ジェネリック医薬品




平成20年予算委員会 P329
総務管理費
ジェネリック医薬品
◆岡崎委員 総務管理費ジェネリック医薬品についてお尋ねします。
 ジェネリック医薬品、いわゆる生物学的証明が同等であると証明されたら製造販売ができるというようなことだそうであります。要は、有効成分がもとの薬と同じ速度、血液中に放出される、あるいは時間がたっても同じ血液中の濃度が保てるかというのが重要なんだそうでありますが、要は成分が同じではないと思うんですが、こういった面から市がかかわるべきなのかどうか、保証は確かかというのをお尋ねします。

小林国民健康保険課長 ジェネリック医薬品、後発医薬品でございますけれども、これは厚労省の方で認定を受けたものでございます。これは成分としては同一、ただ、それに薬を形成しますから、いろんな添加物といいますかね、そういったものを加えまして錠剤なり顆粒なりというふうにしてまいります。そういったものが先発品とちょっと違うということで、そういった意味では同等品ということになりますけれども、有効成分については同一というふうな見解でございます。

岡崎委員 ちょっと確認するんですが、有効成分が同じということで構成している成分が同じではないんでしょうか。

小林国民健康保険課長 ですから、いわゆる有効成分、いろんな化学薬品名というんですかね、そういった成分名がございますけども、そういったものと有効である成分、そういったものと、あと、どういったものを添加物に使われてるのかちょっと、錠剤をするのに今小麦粉を使われてるのかちょっとよくわかりませんけども、そういったようなものの配分とか、物が先発と、後発品同士も同じものでも違うというふうに認識しております。

岡崎委員 一般的なことですけど、開始するときは割と大手の会社が開始されると思うんですが、大体後発のところは、どちらかというと規模が小さいというのが一般的であります。となると、保証の限度額というのもですね、いずれも設定されてくると思うんですが、後発のこのジェネリック医療品というのは、保証というのは確かなんでしょうか。

中本福祉保健部長 いわゆる先発薬品を厚生省が認可するには、いろいろやりますよね、臨床とか。その通ったものが、要は特許が切れるまで使われてきた薬なんですね、成分が。ですから、そのものについてはそんなに害がないものを、後発もそれを再生産するわけですから、私はそんなに保証という問題ではなくて、今まで20年以上にわたって安全に使われてきた薬だと、このように思っております。
 それから、あと、さっき言いました添加剤いいますか賦形剤って言うんですけども、これは全く害のないものをですね、例えば薬を固めたり、あと糖衣錠で糖をまぶしたり、そういったものでやっているものであって、厚労省は、要は溶出試験言うんですが溶け出す、うまく溶けるかどうかという試験をして、それがうまくいけばそれで認可しとる状況でね、ジェネリックについてはですね。ですから、議員がおっしゃる薬について後遺症とか保証とかいうのは、そんなものは恐らく後発、ジェネリックの会社も生産はしないと思うんです。安くて安全なものを生産して販売するということでございます。

岡崎委員 ちょっと明言されなかったような気もするんですけど、今まで使われてきたという信頼の上で今後も研究していただきたいと思います。