高校生をくれ観光特使

平成28年6月一般質問

*** (2)ふるさと大使
***  ア.現状           観光振興課

質問 ふるさと大使の状況はどうなっていますか。

答弁 本市の「くれ観光特使」の制度について,その概要をお答えいたします。
 この制度は,平成20年度に創設し,観光を中心に本市の魅力を全国に発信するため,呉市にゆかりのある方々,石坂浩二さんや島谷ひとみさんを始め,企業人や文化人など,首都圏等において活躍しておられる105名の方にお願いしているものであります。
 こうした特使には,本市の観光施設を無料で利用できる名刺をお渡しし,主に県外での本市PRに貢献いただいております。
 また,平成26年度から,東京都内で,観光特使の皆様を含めた,呉ゆかりの方々と,観光や企業情報,また,地域振興等の先進事例に係る情報交換を行い,交流を深めております。

***  イ.市内の高校の卒業生を任命してはどうか    富士吉田市

質問 富士吉田市では市外に進学する高校生をふるさと大使に任命し、市のPRが入った名刺を渡している。希望者だけだが、これをすることにより、市の宣伝に一役買うようになる。市の宣伝をしているうちに愛着がわいて、市に就職するかもしれない。
 呉市は高校生をふるさと大使「くれ観光特使」に任命して市のPR名刺を作ってあげる事業をする考えはないか。

答弁 富士吉田有の「ふるさと大使」事業は,郷土愛を育み,いずれはUターンに繋げていくという趣旨で始められたと,伺っております。
 本市におきましても,「呉市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の基本理念として「若年層の定着〜若者が集い,にぎわうまちづくり〜」を掲げ,若年層の定住促進や雇用確保に向けた,各種事業の展開を図ることとしております。少子高齢化など,社会環境が変化する中,家庭の事情等もあり若者の地元志向は,強いものがございます。
 従いまして,富士吉田市を始め,各団体が実施している,若者の地元定着に繋がる事業については,その効果等について,しっかりと研究して参りたいと考えております。

要望 子供が「くれ観光特使」に任命されると、親は大喜びです。年賀状で宣伝するかもしれません。親戚ご一行様が、高校生くれ観光大使の引率でやまとミュージアムを見学に来るかもしれません。就職すると新入社員でありながら観光部長の辞令が下りて、呉の社員旅行の幹事に任命されるかもしれもせん。観光業界の就職には有利と思います。
 名刺に就職案内のQRコードを印刷しておけば、他市からの就職が来るかもしれません。費用は名刺だけなのでほとんどかかりません。