平成11年9月代表質問
Fつぎに介護保険制度についてでございますが、
特別養護老人ホーム入所者が、自立あるいは要支援に判定された場合、出所しなければなりません。これにあてはまる方は何人ぐらいと予想されるでしょうか。これらの方は5年間の猶予があるものの、老人ホーム待機者は400人おり、実際には出所せざるを得なくなります。健康であっても家庭内の不和等から入所している人もおられます。「社会的入所」と言うそうでございます。
追い出されると自殺サエしかねない状況であります。
受け入れの施設が必要だと思われますが、市の考えを聞かせて下さい。
答弁
一割の方が自立、要支援に判定されると推察されます。5年の措置があるので直ちには対処しません。高齢者世話付き住宅と高齢者生活福祉センターを検討しています。
再質問
食費などの自己負担分も払えない方は、経済的にも退所せざるをえないのではないでしょうか。また経営者にとりましても、不景気なご時世に介護費の取れない、元気な方をおいておくより、完全看護の方を入所させたい。自立の方は退所を勧めざるを得ないというのが、施設経営者の苦しい立場ではないでしょうか。
そのためにもケアハウスの拡充あるいは、ケアハウスより補助金単価が17万7800円と高い、「高齢者生活福祉センター」の設置推進をお願いします。
答弁
シルバーハウジングの増設と高齢者生活福祉センターの新設等、種々検討します。