JR駅の改修
平成30年度予算委員会
岡崎委員 同じく219ページ、交通政策費についてお尋ねします。
JR駅で川尻駅、安登駅、安浦駅は新型車両に対応していないので、車両の床とホームの間で30センチぐらいの段差があります。お年寄りや、中には後ろ向きにおりる人もおられますし、小さい子供は両足をそろえてぴょんと飛んだりします。実は転んでしまったら反対側の線路へ転落したりするおそれがあるから、安全のために段差を解消するように申し入れたらどうかということと、一遍に言います、川原石駅は階段、屋根がないので傘がすれ違うときぶつかるんです。階段に水がたまるので歩いたら水がはねるんですが、強度によったら屋根を検討したらどうかと思います。吉浦駅が橋上駅になると、南のほうのマンションの人と北の商店街がつながるんですが、橋上駅を提案したらどうかと思いますが、どうでしょうか。
尾下都市部副部長 まず、JR駅の仁方駅より東側の駅の段差の件でございますけれども、これにつきましては従来から御指摘をいただいておりまして、これまでも国とかJRにも要望を行っております。それから、広島県に対しても、広島県のほうからその段差の解消等についてJRへ働きかけていただくような要望も行っております。
それから、川原石駅の件ですけれども、これ雨が降ったときに階段のところに水たまりができて滑りやすいという苦情、これまでもいただいておりまして、その件につきましても呉駅とかに確認しましたところ、一応全面改修、全面改良の要望は広島支社のほうには出しているみたいなんですけれども、なかなか、順番があるみたいで、まだ実現には至っておりません。屋根のことについても、JRとの協議の中で話は出していきたいと思います。
それから、吉浦駅の橋上化の件でございますけれども、駅舎の橋上化というのは多額の費用がかかりますので、先日も地元の自治会のほうから自由通路の要望がございまして、橋上化は難しいにしても、南北をつなぐような自由通路ができないかとかということについては、今からJRと協議を行ってまいりたいと思います。
岡崎委員 実はもう一つありまして、天応駅は4月1日から無人になります。天応ポートピア駅もいずれ無人駅になると思われるんですが、今は歩道から階段を上がって、改札口を通って、また階段おりてきてホームに行くんですが、もし無人駅になるんでしたら改札機を下におろしてくれたら、新広駅のように歩道から階段を使わずにぱっとホームに行けるんですけれど、改札機をおろすか、新しく新設するように要望していただけないかと思うんですが、いかがでしょうか。
尾下都市部副部長 呉ポートピア駅のバリアフリー化につきましても、先日、地元自治会のほうから要望書が出されまして、こちらのほうについてもJRと協議を行っていきたいとは考えております。ただ、今もいろいろ駅のことで要望がありましたけれども、どれも費用がかかることでございますので、限られた財源の中でどういうふうに進めていくかということにつきまして、今後優先順位、そういったことを考えながらJRと協議を進めてまいりたいと考えております。
平成27年9月一般質問
***(1)駅
***(ア)ホームの段差
つぎに地域間格差是正を質問します。
阿賀駅・新広駅は新築の美しい駅となりました。広駅前は美しく改修されました。
さらに新広駅は改修されます。それに比べて仁方駅から東は新型車両に対応してないので車両の床とホームの段差が30cm位あります。降りるときつまづいたら反対側の線路に転落してしまう恐れがあります。大変危険です。
民間企業であるが、仁方駅から東は新型車両に対応するよう改修を提案してはどうか。
答弁 仁方駅以東のJR車両の床とホームとの段差につきましては、従来から御指摘をいただいておりまして、私どもも承知をしております。このため、鉄道施設、車両等のバリアフリー化を推進し、人に優しくゆとりのある構造に向けて整備することにつきまして、これまでもJR呉線複線化等期成同盟会を通じ、他の路線の沿線市町とともに国やJRに対し要望を行っております。また、広島県に対しましても、県提案等でホームと車両との間の段差、すき間の解消を初めとする施設の改善についてJR西日本への働きかけを行うよう要望しているところでございます。こうしたホームの改修につきましては、JRは1日の乗降人員が3,000人以上のバリアフリー整備対象駅を優先的に実施しているということで聞いておりますが、呉市といたしましても利用者の皆様の利便性の向上に向けて粘り強く要望してまいります。
***(イ)駅舎の橋上化
質問 駅舎を橋上化すれば前後がつながる。吉浦・天応駅は橋上化すれば送り迎えが便利になり、利用者拡大につながる。提案したことはありませんか。
答弁駅舎の橋上化についてでございますが、議員御指摘のように、線路をまたぐ自由通路やバリアフリー施設とあわせて整備すれば、線路で分断されている地域においてはそれぞれの地域間を行き来する歩行者の移動が便利になりますし、駅周辺の整備も行えば送迎等が容易になることもございます。しかしながら、限られた財源の中でこうした整備を進めていくためには、施設の利用者数、利用実態等を勘案しながら事業化に向けてのさまざまな課題もございます。こういったことで、今のところ呉市内の駅については、橋上化の提案をしたことはございません。
質問 橋上化がすぐに無理なら、せめて階段に屋根を設置してほしい。川原石駅、天応駅は階段に屋根がないので傘がぶつかる。両手に荷物を持っていては傘が持ちにくい上に傘がぶつかるとバランスを失います。改修を提案してはどうでしょうか。
答弁その他の駅施設の整備とか利用者の利便性向上といったことにつきましては、引き続き今後もJRと協議を行っていきたいと考えております。