自衛隊バス
平成２６年 ３月定例会 予算特別委員会
次に、路線バス料金についてお尋ねします。
バス料金は、対キロ区間制になっております。路線が分かれるところ、あるいは１キロメートル走ったところに区界が設定してあって、そこで料金が上がるようになっております。呉駅から警固屋方面行きのバスに乗りますと、昭和埠頭前と潜水隊前の自衛隊基地前、２カ所でバス料金が上がります。昭和埠頭も潜水隊前も路線が分かれるわけではありませんし、１キロメートルはたっておりません。なぜこの２カ所で料金が上がるのでしょうか。お尋ねいたします。
◎河下交通政策課長 広島電鉄は、呉市交通局の運賃設定である対キロ区間制運賃を引き継いでおります。委員仰せの昭和通り経由でございますけれど、ＩＨＩ前、昭和埠頭前、日新製鋼前のバス停が運賃区界となっておりまして、したがいまして昭和埠頭前のバス停を出たら運賃が上がるものでございます。広島電鉄としましても、呉市の運賃区界ごとに設定している運賃は認可運賃を適用しており、問題ないことを中国運輸局から回答いただいているということでございます。
◆岡崎委員 ですから、路線が分かれているわけでもないのに、１キロ走ってもないのに、なぜ区界が設定してあるかをお尋ねしております。
次に、日新製鋼前は路線が分かれるところであります。また、昭和埠頭からちょうど１キロメートルなんです。ということは、ここは200％区界を設定しなければならない、ここを過ぎますとそこから1.2キロ走った、警固屋に入ってやっと大正橋で料金が上がります。これを考えましたら、日新製鋼前は300％料金を上げる、区界を設定して料金を上げるべきではないかと思うんですが、なぜここに区界が設定してないのか、お尋ねいたします。
◎高元都市部参事補 交通局時代からこの種の質問をいただいてありがとうございます。対キロ区間制という運賃制度は昭和55年から呉市交通局適用しております。もう30年以上たっております。運賃の区界につきましては、当時の区界設定で今に至っておるわけでございますが、呉市交通局から広島電鉄に移譲するときに、このようなお話はあることを広電のほうには伝えておりますし、今私どもが広島電鉄に対して、これはこういうふうにするんだよと変更命令を出すことはできませんので、その点は御理解いただきたいと思います。
◆岡崎委員 こういう声があったというだけでも伝えてもらいたいんですが、逆のルートを言います。警固屋から呉駅に向かいますと、総監部前で料金が上がりまして、次の教育隊前で料金が上がります。またその次の眼鏡橋で料金が上がります。自衛隊基地前、３カ所で立て続けに料金が上がります。教育隊前から眼鏡橋までは250メートルしかありません。タクシーは300メートルごとに料金が上がるそうでございます。タクシーよりも短い距離で料金が上がるのはおかしいとは思われませんでしょうか。
◎高元都市部参事補 繰り返しで非常に申しわけないんですけれども、この運賃制度、30年以上たってなじんでおりますので、運賃区界を今変更することは、運輸局サイドとしてもよほどの理由がないと認めないスタンスでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
◆岡崎委員 変更の権限がないということで、次は要望、意見だけ言わさせてもらいます。昨日、ソマリアに向けて護衛艦が出港いたしました。以前、石油ターミナルテロがありまして、米海兵隊員２名が犠牲となりました。バスの燃料となる原油は米軍と自衛隊と海上保安庁が命をかけて運んでおります。大企業優遇はわかりますが、自衛隊の声も届けていただきたいと要望いたします。
平成２２年予算委員会
自衛隊前バス停ということで、──御声援ありがとうございます。予算説明内訳書の６ページ、一般管理費２億2,000万になります。運賃は対キロ区間制になっております。運賃は区界で上がります。区界は路線が分かれるところ、あるいはおおむね１キロメートルごとに設定してあります。呉駅から倉橋方面行きのバスに乗りますと、子規句碑までは初乗り料金なので、区界が三つありますが、料金は上がりません。次に区界が設定してあるのは、ＩＨＩ前です。区界の子規句碑前からＩＨＩ前までは300メートルしかありません。ＩＨＩ前は路線が分岐していません。なぜＩＨＩ前に区界が設定してあるのでしょうか。
尾下輸送課長 その件につきましては、従来からお答えしてありますとおり、おおむね１キロということでありまして、必ずしも１キロでなくて、国土交通省の指針に沿いまして認可申請をして認可を受けた運賃でございますので、何とぞ御了承いただきたいと思います。
岡崎委員 従来から質問させていただいておりますが、１キロメートルと300メートルではかなりの差があるのではないでしょうか。ぜひ現実にこれは直すべきであります。
