クレアライン無料化
平成29年6月15日一般質問
*** (1)見通しはどうか
私は誠志会 岡ア源太烽ナございます。誠志会3人目でございます。時期的に今質問することが必要であることから質問させていただきます。コンパクトに質問しますのでご容赦下さい。
クレアラインが3年後くらいに無料になると噂があります。無料になりますと、私の家と住んでいる天応宮町が、呉市で一番便利なところになるのではないかとひそかに喜んでおります。
焼山中央部にお住まいの方におかれましても、二河に降りるより、クレアラインを通った方が便利な道となります。
しかし、天応に降りる道はセンターラインが無く、狭いところとガードレールがないところがあります。事故を防ぐには県道と橋の改良が必要となります。ここは県に再度要望し、来年30年度に設計予算、31年度工事にとりかかっていただけなければ、交通の大混乱と事故がが予想されます。このことから、逆算してこの6月に質問させていただくこととなりました。
ここで質問します。クレアライン無料化の見通しを教えて下さい。
質問席に移ります。
【答弁】
クレアライン(広島呉道路)は,広島市南区から呉市に至る.地域高規格道路であり,一般有料道路として西日本高速道路株式会社が管理運営している路線でございます。
このクレアラインは,一般国道31号バイパスとして建設され,日本道路公団が有料道路とレて管理運営しておりましたが,平成17年10月に日本道路公団が民営化されることとなりました。
その際,クレアラインは他の高速道路等と同じく,独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構に引き継がれており,同機構が西日本高速道路株式会社(ネクスコ西日本)に道路資産として貸し付け,ネクスコ西日本が有料道路として管理運営する形態となっております。
同機構とネクスコ西日本との協定により,その料金徴収期間は平成32年11月28日までとなっておりまして,この貸し付け期間も料金徴収期間と同日に終了いたします。
貸し付け期間の終了後,クレアラインは本来道路管理者である国土交通省に移管されることとなるはずでございますが,管理形態等についての詳細は不明でございます。
*** (2)接続する県道66号線と滝見橋の整備
料金徴収期間は終わり、あとは国の管理になると理解しました。
クレアラインが無料化になりますと,県道66号線(呉環状線)と離合が困難な滝見橋は渋滞が予想されるため,道路拡幅と滝見橋の改良が必要になると思われます。
写真をご覧下さい。
上流から降りてきて、渋滞しているときにうっかり橋に進入してしまいますと、橋をふさいでしまい、下から上がる道をふさいでしまいます。手前に信号がありますが、信号が青になると上からの車が流れてきます。ここの交差点の信号は長いので、青の間に渡ろうと焦ってしまって、橋のところで止まってしまうと、また下からの車はあがれません。
改良工事が必要と思われますが、当局の意見を伺いします。
【答弁】 クレアラインが無料化された場合,呉環状線の天応〜焼山間における交通量が増加する可能性はあるものと考えられます。
この呉環状線の天応焼山区間につきましては,急勾配でカーブが多く,狭隆な区間も多い道路であるため,これまでにも,広島県事業として,待避所の設置や見通しを良くするなどの部分改良工事が実施されているところでございます。
ご指摘の滝見橋拡幅事業につきましても,この呉環状線め改良工事の一環として,広島県が,平成8年度に橋の拡幅及び改良案を地元に提示し,交渉を行った経緯かございますが,地権者の方からの同意が得られず,事業は進展いたしませんでした。
その後広島県では,平成25年度に,再度,計画の検討を行っておりますが,迂回路のない河川の工事であり,少なくとも3年の工事期間を要するなど,地元への影響が大きいことから,用地の取得も含め,事業に対する地元の全面的なご理解が得られなければ,実施は難しいという状況のようでございます。
*** (3)新たなバイパスを計画してはどうか
あと2mほど橋の幅が広がると問題は解決するのですが、様々な問題があります。
いっそ既存の道路より、天応上部入り口から西インター入り口まで新たなバイパスも有効ではないかと思われます。
地図をご覧下さい。
呉環状線の天応中学校入り口付近から西側の山を抜けて広島呉道路天応西料金所前の交差点につながる,新たなバイパスを計画してはどうか。バイパスを接続すれば丁字路(てい)が交差点になり、交通がスムーズになります。小中学校の通学路を避けることができます。案としてはどうでしょうか。
【答弁】 呉環状線の交通量増加への対応策としまして,部分改良に代わるバイパスの建設は,非常に有効な施策であると考えられます。
広島県においても,これまで,同区間でのバイパスの検討を行われたようでございますが,現段階において,具体的な構想や計画が示されるまでには至っておりません。
ただし現在,道路事業におきましては,特にバイパス系の道路への予算配分が非常に厳しい状態にあると伺っております。
こうした中で,広島県では,大規模バイパス事業である呉平谷線を,呉市域での最優先事業として取り組んでいただいていることから,現段階において本市から,新たなバイパス計画を要望していくことは,難しい状況でございます。
このため,新たなバイパス計画等につきましては,現在進行中である大規模事業の目嘩が立つ時期を見計らいながら,県に働きかけて参りたいと考えているものでございます。
*** (4)新たな住宅団地を計画してはどうか
バイパスはさながら天狗城山バイパスとでも名付けましょうか。通学時間と通勤時間帯が重なりますので、あきらめず、バイパス計画も県にご提案下さい。
次にクレアラインが無料になりますと、県道66号線を上がりきった焼山運動公園、昭和高校、最終処分場周辺は広島の中心部にも呉の中心部にもわずか15分で行ける一等地になります。天応、吉浦から焼山方面の山を見上げると、岩が露出しておりまして。山頂付近はさぞや鬼の洗濯板常態かと思いきや、実は平坦地が未開発のまま広がっております。
ピザのようです。周りはとんがっていても中は平坦です。
ここは住宅団地として、大規模開発し、ベッドタウンとして呉市の人口減に歯止めをかけるべきと思われます。
大規模開発する考えが無いかお尋ねします。
【答弁】 クレアライン無料化に伴う新たな住宅団地の計画についてのお尋ねでございます。
クレアラインの無料化が実施されますと,インターチェンジに接続する道路周辺においては住宅団地の需要が高まってくるものと思われます。
また,平成29年度3月に改訂した呉市都市計画マスタープランにお昏ましても,『インタチェンジ周辺等の交通利便性を活かした土地利用を促進するた軌 計画的かつ適正な土地利用を検討する』としております。
呉市といたしましては,今後の民間開発動向を注視するとともに、民間開発に対し開発許可制度の適切かつ迅速な適用や民間投資の誘発に繋がる施策等について研究して参りたいと考えております。
【提案】焼山キャンプ場はつつじヶ丘キャンプ場と言いますので、名称はつつじヶ丘団地となるでしょうか。名称は焼山議員にお任せするとして、仮称つつじヶ丘団地開発を是非ご検討下さいますよう提案します。
最終処分場が満杯になった節にはキャンプ場をそこに移し、キャンプ場跡地をつつじヶ丘3丁目にしてはどうでしょうか。