移住AIサイト




令和4年予算特別委員会
◆岡崎委員 予算書241ページ、住宅政策費の中から移住ポータルサイトについてお尋ねいたします。
 移住のインターネットサイトは、まとめサイトがありまして、ここに行くと全国の登録自治体の移住先を比較して探すことができます。ほとんどの掲載自治体が移住動画を配信しておりまして、見ているだけでも楽しいサイトです。呉市も移住ポータルサイトをまとめサイトに登録しないと見に来てもらえないのですが、呉市は、移住ポータルサイトをどう考えているのか教えてください。


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◎沖原住宅政策課長 本市では、移住のための専用サイトを、現在設けておらず、例えば、住まいのことについては住宅政策課、仕事のことについては商工振興課といったように、各部署での所管ごとの情報は掲載されているものの、それらが集約されていない状況となっています。
 このため、来年度において仕事、住まい、子育て、教育など暮らしに関係する情報や各種補助金等支援事業の紹介など、移住希望者がまさに知りたい情報を一元的かつ効果的に集約し、本市の様々な魅力や資源を分かりやすくデザイン性の高い内容のポータルサイトにしていきたいと考えております。
 このポータルサイトですが、来年度に構築する予定のため、現段階では、まだ詳細な内容までは決まっておりませんが、委員が述べられました先輩移住者のインタビュー動画なども掲載し、見ても楽しんでいただける内容にしたいと考えております。
 また、提案がありました移住に関するまとめサイト……


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◎沖原住宅政策課長 (続)こちらへの登録については、本市のポータルサイトの完成までに、その効果などについて先進市などへ確認しながら研究したいと考えております。


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◆岡崎委員 移住AIサイトにはチャットボットがあります。移住の希望項目を入力すると、AIが探してくれるというサイトもありますが、チャットボットは会話形式で答えてくれます。大学はありますかとか、コンビニは何軒ありますかとか、LINE感覚で質問に答えてくれます。ある市では、月30件だった問合せが、チャットボットで5,000件に伸びたそうでございます。チャットボットについて導入の可否をお尋ねいたします。


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◎沖原住宅政策課長 チャットボットについては、自治体のホームページへ掲載しているものや、民間事業者が自治体向けに開発しましたアプリなどがあることを承知しております。こちらにつきましてもポータルサイトの開設に合わせ、先進市の事例などを参考にしながら、効果的なものについては取り入れていきたいと考えております。


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◆岡崎委員 ありがとうございます。チャットボットにすると質問傾向から、今、移住者が何を求めているかが分かります。治安とコンビニと待機児童の問合せが多いそうでございます。これによって適切な対応とニーズ対応ができます。どうか御高配ください。質問を終わります。