次に、区界のＩＨＩ前の次のバス停、昭和埠頭前も区界が設定してあります。連続して区界が設定してあります。１キロメートルはありませんし、路線の分岐もありません。なぜ昭和埠頭前に続いて区界が設定してあるのでしょうか。
尾下輸送課長 その件につきましても従来からお答えしてありますとおり、これもそういった矛盾といいますか、いろんな箇所できっちり１キロメートルということになってございませんので、御了承いただきたいと思います。
岡崎委員 次の件も従来から質問させていただいておりますが、区界の昭和埠頭前からちょうど１キロメートル走ったところにバブコック日立前のバス停があります。バブコック日立前から会社に入る日新製鋼前のバス停と、倉橋に向かう道路沿いの日新製鋼バス停前とバス路線が分岐しております。前の区界からちょうど１キロメートル、路線が分岐しておるバス停として、ここは200％区界を設定すべきと思われますが、ここはなぜ区界に設定していないのでしょうか。
尾下輸送課長 その件につきましても従来から御説明してありますとおり、必ずしも１キロ分岐点で設けなさいということではございませんので、御了承いただきたいと思います。
岡崎委員 ＩＨＩ前と昭和埠頭前を区界に設定してあるので、自衛隊員は高額のバス料金を払っております。バブコック日立前を区界に設定していないので、日新製鋼社員様はバス料金が上がる前におりることができます。自衛隊員は組合運動をしたり、抗議を運動したり、＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿することはできません。大企業優遇、弱者に配慮が足らないのではないでしょうか。バス料金の設定は公平にすべきです。
県の指導のとおり、区界設定は路線が分かれるバス停あるいはおおむね１キロメートルごとに設定する、これを遵守すべきと思われますが、どうでしょうか。
尾下輸送課長 運賃につきましては、県ではなくて国土交通省ということになりますけれども、運賃改定を平成９年度以降しておりませんで、そういったことに関しましては今後の研究、検討課題とさせていただきたいと思います。
岡崎委員 では、要望で次に行きますが、一言言わせてください。平成16年にペルシャ湾で日本郵船のタンカーとターミナルをねらった自爆テロがありました。湾内は自衛隊が警備していなかったので、自衛隊に被害はありませんでしたが、この攻撃で米海兵隊員２名が殉職いたしました。バスの燃料は米軍と自衛隊と海上保安庁が命をかけて守りながら運んでいます。物言わぬ隊員の声を聞いていただきたいと思います。
平成２１年 ３月定例会 予算特別委員会
◆岡崎委員 料金は運賃区界で上がります。運賃区界は、おおむね１キロメートルか分岐点で設定されます。ＩＨＩ前は分岐点ではありませんし、子規句碑から300メートルしかないのに運賃区界を設定しておられます。昭和埠頭前は分岐点ではありません。ＩＨＩ前から700メートルしかないのにやはり運賃区界を設定してあります。バブコック日立前は分岐点でありますが、運賃区界を設定しておりません。この３カ所について見解をお尋ねします。
◎安藤交通局参事 何回も御説明をさせていただくんですが、なかなか御理解いただけませんのですが。完全に１キロごとにバス停があれば、御利用の皆さんにも大変わかりやすいかと思うんですが、切り上げ、切り捨てといった停留所と停留所の間の区間キロにもそういった計算をせざるを得ないということもございまして、意図的にそうしたバス停を運賃区界にしてるというようなことは全くないわけでございまして。
それと、前回も御説明をさせていただきましたように、区界区界で運賃表示機は変わるんですが、仮に呉駅からも乗られましても、必ずしも運賃が全部上がっとるわけじゃあございません。区間区間で上がる区間がたまにあるというようなことで、呉駅からどこまでが150円というのが続く場合、運賃が変わっても150円のまんまですが、表示そのものは各バス停の停留所名が表示をされておりますんで、次々に変わっていかなくちゃいけんというようなこともありますんで、これは意図的なものではございませんので、ぜひともこれは御理解をいただきたいというふうに思います。
◆岡崎委員 済みません。御理解する能力がないので大変申しわけないんですが、要望ですが、分岐点ではないのにＩＨＩ前と昭和埠頭前で運賃区界が設定してありますので、自衛隊員が高額なバス料金を払わさせていただいております。分岐点なのにバブコック日立前で運賃区界を設定しておりませんので、日新製鋼社員は自衛隊と同額のバス料金で済みます。分岐点でないところに運賃区界を設定して、分岐点のところに運賃区界を設定していない、よく県がこれを追認したものだと感心させていただきます。
