介護未利用者
令和6年決算特別委員会
介護保険を使っていない方
◆岡崎委員 時間はかかるんですけれど、ちゃんと74項目を聞いていただければと思います。その中で、認定されたけれど、保険を使っていない方が、かなりいらっしゃると思うんですが、数が分かりましたらお教えください。
◎笠井介護保険課長 利用されていない人数でございますが、後ほど回答させていただきます。
◆岡崎委員 じゃあ、いいです。前にお聞きしましたら、1万人ぐらいとおっしゃられていまして、恐らく、内容的には、病院に入院されている方がほとんどだろうと思いますし、あと他人の世話にならないという方が恐らくいらっしゃるんだろうと、そういった奇特な方がいらっしゃると思います。ひょっとしたら、中には使い方が分からないという方もいらっしゃるかも分かりませんので、先ほどの数字はいいですから、認定された方に対してどういうアフターをされているかお教えください。
◎笠井介護保険課長 利用されていない、病院に入院されている方については、病院にはソーシャルワーカーとかがいらっしゃいまして、介護保険サービスについても御存じであります。そういった方とかに、介護保険制度について説明をしていただいたりしております。
◆岡崎委員 ありがとうございます。遠慮される方もいらっしゃると思うんですけれど、適正なときに適正な介護をしたら、ひょっとしたら重症化を防ぐことができるかも分かりませんので、ぜひちゃんと適切に伝わるように、よろしくお願いいたします。
令和3年3月予算特別委員会
◎多田介護保険課長 介護サービスを利用していない人でございますが、令和2年9月分を見ますと、要介護、要支援認定を受けておられる方は1万3,872人でございまして、介護保険の住宅改修とか福祉用具購入のみの一時的な利用を除けば、介護サービスを利用していない方は2,350人、約17%の方が利用されていない状況でございます。
これについては、まずそれぞれの理由からだと考えております。御家族や周りの方々が心配されて介護認定を勧められましたが、御本人がサービスの利用を拒否されるケース、また認定は受けられたものの、その後病状が悪化され、治療が必要となり、入院となったケースなどが考えられます。いずれにしても、介護保険制度は、単に介護を要する高齢者の身の回りの世話をするということを超えて、高齢者の自立支援と利用者の選択により総合的に保健医療サービス及び福祉サービスを受けられる利用者本位の制度でございますので、真にサービスを必要とする人が適切に利用できるよう、また、サービスを利用するに当たり困ることがないよう、介護保険制度の運営に努めているところでございます。
広報につきましては、新規に要介護認定を受けられた方へは、認定結果とともにサービスを利用するための流れやケアマネジャーのいる事業所や施設入所についてなど、また、要支援者と認定された方へは高齢者の相談窓口でもあり、要支援者のケアプランを作成する地域包括支援センターについてなどのお知らせを同時にお送りしまして、サービスを利用していただくに当たり困られることがないように努めております。
また、委員御紹介のパンフレットやホームページ、また、出前トークなどで介護保険の仕組みをお伝えしておりますが、まずは介護や支援が必要になったときは地域包括支援センターや介護保険課等に御相談いただきたいことを高齢者の皆様にはまずは知っていただきたいと考えております。
◆岡崎委員 大変御丁寧な御答弁ありがとうございました。
使い方が分からない方がもしおられたら困りますので、ぜひ御丁寧な広報のほどをよろしくお願いいたします。
ただ、年金から介護保険料を引き落とされるシステムなんで、少ないとは思うんですが、外国籍の方に対してはどうなっとるか、教えてください。
◎多田介護保険課長 本市の第1号被保険者、65歳以上の方ですが、約7万7,000人いらっしゃいます。そのうち外国籍の方が約200人いらっしゃいます。そのうち約17%の方が介護認定を受けられ、そのうちの9割の方が介護サービスも利用されておられる状況でございます。
平成21年予算特別委員会
◆岡崎委員 要介護認定者の人数と介護保険を利用していない人というのが、これ昨年度幾らだったか、今年度か、何人だったのか教えてください。
◎武内介護保険課長 まず、平成19年9月の時点で要介護認定者数は1万1,283人、受給されてない方、サービスを受けておられない方は1,622人、平成20年度9月末現在で認定者数のほうが1万1,219人、未利用者の方は1,625人でございます。
◆岡崎委員 ここで介護保険を利用してない方が恐らく二通りあると思うんですが、1つは、どういうふうにして利用していいのかが全くわからない人、もう片方は、人様のお金を使ってまで面倒を見てもらいたくないという善意的な人とがいらっしゃると思うんですが、前者の、やはりお金を払っておるにもかかわらず利用してない、利用の仕方がわからないという方に対して、黙っとけばいいんですけど、広報してあげるほうが親切じゃないかと思うんですが、この広報に関してどのような施策をされておるか、教えてください。
◎武内介護保険課長 委員仰せのように、第4期の介護保険事業計画のところでアンケートをとりまして、未利用の方の主な理由はそういったことでございました。それと、医療機関に入院されているために利用されてないというのが主な理由でございまして、その中で、利用する仕方がわからないとか、そういった方につきましては、介護保険を申請されるときにパンフレットをお配りして説明して、どういうふうに利用するのかというようなことはその窓口で説明しておりますし、今呉市の中で地域包括支援センター8カ所と地域相談センター17カ所がございまして、そこに御連絡いただければ、介護の相談とか、どうやって申請したらいいんかとか、どうやってサービスを受けたらいいんかとか、あとは高齢者福祉の事業につきましてもいろいろと相談を、いわゆる窓口になっておりますので、そこらも御利用していただくように広報等もいたしております。
◆岡崎委員 うちにもパンフレット来ましたんでわかっておるんですけど、活字で書いてありまして、何となく読みづらい、介護保険制度そのものが理解しにくいのがありまして、ちなみにですけど、よその市では、漫画で、イラストでかいてあって、要介護1だったら手すりのイラストがかいてあるとか、要介護3になると御飯を食べさせてもらうところのイラストがかいてあったりしまして、こういったようなパンフレットもありましたので、考えていただきたい。