プロモーションビデオ
平成28年12月一般質問
庁舎の1階でドローンで空撮した呉市の観光PRビデオを放映しておられましたが、すばらしいできであると思いました。現在、別のプロモーションビデオを制作中とのことですが、そのビデオについて番宣を兼ねて制作の進捗状況を教えてください。
◎企画部長(小松良三) プロモーションビデオ制作の進捗状況についてお答えいたします。
呉市におきましては、今年度から全庁一体となったシティプロモーションに取り組んでおります。現在、呉市の認知度を向上させることに重点を置いたプロモーションビデオを制作しているところでございます。このビデオは、観光スポットなど呉の魅力を発信することはもとより、呉という都市を知らない人も一度見たら呉を忘れることがない、強烈に呉を印象づけるものになるよう工夫を凝らしているところでございます。
現在、今年度中の公開に向けて作業を進めておりますが、公開後はテレビ、ラジオを初めホームページ、SNSなどさまざまなメディアを活用しながら拡散を図りまして、全国に呉をPRし、強力に呉の知名度を向上させてまいりたいと考えております。
◆17番(岡崎源太朗議員) ただ、市が主体でつくりますというと呉市全般的なものとなりまして、おもしろ動画的なものをつくるには勇気が要るのではないかと思います。
しかし、今全国で話題となっておるPR動画は変わったものがございます。秋田市プロモーションビデオコンテストというのがありまして、これは今おもしろさで大変話題になっております。タブレットで見ていただいても構いませんが、吹き出してしまうので御注意いただきたいと思います。
東日本大震災後、PRビデオはスターが案内するものから地域住民が登場するほのぼのとしたものが多くなったように思います。
ここで質問します。
映像コンテンツ、アイデアを公募してはいかがと思いますが、お尋ねします。
◎企画部長(小松良三) 映像コンテンツやアイデアの公募をしてはどうかとのお尋ねにお答えいたします。
呉市におきましては、継続的かつ戦略的なシティプロモーションを展開することが重要であると考えております。したがいまして、中期的な視点で今年度から3年間を第1クールとして捉えまして、年度ごとの重点取り組み事項を決め、戦略に事業を展開していく予定でございます。
そうした中、市民に聞き取りアンケートを実施いたしましたところ、まずは最初に取り組むべきことは呉市の認知度の向上であり、その次に観光情報発信、そして人や自然の魅力発信との結果が出ております。そのような結果を踏まえまして、今年度はまず認知度向上に重点を置いた取り組みを展開することといたしました。
また、シティプロモーションを行うに当たっては、全体に統一感が必要であると考え、関係部署と連携をとりながら推進しているところでございます。
いずれにいたしましても、議員御提案の映像コンテンツやアイデアの公募につきましては、シティプロモーション事業の一つとして今後検討させていただきたいと思います。
◆17番(岡崎源太朗議員) 今公開している映画「この世界の片隅に」は、クラウドファンディングでみんなの投資でできた映画です。投資者のメリットは、最後の字幕クレジットに名前が出ることです。ガバメントクラウドファンディングで呉市PRビデオコンテストの寄附を募集されることを御提案申し上げます。
呉市出身で市外に在住されている方が呉市のPRビデオづくりにふるさと納税で直接参加、協力ができて、映像コンテンツの中に自分の名前が出れば、どんどん呉市PRビデオを普及してくれるのではないでしょうか。ただ、他市に入るはずの税金で呉市PRビデオをつくるということで多少後ろめたさというのは感じます。
宮崎市は、人気のクリエーター、いわゆるユーチューバーにサーフィン体験動画をつくってもらって、市のホームページではなくユーチューブに直接投稿しておられます。人気クリエーターなので内容がおもしろいし、クリエーターには既にファンがついているので一遍に全国に広がります。笑いながら見ていて、宮崎市でサーフィンをしたくなってきてしまいます。
情島は今10人も住んでいないと思います。集落が集まっていて、全世帯10分ぐらいで回れます。休校地の学校もあります。ビーチがあります。毎日ほぼプライベートビーチでバーベキューができます。まさにひょっこりひょうたん島のようなんですが、ここで、例えば情島のPRビデオを市立呉高等学校につくってもらって、生徒が全総力を挙げてユーチューブにネット配信しましたら、全国から情島に移住したいと申し出る人が1,000人ぐらいはいるのではないかと思います。ガバメントクラウドファンディングで呉市に費用の負担なくおもしろPRビデオを制作し、観光と定住がふえるように御提案申し上げます。