大企業優遇、文民統制で、自分の意見を論文で発表することもできない自衛隊員は声を出すこともできません。交通局が使う燃料を安全に確実に運ぶために海賊退治に出かけました。日本国内での使用を考えて装備した武器なので、ソマリア沖の炎天下で12.7ミリＭ２重機関銃が十分に機能するか疑問であります。このような状況ではありますが、交通局燃料運搬は自衛隊が命をかけて守りますので、気兼ねなく使っていただきたいと思います。
平成１８年度決算委員会
質問 呉駅から警固屋方面行きのバスに乗ると、昭和埠頭前と潜水隊前の２ヶ所でバス料金が上がる。 立て続けに料金が上がる。これはなぜか。
答弁 運賃は対キロ区間制によって決めている。IHI前、昭和埠頭前、日新製鋼前が運賃区界となっている。昭和埠頭前の次は日新製鋼前の運賃となるので、潜水隊前で運賃が上がることとなる。
質問 昭和埠頭前で運賃が上がるのなら、次は日新製鋼前で料金が上がるようにすればいいのではないか。
答弁 運賃区界の停留所を過ぎると、次の運賃区界まで同一料金というルールがある。
※呉駅からＩＨＩ前までが区界、次の昭和埠頭前までが区界、潜訓前から日新製鋼前までが区界との説明です。ＩＨＩから昭和埠頭前までたった数百ｍがなぜ一つの区界なのでしょうか。
質問 では逆のルートを聞く。警固屋から呉駅に向かうと、総幹部前で料金が上がり、次の教育隊前で料金が上がり、その次の眼鏡橋で料金が上がる。自衛隊基地前３ヶ所で立て続けに料金が上がる。教育隊前から眼鏡橋までは２５０ｍしかない。タクシーは３００ｍ毎に料金が上がる。タクシーよりも短い距離で料金が上がるのはおかしくないか。
答弁 対キロ区間制を採用しており、停留所毎の距離に基づいて料金設定をしていない。対キロ区間制の基本的な考え方はおおむね１ｋｍで区界を設けるのが望ましいとある。公平性の観点から言えば、停留所間の距離を測り運賃計算をすれば一番よいのだが、かなりの数の停留所があり、現実的でない。制度上のひずみはあるかと思うが理解願う。
質問 一般道と自衛隊前道路ではバス料金の計算が違うことがわかった。教育隊前から眼鏡橋までは２５０ｍだがどうか。
答弁 おおむね１ｋｍで区界を設けるのが望ましいのだが、交差点で料金改定を行うようにという指導もある。そのようなことから均等な区間で運賃区界が設けられていないという実態がある。制度上の損得感も出てくるかと思うが、将来的にはそのようなひずみを無くすよう研究していく。
要望 ３ヶ所連続で料金が上がったり、２５０ｍで料金が上がるのはおかしい。直せ。
平成1９年度予算委員会
自衛隊基地とバースバス料金
質問 呉駅から警固屋方面行きのバスに乗ると、昭和埠頭前で料金が上がり、次の潜水隊前でも料金が上がる。 自衛隊基地前だけ立て続けに料金が上がる。このあとは警固屋まで料金は上がらない。昭和埠頭で料金が上がるのなら、:警固屋まで中間位置の淀川製鋼所前くらいで料金が上がるのなら納得できる。
呉駅から出るバスで最初に料金が上がる停留所とその次の停留所でも料金が上がるといった最初に立て続けに料金が上がる路線はほかにあるか。
答弁 呉から広に向かう路線がある。
質問 Ｆバース前から呉駅行きに乗ると総監部前で料金が上がり、次の教育隊前で料金が上がり、次の集会所がある眼鏡橋前で料金が上がる。自衛隊基地前３つ連続で料金が上がる。教育隊と集会所の停留所間の距離は２５０ｍ。教育隊前で料金が上がり、小銭を用意している間に料金が変わってしまう。こんなに短い距離で料金が上がるのはあまりにも不自然。タクシーが３００ｍごとに料金が上がる。タクシーより短い距離で料金が上がる。
どうして自衛隊基地前だけ立て続けに料金が上がるのか。
答弁 一定距離で料金はあがる。
自衛隊は労働組合がないから発言力が弱いと噂されている。平等な扱いをするよう強く要望する。
平成１６年度決算
Ｆバースバス料金について
質問 呉駅から警固屋方面行きのバスに乗ると、昭和埠頭前で料金が上がり、次の潜水隊前でも料金が上がる。
自衛隊基地前だけ立て続けに料金が上がる。
呉駅から警固屋まで自衛隊基地前だけ、それも立て続けに料金が上がる。
立て続けに料金が上がるバス停はほかにあるのか。
答弁 距離で計算している。比較的頻繁に値上がりする路線もある。
質問 立て続けに料金が上がるのはおかしい。
つぎに、日新製鋼方面行きは朝８台バスが出る。
そのうち自衛官が利用できるのは時間的に１台のみだ。
大企業優遇ではないか。
広にも自衛隊官舎が３カ所ある。自衛官の要望とか聞かれたか。
答弁 自衛隊への要望聞き取りはしていない。最近はバイクで通勤される方が増え、バス利用が減っている。
要望 自衛官は過酷な訓練をしているが、冬の寒い日にＦバースまで通勤するのはこたえる。自衛隊は労働組合がないから弱い。自衛隊も税金を払っている。平等な扱いをしてもらいたい。