リバースモーゲージ
平成18年度予算委員会
◆岡崎委員 次に189ページ、高齢者生活援助費になろうかと思いますが、武蔵野市でリバースモーゲージという制度があります。高齢者が持ち家を担保に老後の資金を借り入れて、死亡したら住居を売却して清算するというものでありまして、呉市は高齢者が亡くなられた後放置されている家が若干多いように見えるんですが、リバースモーゲージで高齢者は老後を豊かに暮らしてもらって、その後すぐに宅地として売り出したら定住につながるのではないかと思われるんですがどうでしょうか。
◎神垣福祉保健課長 リバースモーゲージでございますけれども、今年金が切り下げられておって、一つの施策として、存命中に自宅などの不動産を担保に生活資金を借り入れるというふうな制度でございますけれども、これはリスクもございまして、例えばバブルの崩壊で地価が下落しておる、あるいは金利の上下動がございますし、あと、いつまで長生きするかわからないと、長生きすればかえって不安が募るというふうな問題もございます。そうしたことで、大都市圏を中心に80年代に始まった制度でございますけれども、地方、私どもでは今そういったことは考えてはいないんですけれども、冒頭申しましたそういった年金等の切り下げ等いろんな状況がある中で、そういう先進例等につきましても研究させていただきたいと思います。
◆岡崎委員 空き家が目立つわけですが、ここに人が住めるようになれば人口はふえると思います。土地が少ない呉市でありますので、大都会だけでなく呉市でも御検討いただきたいという、これは要望です。