交通網整備について

平成22年6月代表質問
5.交通網整備について
質問 クレアラインの無料化で様々な変化が予想されます。
江田島からフェリーで広島に通勤していた方が、クレアラインを利用するようになるかもわかりません。呉市内の商店はストロー効果により打撃を受けるかもわかりません。
このような中で、クレアライン無料化は焼山地区人口増加のチャンスになります。
呉市中心部に行くのも広島市中心部に行くにも無料のクレアラインが使えるからです。
そのためには焼山天応間の道路改良の必要性が出てきます。
ここで焼山天応間の道路改良の状況をおたずねします。
パネル
 次に、阿賀から虹村に架かる橋が来年10月に完成します。仮称で広第二大橋と名付けているそうですが、虹村、英語でレインボーヴリッジに架かる橋ならレインボーブリッジと名付けてもよいのではないでしょうか。
この橋により、将来は虹村工業団地と呉東広島自動車道路が接続されます。ここで欲を言えば虹村から新日本造機と王子製紙の間に橋が架かれば駅南の企業は国道に出なくても呉東広島自動車道につながります。阿賀マリノから広駅裏まで国道に出ず、バイパスすることができます。交通緩和に大変有効な道路になると予想されますが、市の考えはどうでしょうか。


答弁 当区間は、急勾配で力ーブも多く、狭隘な道路であるため、広島県により、待避所の設置や見通しを良くする部分改良工事が実施されており、現在は深山の滝入口付近を改良するための公図整理や用地取得を進めていただいております。
 広島呉道路(クレアライン)の無料化社会実験の影響により、呉環状線天応〜焼山区間の交通量の増加も考えられます。
 しかし、広島県では厳しい財政不況の中、選択と集中のもと、事業箇所をした上で道路整備を実施しておられ、現段階で、呉環状線天応〜焼山区間の全線的な道路改良を行うのは困難であると伺っております。
 このため、呉市といたしましては増加が予測される本区間での部分改良や狭隘区間の側溝蓋掛けなど、広島県に対しこれまで以上に強く働きかけて参りたいと考えております.

次に、広地区の幹線道路網についての質問にお答え致します。
 現在国道185号の渋滞緩和や円滑な地区内交通を確保することを目的に、(仮称)・広第二大橋をはじめ、古新開・弁天橋地区こおいて、古新開弁天橋線、オークアリーナと広商店街を結ぶ横路一丁目白石線など、重点的に始動整備を進めているところでございます。
 今後は、現在整備中の道路が完成した後、広地区の交通状況の変化を検証しながら、必要性や優先度を基に研究して参りたいと考えております。

再質問 クレアライン無料で焼山は発展します。固定資産評価が上がり、固定資産税が3万円アップすると、2億4千万円の税収増になります。ここで昭和高校・焼山キャンプ場から谷沿いを下る歩道がありますが、ここが車道になると大変便利です。拡幅も併せてお願いします。

 仮称ですが虹村末広大橋は180mの橋になります。今東呉バイパスでトンネルを掘削していますから、一部を埋め立てる方法も考えられます。
この橋ができると米軍弾薬庫に弾薬を運ぶのに中心部を通らなくても、人口の少ないところを通ることができます。広小坪自衛隊官舎の隊員が通勤に便利になります。このことから防衛周辺整備費補助対象になるのではないでしょうか。
国の補助で整備されることを望みます。