学校校庭開放
平成19年12月代表質問
土日休日の学校校庭開放について
学校の校庭は土日祝日は許可がない限り基本的に施錠しています。
学校施設の目的は児童生徒の学習が目的であり、それ以外の子供の遊びや市民のレクリエーションに使用することは、目的外使用にあたることが理由ではないかと思われます。
しかし、道路でキャッチボールをすることは危険であります。
他の自治体では、地域の皆さんの学習・文化・レクリエーションやサークル活動の場として校庭だけでなく、図書室や体育館を開放しているところもあります。
人口7万人の鳴門市はシドニーオリンピックに3人の陸上選手をだしました。25万人の呉市からなぜオリンピック選手がでないのでしょうか。平素から体を動かす場所が不足しているのも一つの要因ではないでしょうか。
車を気にせず、のびのびと運動ができる環境が将来世界に羽ばたく選手の骨格を作るのではないでしょうか。
学校施設の一部を青少年の体力作りのために開放する考えはないか質問します。
答弁 休日などの小中学校の校庭利用については、管理する教職員が不在のため、施設の管理や危機管理の問題があり、許可していない。しかし、地域のスポーツクラブやスポーツ少年団など、責任を持って施設を利用できる団体には学校行事に支障がない限り、利用を許可している。
再質問
学校校庭を開放すれば、児童が育てているひまわりが盗まれたり、たばこの投げ捨てがあったりするかもしれません。
ここで、現実に即して質問します。たとえば、阿賀北でキャッチボールをするとしたらどこでしたらいいでしょう。
サッカーボールを蹴りたい。どこでしたらいいか教えてください。
また、ポートピアパークや陸上競技場のようにの夜間だけ施錠すると言う方法はとれないでしょうか。
答弁 学校の校庭は市民の身近な体を動かすスペースになっている。しかし、日中に限ったとしても休日の学校に出入りするのは善意の人々だけではない。
公の施設を管理する立場からは施錠せざるを得ない。
再々質問
公園でキャッチボールをすると他の利用者に迷惑をかけます。サッカーボールを蹴ると怒られます。
安全にのびのびと遊んだり、スポーツができる環境作りが必要です。
都市公園はリスク承知で24時間開放しています。学校施設は教育目体以外に開放できない。
でしたら、いっそ学校と公園を一緒につくってはどうでしょうか。
これは提案です。
平成17年第3回 6月定例会
休日、学校は施錠してありますので、道路でボール遊びをしている児童を時々見かけます。学校の中にトイレがありながらも、休日は使うことができません。連休のときなど、児童が育てている花に水をあげようと思ってもできません、思うだけでありますが。地震で火事が発生した場合、どこに逃げるのでありましょうか。住民と児童を安全な学校から排除し、危険にさらすようになるわけでありますが、なぜ学校に施錠するのか、お答えください。
続きまして、4、学校の休日施錠について、休日の施錠の理由についての御質問でございます。
夜間、休日などに学校を開放いたしますとごみが散乱したり、校庭が荒らされたりするなど、教育環境に支障が生じることがあります。こうしたことから、子供にとって最良の教育環境を維持するため、子供が活動してない休日や夜間などは、やむを得ず校門を施錠しております。放課後や休日に道路など危険な場所で遊ばないなど、子供の安全な過ごし方につきましては学校と連携し指導してまいりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
それから次に、休日の学校施錠等のことについてでございますが、先ほども答弁申し上げましたとおり、教育委員会といたしましては、やはり学校を施錠しなくてはならない環境を何とかなくしていく方向でというような思いは強く持っておりますが、今の状況ではやむを得ずという方向でそういうことを進めておる状況を御理解いただけたらというふうに思います。