軍需部踏切




平成26年 3月定例会 予算特別委員会
 そのときに、先ほど言いました流れた調査費、軍事部の踏切、これ実は大変危険ではないかと思います。といいますのが、ここの注油所は航空燃料も確保しております。10キロリットルを積んだタンクローリーと鉄道車両がぶつかりますと、吉浦駅は火の海になると思われます。踏切からすぐに国道ですから、なかなか出にくい状況がございます。ここでちょっとJRの土地を分けてもらったら、踏切を通過せず吉浦駅の南側に抜けられる形なんですが、吉浦の市民の安全を考えましたら、すぐに補正を組んででもすべきではないかと思われますが、考えはありませんでしょうか。

◎河下交通政策課長 広島側の軍事踏切の件のことと思います。こちらの検討につきましては、今年度防衛局と一緒になって検討をしたわけなんですけれど、給油所から安全に車を出すためには、東側に道路を延長して、違うところから国道へ車が出れるようにしたらいいということで検討を行いました。その結果なんですけれど、JRの光ファイバーが実はその付近に通っておりまして、こちらの移設費もかなりかかることもわかりました。また、かなりの民家が道路を拡幅したり新しくつけることによってかかってくる、また診療所もその付近にございます。そこはもろもろの状況がわかってきまして、すぐに対応できる状況じゃございませんから、継続してどうにかいい解決法があるかどうか、そこら辺を研究してまいりたいと考えております。

◆岡崎委員 要望で終わりますけれど、やはり安全を考えましたら、多少予算はかかってでもすべきではないかと思います。実は、ここは30年前に私が自衛隊のころからの懸案事項でありました。といいますのは、ライトバンに軽油200リットルのドラム缶を積んで国道に出ようと思いましたら、坂道なので、踏切の手前から勢いをつけて上がらなければなりませんでした。そのために部下2人を乗せて国道を封鎖させて出ていた状況があります。今も同じ状況が見受けられますので、安全性を考えて、できるだけ早く解決していただければと思います。
 終わります。



平成21年予算特別委員会
◆岡崎委員 旧軍需部踏切付近の改良ということで233ページ、交通政策費についてお尋ねします。
 海上自衛隊の貯油所から出ますと、踏切を渡ってすぐに国道がありますので、右折で立ち往生いたしますと、例えば15メートルのタンクローリーですと7メートルほどが踏切の内部に残ってしまいます。例えば航空燃料を20キロリットルタンクローリーに8両編成の通勤電車が追突しますと、500人程度が亡くなるような大惨事になるのではないかと予想されます。私はこれ危ないと思うんですが、ここでも専門家の意見をお伺いします。

◎金木交通政策課長 今委員お尋ねの吉浦の西の、踏切名としましては旧軍需部踏切についてのお尋ねでございます。
 この踏切につきましては、貯油所のほうからの出入りに関しましては、ほぼ2人乗りで確認しながら出られているのを伺っております。ただ、あそこにも民家が張りつきました。そういった面で、確実に国道31号に出れるような形で、地元と協議いたしまして、公安委員会のほうへ、まずは信号設置で確実に国道に入れるような形をとれないかと今働きかけております。

◆岡崎委員 私も実は30年前に自衛隊におったときに、部下を2人連れて道路を封鎖してから渡ったという経験があります。ここで思いますのが、信号設置というのを今おっしゃられたんですが、家1軒分の土地を買収して10メートルの橋をかければ、この危険な踏切を通過しなくてよくなると思うんですが、そういったような考えはございませんでしょうか。

◎金木交通政策課長 今委員の仰せでした貯油所から西踏切へということでよろしいんでしょうか。あそこも要するに同じような形で踏切と隣接しております。市道あるいは国道が踏切と隣接しておりますので、滞留地はございません。同じような形になると思うんですけども。

◆岡崎委員 多分意味がわからなかったと思うんですけど、貯油所から真っすぐ行って吉浦駅の南に抜けるような道はどうかと思うんですが、海側を通る。

◎金木交通政策課長 申しわけございませんでした。それについても昔そういう計画、昔というか、計画で考えたことがございますけども、なかなかそれにつきましては、あそこの裏の道路を拡幅するためには、かなり大規模な移転が伴ってまいります。そこらもありますし、逆に今まで通ってなかったところにそういう危険なものが通るような形にもなってまいると思います。ですから、当面その貯油所のほうでの危険回避ということで、信号をつけて出れるような形で当面働きかけるという形を今いたしております。御理解いただきたいと思います。

◆岡崎委員 はい、わかりました。専門家には口を出すなという意見もありますので、次に移らさせてもらいます。



平成20年予算委員会 P235
交通政策事務費
吉浦の旧軍需部踏切付近の改良についてであります。以前も出しましたけど、新聞でこの危険性が新聞報道されました。横断時のタンクローリーが電車と接触すると、付近は恐らく大変な大惨事になろうかと思います。こういった面で、何か改良される案があるのか、吉浦駅南に抜ける道路とかできないのかお尋ねします。

金木都市交通推進室主幹 吉浦西の旧軍需部踏切についてのお尋ねでございます。
 この踏切につきましては、従来より、JRの軌道と国道31号が近接しておることから、今、議員仰せられました自動車の滞留長が短く、大型車両等の交通安全上の問題が指摘されております。このため、道路整備計画等も検討しておりますが、当面ですね、市道と国道31号との交差点に向けて、信号機の設置が実現するよう、公安委員会の方へ地元とともに働きかけているところでございます。

岡崎委員 わかりました。これはマイクロバスですが、実際道路を立ち往生しながら出ておるということがありますので、ぜひ進めていただきたいと思います。



平成19年6月代表質問
☆旧軍需部踏切付近の改良について
質問 危険性が平成13年2月に新聞報道された。横断中のタンクローリーが電車と接触すると付近は大惨事になる。吉浦駅南道路をできないか。

答弁 吉浦駅周辺は5つの踏切があり、歩行者と車両の通行が分離されていないなどの課題がある。JRとの協議の中で5カ所の踏切の内、3カ所の踏切を廃止することが求められているとや、歩行者の整備が必要であることが必要などの課題がある。JRや国土交通省、公安委員会等の関係機関、議会や地元の理解が得られるような吉浦周辺の道路計画を策定して参りたい。

要望 吉浦貯油所隣接地に138世帯の官舎がある。幅が狭くとも駅南に抜ける橋が架かれば歩行者、自転車、自家用車は踏切を通過せずに安全に市内に出られる。橋だけでも早急に架けることを要望する。