有線放送IP電話



平成30年度予算委員会
岡崎委員  もう一つの質問なんですが、ついでにIP電話といいますか、この有線放送網を使ったら、県内といいますか、島内の電話が全てかけ放題になる、かけ放題になったらいいと思うんですが、こういった取り組みはいかがでしょうか。

森下企画部副部長 豊浜、豊町のケーブルテレビ網を使った地域内の電話無料サービスになろうかと思いますけれども、今の現状でいきますと、ケーブルテレビのインターネットを利用してということが前提になります。ということは皆さんインターネットの加入が条件で、今両町は全体の加入者の1割ちょっとぐらいしかインターネットに加入をしていないという状況でございますので、御利用になる方の皆さんが加入しなきゃいけないということも出てまいります。また、既存の設備の増強でございますとか、各家庭のほうにも電話の接続用の装置、こちらのほうを設置しなきゃならないということも考えられますので、今のサービスに新たなサービスを追加する機能を追加することについては、なかなか今の時点では難しいかなと思っています。

岡崎委員 インターネットの電話という方法もあるんですが、構内交換機をつけましたら、内線電話みたいな感じで使えるんです。内線電話ってすごく便利だと思うんですね。そういったことで、構内交換機をつけることと、あと電話を整備すれば電話を何時間かけてもただという状況ができると思うんです。このことによって人と人との会話もふえますし、毎日人と会話することが痴呆防止になると思うんです。
 これは一番進んでおりますのが鳴門市でございまして、実は阪神・淡路大震災の教訓から整備されたそうでございます。津波が来るときに電話機を一斉に鳴らすことができるそうでございます。また、受話器をとらなくてもスピーカーホンで避難指示を出すことができるということで、これはもう間違いなく防災無線より確実でございますし、先ほどありました屋外拡声機だけは不十分というのがありますけれども、こういったことから補填できると思いますので、せっかくのインフラがございますので、ぜひ島の防災にもという観点からも、お考えをいただければと思います。
 以上です。終わります。