在呉市では民間委託をしているということでございます。今ごみの有料指定袋制度が始まりまして、ごみ量の推移を見ながら、将来の適正な人員計画を作成しまして、より一層のコストの低減、市民サービスの向上を図るべく、長期的な視野でもって委託も含めて今後考えていきたいと思っております。

◆岡崎委員 ぜひ長期的視野も見ながら、やるときはいっさんきにやっていただきたいと思います。



ごみ収集業務の民営化
平成15年6月定例会
◆岡崎源太朗議員 次に、ごみ収集業務の民営化についてお尋ねします。
 ごみ収集を委託している自治体はかなりあります。呉市の場合、地形が複雑で大型車が入れない地域もあり、すべてを委託してしまうと高地部のサービス低下が懸念されますが、業務の委託、民営化は今後の検討を要する事項であると思われます。先進都市の状況はどうなのかお尋ねします。

◎環境部長(見世正志) それでは、私の方から、5番目の行政改革の推進についての2点目のごみ収集業務の民営化について御答弁申し上げます。
 ごみ収集業務の民間委託についての御質問でございますが、呉市におきましては平成10年度から紙類、瓶、缶、さらに平成12年10月からペットボトルを追加いたしまして、資源物及び有害ごみの収集を民間により実施いたしておりまして、収集量の割合から申しますと、約20%となっております。また、職員数の推移でございますが、平成7年度では運転士、業務員合わせて107名体制でございましたが、現在では86名となっておりまして、約20%減少しております。今後とも、分別収集を推進し、さらなるごみの減量化に努め、適正なる人員計画に努めてまいりたいと考えておるところでございます。
 次に、先進都市の委託状況についてでございますが、県内では広島市が約50%、福山市が約40%、三原市が約60%、また地形的に呉市と似通っております尾道市が約20%となっております。中国地方の主要都市10市では、下関を初め3市が全部直営でございまして、松江市など7市が部分委託を実施していると聞いているところでございます。
 呉市といたしましても、地形的な制約に配慮しながら、今後とも市民サービスの向上を図るべく、長期的な展望に立って民間委託も視野に入れながら効率的な運営体制を確立してまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。

◆岡崎源太朗議員 最後、ごみ収集業務ですが、今の御答弁にありましたように、広島市は収集量の約半分、福山市は生ごみ以外は委託で収集量は4割に達しておるそうでございます。それに比べて、呉市は委託による収集量の割合は2割程度という御答弁ですが、今までの経緯からすべてをすぐに直営にするということは困難とは思いますが、他都市同様、委託の割合をふやしていただきたいと思います。要望です。



平成13年度予算委員会
◆岡崎委員 次に行きます。
 117ページの清掃費、ごみ収集業務を民営化できないでしょうか。呉市は地形が複雑で民間では採算が合わないかもわかりませんが、手法の一つとしてお尋ねします。


◎岡業務課長 ごみ収集につきましては、これまでごみとして直営で収集しておりましたもののうちから、平成10年度びん類、缶類、紙類等の資源物及び有害ごみの収集を民間委託により実施しておりまして、12年10月からはペットボトルを追加して収集委託しております。今後とも分別収集の推進を図ることなどによってさらなるごみの減量化に努め、また、その収集量等の推移を見ながら将来的に適正な人員計画を作成するとともに、民営化も視野に入れながら市民のサービス向上を図るべく長期的な展望に立って効率的な運営体制を確立してまいりたいと考えております。よろしくお願いします。


◆岡崎委員 一般社会ではリストラが日常茶飯事になりました。反対もありましたが、議員定数も減りました。特殊技術と秘密取扱者以外は民営化を望みます。これも要望です。