いのしし対策
平成15年予算特別委員会
◆岡崎委員 有害鳥獣対策について教えてください。
毎年対策をするよりは、一時期に力を入れて繁殖できないぐらい数を減らしたら、自然に絶滅するんじゃないかと、素人考えですが、おりで待っているのではなく攻撃ということはできないんでしょうか。
◎田村農林水産課長 イノシシ対策につきましては、捕獲柵とか、あるいは駆除班の方へお願いしまして、銃器とか、あるいはくくりわなとか、そういうふうなものを利用して今まで捕獲してきたわけなんです。15年度につきましても、今度捕獲に対するあらゆる道具を、これは法的用具だけなんですけど、今回胴くくりわなというものを作成しまして、そういうものも利用してさらに捕獲に努めていきたいというふうに考えております。
◆岡崎委員 いわゆる捕獲をしやすい時期、えさがなくて下におりてくる時期ですとか繁殖する前の時期とか、効果がある時期があるのではないかと思います。ただ、ほかの町も同じような考えですから、人が集まらないこともあるんかもしれないんですが、戦争なんかでは2倍の兵力を使ったら4倍の効果があると言われておるんですが、自衛隊とか消防団とかいろんな人の協力を得て、ちょっとスリルはあるかもしれませんが、一遍に集中的にしたらどうかと思うんですが、どんなでしょうか。
◎田村農林水産課長 ただ今の質問は一斉駆除のことだと思うんですけど、やはり呉市でも今まで駆除班にお願いしまして、休山を中心に一斉駆除を何回かやってきたわけなんですが、やはりこれも非常に問題がありまして、山そのものに今、人が入らなくなって非常に荒れておるというような状況から、犬がイノシシを追うのも非常に苦慮しておるというふうなことで、やはり一斉駆除しましても、今年は今現在7頭捕獲しておるわけなんですが、ほかの道具に比べまして余り効果がいまいちというふうなことで思っております。
◆岡崎委員 ありがとうございました。
ライフサイクルのどこかを切れば、多分絶滅するんであろうと思います。子供がよくおりにかかるそうでございます。経験が少ないからだと言われておるんですが、それをすぐに食べてしまうのではなく、子供をおとりに親もおりにかけてしまうとか、ちょっと市民には聞かれたくないんですが、それが戦闘のやり方といいますか、ぜひいろんなアイデアで英知を尽くして戦ってもらいたいと思います。
平成16年予算委員会
イノシシの捕獲は、銃で撃つ方法とわなを仕掛ける方法があります。捕獲数は圧倒的にわなが多いんです。畑を荒らされた人がわなを仕掛けようとしても、鳥獣免許がないと仕掛けられないんですが、わなはえさをかえたり手間が大変かかりますので、畑を荒らされて何とかしようと思っている方でないと長続きしないのではないかと思われます。一般市民の方でも講習を受ければわなが仕掛けられるように、こういう特区というのは申請できませんでしょうか。
◎神垣農林水産課長 イノシシの有害駆除につきまして、確かに資格を取ってもらわないといけないのが、これが法律でございますので、申しわけないんですが、それを今──済みません。
◆岡崎委員 はい、わかりました。