コミュニティFM



平成20年予算委員会 P167
有線放送改修費

質問 呉市には有線放送がある地区とない地区がある。情報伝達で地域間格差をなくすためにコミュニティFMが有効と思うがどうか。

答弁 コミュニティFMについては、地域のコミュニティや災害時の有効性について認識している。しかし、呉市は山によって地域が分断されており、市全域を放送エリアとしてカバーすることが困難である。地域を限った放送では、情報伝達手段としては有効性が低くなる。市が中心となってこの事業を実施することは難しい。



平成17年3月定例会予算特別委員会
◆岡崎委員 次に、平成4年からエリアを限定したFM放送局が開局できることになりました。コミュニティーFMと言うんですが、既に広島市、五日市市、福山市、尾道市が開局しておりますが、呉市で導入とかという計画はありませんですか。

◎神垣情報政策課長 まず、旧郵政省が、従来のFM放送局の場合に比べて免許申請、運用時間等の基準を緩和して、委員仰せのように平成4年1月に制度化されたFM放送のことだと思います。呉市においてのこのコミュニティーFMについての検討結果については、まず基本的に市街地が灰ヶ峰山系、休山山系等により各地域で分断されておる状況から、地形的要因として市全域を放送エリアとしてカバーすることが極めて困難である点。そして次に、そのために地域を限った放送では情報伝達手法としては有効性が低い。最後に、放送エリアが狭いという点におきましては、出資者及び番組スポンサー等の確保が困難であるという理由において一応実現化は困難なものだという検討結果になっております。

◆岡崎委員 現在は急速に普及が進んでおるそうでございます。災害の連絡手段としても効果が高いということで、そういった面からも検討の余地があればお願いしたいと思います。