オンライン授業




令和4年決算特別委員会
◆岡崎委員 1点、リモート学習についてお尋ねしたいので、主要な施策の成果等に関する説明書203ページです。
 小学校コンピュータ利用教育推進事業についてお尋ねいたします。
 令和2年9月一般質問の答弁で、家庭においても遠隔教育を受けられるよう、オンライン教育システムの準備を進めておられると御答弁があったんですけれど、その後、令和3年度、現状がどうなったかお伺いします。

◎蒲原学校教育課長 今、委員がお尋ねのオンライン授業等に関わってのことなんですが、現在、家庭でもオンライン授業ができるようにということで、全ての児童生徒、それから教職員のほうにアカウントを発行いたしまして、それから使用方法マニュアル、こういったものを配布して準備を進めたところでございます。それから昨年度、各家庭と学校をつなぐオンライン授業ができるようにということを確認しておりまして、今後につきましては、各学校の実態に応じて取組が進められるような状況にはなっているところでございます。

◆岡崎委員 学校と家庭だけでなく、例えば、よその県の学校ですとか、海外と交流した事業の実績があったら教えていただきたいんですが、お願いします。

◎蒲原学校教育課長 海外というところでお話しすると、2つ御紹介いたします。
 まず、1つ目なんですが、呉市立呉高等学校です。呉高等学校の生徒会執行部、それから英語部の取組としまして、姉妹都市であるアメリカのブレマトン市、韓国の昌原市、こちらの高校生のほうとオンラインで交流したことがございます。自分の国で、はやっていることであったりとか、自分の自慢の文化とか、食べ物であったり、相手の国のことについて知りたいこと、こういったことを質問したりしながら交流を深めていったという例がございます。
 それから、少し前にはなるんですが、ドミニカ共和国でのことでございますが、和庄中学校の取組といたしまして、青年海外協力隊で活躍しておられた和庄中出身の先輩とオンラインで交流したことがございます。子供たちは、先輩の海外での活動の様子や苦労などを聞き取り、つながりをしっかり深めることができたということも聞いております。

◆岡崎委員 天応小学校が、災害のときに、よそと交流したとかというのも聞いたような気がするんですけれど、どんなでしょうか。

◎蒲原学校教育課長 こちらは、天応小学校の4年生になります。教科としては総合的な学習の時間なんですが、命をつなごうプロジェクトという取組の中で、天応小の子供たちと同じように、自然災害により被災した経験のある神戸市の成徳小学校、こちらの子供たちと、それぞれ実践している防災の取組についてオンラインで交流したことがございます。

◆岡崎委員 すばらしいと思います。いつの間にか、呉市教育委員会がインターナショナルになっておられたということでございます。
 以前、私は平和公園でオンラインでイスラエルの方とセミナーをやったことがあるんですけれど、映像はイスラエルなんですけれど、音声はオンラインで東京の方に同時通訳していただいて流したことがあります。システムはパソコン2台だったんですけれど、それだけで国際交流ができるということと、オンラインで同時通訳ができるというのはすごく便利な世の中になったなということを思うんです。ですから、オンラインで同時通訳をやれば、中学校の英語の先生ですとか、下の国際交流プラザの方とか、ボランティアの方が、世界中の方と交流ができる、会話ができるのではないかなということを思います。それも、相手は会議室にいなくても、自分の携帯でできる世の中になってまいりました。むしろ、携帯で、ふだんの生活の中で会話するほうがいいかも分かりません。
 といいますのが、私は以前、岩国米軍基地にいたことがありまして、米軍のピザって直径1メートルぐらいありますし、厚さが4センチぐらいあるんです。ああいった外国のふだんの生活に触れたら、もう概念が変わるといいますか、常識が覆ってしまうようなことがあります。パソコンさえありましたら国際交流ができます。この事業は大変よかったと思います。有効であります。グッジョブだと思いますので、今後も国際交流に、どうぞ力を入れてくださいますようお願いいたします。