野呂ロッジ



令和6年決算特別委員会
野呂高原ロッジ事業
◆岡崎委員 次に、主要な施策の成果等に関する説明書288ページ、野呂高原ロッジ事業についてお尋ねいたします。
 新型コロナ蔓延が明けまして、今の経営状況はどんなものでしょうか、令和5年度の状況をお教えください。

◎瀧川観光振興課長 野呂高原ロッジの状況でございます。
 経営状況は、令和5年度に関しましては、指定管理料と売上げ込みで120万円程度の黒字となっております。

◆岡崎委員 黒字ということをお聞きしました。
 これは、野呂山の在り方全体を考えてもらいたいと思うんですけれど、実は、冬に泊まってみました。部屋から風呂までが結構遠くて、通路にストーブが置いてあったんですけれど、ちょっと寒い。海が見えないんです。それと、夜、窓を開けたら、真っ暗なんです。当然、家もないし自販機もないから、闇があるようで、虫と鳥がいないから音もしない。音も光もない世界ということで、大変不思議な経験はするんですけれど、やはりラーメン屋もないし、自販機もないということで、観光施設としてはどうかと思うんです。
 ただ、隣に筆の資料館があるので、言いにくいんですけれど提案するとしたら、筆の合宿所にしたらどうかと思っています。といいますのが、熊野町で、筆の合宿所を造って、中国からすごく偉い筆の先生を連れてきて合宿させようとしている。授業料、合宿料は1人100万円。100万円といいましても、先生が書いたこの下書きの書だけでも10万円ぐらいで売れるとかで、すぐに元は取れる。ぜひ、野呂高原ロッジは、観光もいいんですけれど、ぜひ、書道の合宿という学習施設も併せて検討いただいたらどうかということです。要望なんで、声が小さくなるんですが、以上で終わります。



平成28年度予算特別委員会
岡崎委員 野呂高原ロッジ事業についてお尋ねします。
 経営状態はどんなんでしょうか。ここに書いてあります2,091万円っていうのはいわゆる赤字かなと思うんですが、どんなものでしょうか。

神垣観光振興課長 野呂高原ロッジの経営状態ということなんですけれども、見ていただきまして、平成28年度一般会計からの繰入金として2,901万4千円を計上させていただいております。この内訳は、修繕料として310万円、火災保険料として1万8千円、そして指定管理料として2,589万6千円を計上しておりますけれども、経営状態につきましては、指定管理者である野呂山観光開発からの過去2年間の収支報告によりますと、懸命に企画プランなど設定し利用者増に努めていることから、指定管理料を含めての収入と支出の差でございますけれども、平成25年度が439万1,214円の黒字、平成26年度が336万6,234円の黒字ということになっております。

岡崎委員 修繕費も考え方によったら当然もうけの一部じゃろうと思う、減価償却になると思うんですよ。そこで、といいましても山開きまでの2月、3月は使用率が低いんじゃないかと思うんですが、あとはもうかっとるけれど、2月、3月、使用率はどんなものでしょうか。

神垣観光振興課長 客室の稼働率なんですけれども、平成26年度は、2月はリーズナブルなセットプランによりまして2番目に稼働率が高い状況でありますけれども、平成25年度は38.5%、高いのが8月、低いのが12月、平成26年度は客室の稼働率が39.7%で、高いのが6月、低いのが12月でございます。

岡崎委員 12月は忘年会でもうかっとるんか思うたら、2月、努力しておられるということを思います。ここで閑散期があるとしたら、これは提案なんですけれど、書道の合宿に使ったらどうかなということを思います。といいますのが、熊野町で以前筆の里会館の奥のほうの山を切り崩して合宿所にしようという文部科学省から補助をもらって計画がありました。中国からすごく偉い先生を呼んで、受講料100万円でやろうという計画がありまして、でもその偉い先生が書いた書が1枚当たり100万円ぐらいで売れるそうでありまして、残ったものを展示販売してもうけようという話がありました。こういったことなら別に今設備つくる必要もなくて、閑散期、もうからんのならこれやったほうがいいと思うんですが、合宿所に使うとかという考えというのは全くないものでしょうか。

神垣観光振興課長 閑散期に書道の合宿ということですけれども、現在、夏休み体験プログラムとして、子どもたちに川尻筆づくり体験を川尻毛筆事業協同組合の協力を得まして伝統工芸士の方にも来ていただいて筆づくり資料館で開催しております。平成26年度は2校、平成27年度は三坂地小学校の1校来ていただいておりますけれども、書道の合宿につきましては指定管理者である野呂山観光開発公社や川尻毛筆事業協同組合等と今後協議していきたいと思っています。

岡崎委員 芸術村もやっておりましたし、文化のまちでありますし、筆の里であると思いますので、ぜひそこからちょっとだけ借りて使うという方法でやっていただければと思います。



野呂高原ロッジ
◆17番(岡崎源太朗議員)
 今年4月、野呂高原ロッジに泊まってみました。サービスは大変いい、食事もおいしい。ただ、4月でも寒いと感じました。通路には石油ストーブが置いてありました。冬期は利用が少ないのではないかと思われますが、四半期ごとのおおよその利用客数を答えてください。
 経営状態はどうでしょうか。今後どのような計画があるのかお答えください。

