敬老金
平成20年度決算委員会 平成21年10月
質問 主要な施策の成果等に関する説明書の成果等に関する説明書の44ページ,敬老金等支給事業についてだが,この事業により具体的な効果,例えば寿命が延びたとか,血圧が下がったとかがあれば,答えていただきたい。
答弁 敬老金と長寿祝金は,それぞれ88歳と100歳の方に支給しているが,それにより寿命が延びるということは考えていない。敬老金については.お祝いをするという意味で支給している。
質問 効果があいまいと理解した。市民から集めた税金をそのまま市民に戻すこの事業に疑問を感じる。例えば,道路をつくれば,多くの方が利用し,救急車や消防車が通る。また,老人ホームをつくれば,多くの利用者とその家族が喜ぶ。建てるときに設計業者や建築業者がかかわる。運営や管理を含めると多くの方が幸せになる。
一方,本人への現金給付はそれだけで終わってしまう。この事業をやめて,高齢者の自殺を防ぐ事業等,必要性の高い事業をすることは考えなかったのか。
答弁 高齢者に対する事業はいろいろあるが,その中でどういった事業が有効なのかを常に研究していきたい。
質問 現政権も同じようなことをするようだが,どうしてもこの事業を継続するのであれば,生活困窮者に限定して支給するよう要望する。
平成20年予算委員会 P185
敬老金等支給事業
◆岡崎委員 敬老金等支給事業についてお尋ねします。
1,500万円ほどかかっておるんですが、どうなんでしょう、これ、実際喜んでいただけてるんでしょうか。恐らくお金持ってったら、もったいもったいないということを言いながら受け取って、そのまま仏壇にお金をしまって終わってしまうんじゃないかというような気もするんですが。例えば大阪の大都市では、高齢者に漫才を聞かせることによって、死ぬほど笑ってもらう、死んじゃいけないんですが。笑ってもらったら血圧が下がったりがん細胞が消えたりするそうなんです。元気になって健康保険料も浮かそうという案だそうでありますが、ただ単にお金をばらまくというよりは、こういったような事業というのに変えていった方がいいんじゃないかと思うんですが、今後継続されるんかどうか教えてください。
武内介護保険課長 今行ってる事業は、88歳と100歳以上の方の長寿をお祝いしてということで敬老金を支給しておりますが、これは高齢者に対して敬老の意を表するということで、それはもちろんですけど、健康の増進に寄与する、そういった面で出してるものでございますから、喜ばれていると考えております。
今後は、そういったことをいろいろな高齢者施策等含めまして、何が有効になるのかということは検討してまいりたいと考えております。
岡崎委員 大変喜んでおられるということでありますですね。本当に渡すときにですね、ああやって喜んでいただけるなら、例えば将棋につき合ってあげるとか、シベリアの話を聞いてあげるとか、こんなことの方が喜ばれるんじゃないかなということも思います。