情島交通船
平成20年度決算委員会 平成21年10月
質問 生活航路維持事業について聞く。情島交通線が3往復しているようだが,現在もそうなのか。
答弁 ダイヤとしては3便だが,強風時など,地元の方が島に帰っている場合は運休する場合がある。
質問 15時の船は,運航されているのか。
答弁 状況によっては運休する場合もある。
質問 朝,船に乗って呉に渡り,病院などに行って用事を済ませて,12時の船で全員が島に帰ると,15時の阿賀便に乗船客がいないこともある。そのような場合には,そのまま運休となるようである。
島民からすれば,荷物の運搬などで便宜を図ってもらうこともあるので,買い物などの時間がほしくても,15時の船を出してほしいということがなかなか言えない状況にあるとのことだ。
また呉の人が島に渡っても,1時間しか作業ができないという実態がある。以前にも言ったが,県庁の人が15時に船を出してほしいと言ったら,15時の船便はないと言われたそうである。妥協案として提示する。8時,12時,15時となっている情島発の便を8時,15時,17時というように時間を調整することはできないか。
答弁 業者には,危険がない以上,3航路の運航をするようきつく申し入れている。また航路事業者は,島外に住民が出ているのがわかっているから,欠航することはない。
時間の変更については,地元からの要望があれば,事業者に伝える。このたび自治会の方から,時間をずらしてほしいということは聞いている。
質問 2便目をもう少し遅くしてもらいたいというのが地元の意見だと思う。調整してもらいたいと思う。よろしく願う。
平成20年予算委員会 P235
離島航路事業特別会計繰り出し金
質問 情島交通船 生活航路維持事業についてお尋ねします。
このうち情島交通船についてお尋ねしたいんですが、民間会社が1日3便運航しておりまして、これに対して呉市が補助金を出しておりますが、情島交通船、20年度幾ら補助するのか教えてください。
濱田広域行政推進室主幹 情島航路の補助額につきましては、約800万円余の予定をしております。
以上でございます。
岡崎委員 昨年の話ですが、県農林がかんきつの調査のために3時に船を出してほしいとお願いしましたら、午後は運航していないと断られたそうであります。私も様子を見て見張っておりましたら、やはり3時、5時と、1日3便のうち3時、5時は余り運航していなかったようなんですがどうなんでしょう。
濱田広域行政推進室主幹 確かに今の事業者の御計画上では、1日3往復3便運航するようになっております。本件につきましては、これまでも議員さんの方から御指摘を賜りまして、事業者の方に適正なる運航についてのお願いをいたしております。また、離島住民自体12名ということで、事業者の方からすれば、空気を運んで経費をかけてもというふうなこともございます。しかしながら、議員さん仰せのように、当然決められた時刻表あるわけでございますので、その時刻表が実態と合わないのであれば、その変更も含めて、今後事業者と協議をしてまいりたいというふうに考えております。
岡崎委員 船を出しても出さなくても補助金800万円もらえるというのはいかがなもんでしょうか。
そこでお尋ねするんですが、呉市とそこの船長との直接的な契約なのか、それとも間にもう一個会社があるのか、ちょっとその辺教えていただけますか。
濱田広域行政推進室主幹 本件補助金は、有限会社つかさという会社が航路を運航しておりますので、有限会社つかさという会社でございます。そこに補助をしております。
以上でございます。
岡崎委員 何度も言うようですが、船出しても出さなくても補助金だけもらえるというのはやはりおかしいと思います。そこで御相談なんですが、例えば固定補助プラス1人乗せたら幾ら補助するとかという、いわゆる歩合みたいなものができるものか、それとも全くできないものか、考えがないのか教えてください。
濱田広域行政推進室主幹 今の補助の額につきましては、基本的にはその事業者自体も黒字が出ておるわけではございません。先ほど来申し上げておりましたように、10人、11人というふうな定期的な利用客の行動状況というのが、比較的もう船長さんが把握しておられるというような現状の中で、確かに運航しない分については、仮にそれを空気を運んだとしても、この燃料高騰の中、運営費がかさむというふうな実情等もあるわけでございます。その辺を踏まえまして、適正な今の住民の利用に合うような形の、あるいは全く空気を運ばないでもいいような形での事業計画というのを考えていく必要があるというふうに理解をいたしております。
以上でございます。
岡崎委員 島民の方は12人ですが、まちの方に出ておる息子さん、娘さんがですね、親の実家に帰ってお手伝いしたいけど、1時間しかおることができないというのが実態だそうでありまして、客がいないのに船を動かしてくださいとは要望いたしませんが、もし船を出してくださいという声がありましたら、喜んで出してもらえるような仕組み、制度をつくっていただきたいと思います。
平成18年決算委員会
☆情島交通船
質問 民間会社が1日3便運行しており、呉市が補助金を出している。18年度いくら補助したか。
答弁 830万円だ。
質問 1日3便のうち、15時、17時はあまり運行していなかったようだがどうか。
答弁 午後の便については、島民の利用がない場合、そのまま帰港している現状がある。
質問 県農林が柑橘の調査のため15時に船を出してほしいといったら、午後は運行していないといわれ、猛烈に怒っていた。船を出せと言われたら、すぐ出すべきではないか。
答弁 全体事業費は1050円で、民間事業者もお金をかけている。赤字を全額補填しているわけではない。
質問 乗る人がいないのに船を走らせろとは言わないが、市民つり客から頼まれたら、喜んで船を出すよう願う。
情島交通船
平成17年決算委員会
ある釣り人がが、「情け島行きの夕方の交通船に乗せてほしい」といったら、「12時半の船に乗ってくれ」と言われたそうだ。
定期便は午後の便はないのか。
答弁 民間会社が1日3便運行しており、呉市が補助金を出している。
阿賀港を出港する便は12時30分、15時、17時だ。
間違いなく午後の便もあると言うことで私の実態調査が間違っていた。
☆その後の調査で午後はほとんど出航していないのがわかりました。