◎経済部長(本岡栄) それでは、4番の野呂高原ロッジについて、2つの大きな御質問でございますが、まず1項目めの経営状態等についてお答え申し上げます。
 野呂高原ロッジの利用客についてのお尋ねがございました。
 初めに、宿泊客につきましては平成15年度の実績で、4月から6月は1,396名、7月から9月は1,823名、10月から12月は1,294名、1月から3月は1,453名で、合計5,966名となっております。また、休憩利用客につきましては、4月から6月は7,569名、7月から9月は6,421名、10月から12月は5,573名、1月から3月は5,170名で、合計2万4,733名となっておりまして、1月から3月の冬時期につきましても、他の時期に比べ若干少ないものの、一定の御利用をいただいているところでございます。今後とも季節ごとに特色ある企画等を実施し、より多くの方々に御利用していただけるように努力してまいりたいと考えております。
 次に、経営状況につきましては、本年度、野呂高原ロッジの運営等にかかる経費として一般会計から野呂高原ロッジ事業特別会計へ1,420万8千円の繰り出しを予定しております。
 野呂高原ロッジの運営につきましては、今後野呂山振興におけるその役割を検討するとともに、積極的に利用客の誘致や経費削減を図り、経営改善に努力してまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。

◆17番(岡崎源太朗議員)
 野呂高原ロッジの経営の件ですが、1月から3月の報告がありましたが、元日にかなりのお客様が来られると聞きますが、道路が凍結する冬期はやはり休館すべきではないかと思われます。三が日から5月の山開きまでは営業を休止するべきではないかと思いますが、もう一度お尋ねします。

◎経済部長(本岡栄) それでは、野呂高原ロッジの冬期の利用客の少ない場合、休館にしたらどうかとの御質問でございます。
 先ほどの御答弁でも、15年度実績でございますが、御説明を申し上げたように、宿泊客、休憩利用客とも冬時期は若干他の時期に比べまして少ないものの、一定の御利用をいただいておるところでございます。安全等をいろいろ図りまして、冬の季節には冬の特色のある企画を実施をいたしまして、一年を通じて野呂山で楽しんでいただけるようにしてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしく御理解のほどお願いいたします。



平成20年予算委員会 P455
ロッジ管理運営費についてお尋ねします。
 どうでしょうか、冬に泊まられたことが皆さんございますでしょうか。冬に泊まりますと、ついラーメンが食べたくなるんですが、ふろに入った後ラーメンを食べようと思っても、外に当然店はありませんし、窓をあけてみますと、やみがもう無限に続いておるというような感じであります。冬は特に、この時期冬は生き物がいないので物音一つしないというような状況であります。現実逃避したいという気持ちはあるんですが、音も光もない世界というのは大変不安でありまして、冬のロッジの観光はちょっと疑問が残る次第であります。
 そこで、提案なんでありますが、隣に筆会館があります。いっそ書道の合宿所にしたらどうかということを思います。中国から偉い先生を呼んで、特に修行ができるところでありますんで、観光もそうなんですが、ぜひ教育という面でもこれ生かしてみたらどうかと思うんですが、そのような考えがあるかないかだけお尋ねします。

石田観光施設課長 またまた奇抜な発想でちょっと戸惑っておりますけれども、現時点ではそういった考えは持っておりません。

岡崎委員 多方面から考えていただきたいということで、要望で終わります。ありがとうございました。



平成16年予算委員会
野呂高原ロッジ
げんたろう カブト岩展望台にレストハウスがある。この場所は宿泊休憩食事の場としては最適だと思うが、いっそレストハウスに野呂高原ロッジを移設できないか。レストハウスの場所ならテラスで食事だけでも利用客はかなりの数になる。
 移設について可能性を質問する。

答弁 来年改修予定がある。移設に関しては、野呂山全体の中で検討する。

げんたろう 冬季は利用が少ないのではないかと思うが、4半期ごとのおよその利用客数を問う。経営状態はどうか。

答弁 宿泊客は4〜6月は1396人、7〜9は1823人、10〜12月は1294人、1〜3月は1453人だ。冬時期も一定の利用をいただいている。 昨年度は1420万円の繰り出し(赤字補填)をした。

げんたろう 道路が凍結する冬季は休館すべきだ。元日は年間の7割のお客様がこられると聞く。三が日の後から5月の山開きまでは営業を休止してはどうか。
答弁冬は冬の特色ある企画を実施する。

ひとりごと 野呂高原ロッジに対する赤字補填累積は約10億円だそうです


平成16年度決算
☆野呂高原ロッジ
質問 赤字補填で一般会計から繰り入れしてきた。累積赤字はいくらか。

答弁 平成15年度3000万円。平成16年度200万円である。

質問 一説では、10億円の累積赤字があると聞いたがどうか。

答弁 把握していない。

質問 経営を民間委託すべきだ。夜は辺りが真っ暗になり、夜景を見るという状況ではない。見切りをつけたらどうか。

答弁 川尻町の顔として観光客に愛されてきた施設である。施設の方向性を考え、リニューアル等も考えていきたい。

参考 眺めが悪く、場所が悪すぎます。私(岡崎)案はキャンプ場横の眺めのいい芸術村施設と入れ替え、キャンプ場と眺望施設を管理しながら、宿泊をすべきです。