ポーラスコンクリート




平成21年予算特別委員会
◆岡崎委員 あと4人です。よろしくお願いします。
 建設材料についてお聞きしたいので、233ページ、建築指導行政費についてお尋ねいたします。
 呉市はいわゆる技術のまちです。コンクリートについても職人が見てうなるような材料を使いたいなということを思う次第ですが、空気中の炭酸ガスを吸って強度が増していくといったようなコンクリートもありますが、ポーラスコンクリートというのがありまして、これは水と空気を通しますので、草が生えます。アドバンテージコンクリートというのは、通常の9倍の強度を持ちます。だったら、例えば削れる川底はアドバンテージコンクリートを使って、側面は草の生えるようなポーラスコンクリートにすれば長もちもしますし、自然、見た目にもよいということで、こういったような新しいコンクリートについて、ぜひ専門家の意見をちょうだいしたいと思うんですが、お願いします。


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◎福井土木課長 今紹介のありましたポーラスコンクリート、アドバンテージコンクリートにつきましても、それぞれ性能のすばらしいものがあるようです。今後こういう素材について研究を行いまして、有用性のあるような現場があれば、採用というか、工法の一つとして検討していきたいと思います。


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◆岡崎委員 ありがとうございます。若干コスト的には高い面、コストというか、材料費が高い面がありますが、例えば擁壁が一部欠けたり、あるいは橋の下が一部はがれたような場合、アドバンテージコンクリートを塗れば、もとの強度が確保できると思われます。これをすればつくりかえずに安く補強することができるということで、ぜひハイテクを使いまして維持費を抑えていただければと思います。