公共施設の壁面広告

令和７年予算特別委員会
◆岡崎委員　次に、壁面広告について、提案みたいな形で質問させてもらいます。
　横浜市では庁舎に壁面広告をしております。中核市になりましたので壁面広告が可能なんですが、今年か来年か再来年か、そういった思いがありましたら教えてください。

◎村本管財課長　壁面広告なんですけれども、この本庁舎自体の建物のデザイン、そういったことも鑑みまして、景観とか調和というものがあろうかと思います。なので、どのようなことができるのかというのを、そういった横浜市の実例を参考に研究していきたいと考えております。

◆岡崎委員　看板でなくて大型モニターで広告ということも考えられますので、ぜひ前向きによろしくお願いいたします。
　できましたら、例えば消防屯所に壁面広告をしましたら、町内の商店から頑張れという応援で広告を打っていただけるのではないかと思います。そういった収入は設備の充実にさせてもらえれると思いますので、ぜひこの点も前向きにお考えいただければと御提案申し上げます。

平成２７年１２月一般質問
＊＊＊３．中核市への移行について
＊＊＊＊＊（１）公共施設の壁面広告利用の推進。

【質問】いよいよ最後の質問です。屋外広告物許可権限が市に移行される。これは産業建設委員会の所管事務ですので、委員会で質問すれば良かったのですが、今回は公共施設の屋外広告を質問しますので、その範囲は各課全域に関わりますので、ここで質問させていただきます。
　ここで質問します。公共施設の壁面を広告に利用してはどうでしょうか。
広駅前で通行量の多い広支所の壁面に真っ白で広いスペースがある。ここにプロジェクションマッピング広告をすれば、テクノロジーのまちを宣伝できる。

【答　弁】
　公共施設の壁面利用の推進についてお答えいたします。
　中核市への移行に伴いまして，このたび，呉市屋外広告物条例の制定に向けて議案を上程させていただいております。
　公共施設壁面への広告物の掲出についてでございますが，この条例案の中で禁止地域として，官公署の建物並びに敷地への広告物の掲出を禁止しておりまして，庁舎等の壁面に掲出する広告物の推進は，現段階では考えておりません。
　また，本条例案につきましては，広島県屋外広告物条例の基準を引き継ぎつつ，国土交通省監修の屋外広告物条例ガイドライン（案）や他都市の条例等を参考に作成しておりますが，いずれも官公署の建物並びに敷地への広告の掲出を禁止しております。
　しかしながら，他都市におきましては，一定の厳しい基準を満たした広告物であれば，一部の公共施設について屋外広告物の掲出を認めているものもございますので，今後の社会情勢，他都市の状況，さらには景観への影響といったことも踏まえまして，将来的な課題として，今後十分な調査，研究を行ってまいりたいと考えております。

【要望】　すぐに儲かる話です。市の収入を増やして、市民の負担を減らす。誰が文句を言うのでしょうか。いまラッピングバスが走っていますが、市民から苦情が入ったでしょうか。提案を断る理由がいまいちわかりませんが、この後は要望で終わります。
　新庁舎の外観が見えてきました。なるほど鉄格子をイメージして設計されたんだなと思います。阿賀を正面にして、天応には尻を向けておられるようですが、尻の面の公民館西側部分はほとんど広い一面が白です。建物壁面一面がキャンバスというかスクリーンです。
　今からでも間に合います。カウントダウンと言いますか、呉市ではカウントアップですが、プロジェクションマッピングでも映像でも何でもいいから年越しに映してもらえればうけること間違いなしです。
　レーザー光線で文字図形を描いてもいいと思います。
　阿賀を向いている本庁舎正面には、ひさしを支えるためだけの１０本の柱が立っています。身体障害者には邪魔でしかありません。柱の角がとがっていて、視覚障害者と柱をのぼる子供には危険な柱ですが、この柱一本一本に呉市を代表する企業、ＩＨほにゃらとか日新ほにゃらとか海上自衛隊とか呉市を支える企業団体に広告を出してもらって、来庁者にわが呉市には世界に誇る企業団体がありますというアピールしてもよろしいのではないでしょうか。
　横浜市で広告による収入が増えているのは広告収入がその課で自由に使える財源として使える仕組みがあるからです。給料明細書の裏にも企業広告があるそうです。本庁舎は難しいとしても、たとえば上下水道局のポンプ場壁面を広告利用して、維持費の一部にしてはどうでしょうか。関係者なので声が小さくなのますが、消防団屯所の壁面を地元商店に広告を出していただいて、文房具などの消耗品を揃えていただくとたいへん助かります。コピー代や文房具は団員のちょっとずつの負担なんです。　
　広告はまちを明るくします。ポートピアパークのフェンスに広告が出ていますが、公園が明るく楽しいイメージにしてくれています。もし、ニューヨークのタイムズスクエアから広告を取ったらなんとつまらないまちだという印象を受けるでしょう。広庁舎の外壁は大型電光掲示板でメディア都市呉を印象づけましょう。

平成２５年度予算委員会質問

歳入　Ｐ１３３雑入　管財課　本庁舎以外の建物の外壁を広告利用できないか
質問　同じような内容ですが、やはり広告収入で、本庁舎以外の建物に広告利用ができないかということで、横浜市は庁舎外壁に市を代表する企業が広告看板を出しております。同じことを呉市ではできないものでしょうか。　

答弁　財産の使用ということだけで言えば、今おっしゃったように、やっているところもございますし、可能と思いますけれども、ただこれは広島県の屋外広告物条例によりまして、公共的な施設の壁面にそういう広告を出してはいけないという決めがございますので、実際には実施はできないと思います。

質問　今、県の指導があるということで、外側はやはりだめだと思うんですが、内側ではどんなもんでしょうか。

答弁　これはそれぞれの施設の管理者がおられますんで、私どもが一元管理しているわけではございませんが、内側につきましては、おっしゃるように、可能な場合もあろうかと思います。ただ、これはそれぞれの施設の設置条例とか根拠法とかそこらあたりの制約のもとで行われることと思います。

質問　できるようでありますので、呉市にはやはり世界的な企業もございますので、ぜひ展示をしていただいて、こんな立派な企業が呉市にいますということを宣伝していただきたいと思います。

　そこで、本庁舎の外壁はだめとしても、例えばの話ですが、消防団の屯所ですとか、下水のポンプの施設とか、ほかのほとんど無人の施設は外壁に広告看板というのは一般論でだめなんでしょうか。

答弁　重複しますけれども、ですから公共的な施設には難しいということがありますが、また、今無人のとおっしゃいましたけれども、それは例えば今おっしゃいました消防の関係になりますと、これはあけておくことに意味があるという施設もございますので、必ずしもそこで使用できる状況ではないと思います。

要望　外側はだめだということでございまして、最後要望になりますが、横浜市は給与明細の裏とかにも広告があるそうでございます。玄関マットとか車のホイールとかごみ袋とか、広告を出すところはまだまだあると思います。横浜市では、広告収入は担当部署が自由に使える公的予算ということで、職員が意欲を持って広告を集めておられるそうでございます。