消火設備点検
令和3年3月定例会 予算特別委員会
◆岡崎委員
消防機器は半年ごと、総合点検は毎年点検が義務づけられております。3階議会ホール消火器、火災報知機の点検日は令和2年5月になっております。ここ協議会室前の消火器も同じです。既に10か月がたっておるんですが、半年点検を超えております。消防局に確認いたしましたら、これは違反していると言われたんですが、点検シールの貼り忘れなんでしょうか、それとも議会は火災になっても大丈夫なんでしょうか、お尋ねいたします。
◎梶山管財課長 消火器などの消防設備につきましては、消防法で確かに半年に1回、年2回の点検が義務づけられております。本庁舎では1回目は5月に実施いたしました。若干コロナ禍の影響で、スケジュール調整に狂いが生じておったところですけれども、2回目の検査の直前に職員の一部に新型コロナウイルス感染症の感染の疑いがあると判明いたしましたので、急遽、翌日に行われる予定でありました消防点検を中止したという経緯がございます。したがって、本庁舎を含む議会棟につきましては調査がまだ行われておりません。早急に対応はさせていただきますけれども、消防点検の対象になっている公共施設が全部で298施設ございまして、スケジュール調整が難しいところがありまして、議会棟につきましては、3月下旬、これは必ずやらさせてもらうようにしておりますので、御心配にならないようにお願いします。
◆岡崎委員 何日も長期間休んだわけではないと思われますので、バイトを雇うか残業すればよかったのではないか、違反はよくないと思う次第でございます。
それと、大分前のことなんですが、和庄中学校の消火器の消防設備点検は、4年4か月点検しておりませんでした。実は消防局の査察が消火器は5年、消火栓は2年となっております。だから、査察前の半年以内に点検すれば書類上は引っかからないという仕組みがあるんですが、ひょっとして査察前だけ検査しておるということはないでしょうか。
◎梶山管財課長 和庄中学校の消火器の件については確認したんですけれども、申し訳ないんですけれども確認が取れませんでした。査察のほうは消防局が施設の規模によって、5年に1回とか2年に1回とかされることになっております。ただし、消防点検のほうは、先ほど申し上げましたとおり、半年に1回、1年に2回やることになっておりますので、きちんと定期的に点検することになっておりますので、査察に合わせて直前に点検をするといったことはやっておりません。
◆岡崎委員 先ほど298施設とおっしゃられたんですが、何人体制で点検されておるんでしょうか、お尋ねいたします。
◎梶山管財課長 消防点検に必要な資格を保有した管財課職員は4名ですが、正規職員が1名、会計年度任用職員が3名の合計4名で実施しております。
◆岡崎委員 どうなんでしょうか。298施設を4人で半年ごとに点検、多分物理的に無理なんではないかなと思うんです。そこでなんですが、難しいようでしたら一度民間委託したらどうかと思うんですが、お考えをお尋ねします。
◎梶山管財課長 確かに今年度はコロナ禍という状況で特殊な事情がございまして、予定どおり点検できなかったというのは事実でございます。しかしながら、指定管理者制度の導入によりまして、消防点検せんにゃあいけん施設の数が結構減っております。これまでも一応消防点検班のほうで点検率100%ということで、十分点検できております。それからまた、会計年度職員を採用しておりまして、コスト的には安く実施しておると認識しておりますので、これまでどおり現行体制の職員で点検を実施してまいりたいと考えております。
◆岡崎委員 また何が起こるか分かりませんけれども、それに対応して、違反だけはされないようにということをお願いいたします。
平成22年12月代表質問
質問 市有施設の消防設備点検は直営で実施しています。消防設備点検は民間でも資格を持った業者ならできます。消防設備点検は民営化が可能です。現在どのような形態で、何人体制でしておられるかおたずねします。
答弁 現在,消防設備点検は,職員7名(職員3名,・嘱託職員4名)2班体制で行つております。業務の民間委託につきましては,消防設備の点検に限らず,現在,直営で行っている様々な業務についても,見直しすることが必要になってくるものと考えております。
しかしながら,消防設備点検業務につきましては,現時点で,直営のほうが安価であると試算しておりますので,当面は現状のまま実施していきたいと考えております。
質問 和庄小学校で、ある年の寒い朝、消火栓までの水道管の凍結防止がはがれていたため、消火栓を開いても水が出なかったことがあります。消火設備総合点検のときに凍結防止がはがれているのが気がつかなかったのでしょうか。和庄中学校の消防設備は4年4ヶ月点検しませんでした。
本庁横の送水管は5年7ヶ月点検しませんでした。
私の行動範囲、直径1km圏内だけでもこれだけありました。問題点は呉市全体では相当な数になるでしょう。
消防法で機器点検は半年ごと。総合点検は毎年点検することが定められ、違反すると、30万円以下の罰金になります。
市役所は消防法を違反してもいいのでしょうか。身内の市職員が点検するから許されてきたのではないでしょうか。
答弁 たしかに以前は指摘を受けた。現在は職員を充実させ、点検漏れの無いようにしている。
要望 半年ごとに義務づけられた点検を4年も5年も点検しないというのは民間では考えられないことです。今は7人体制と言うことで点検業務は大丈夫と確信していますが、今後も法令を遵守くださいますようお願い申し上げます。
平成20年度決算委員会 平成21年10月
質問 消防設備点検事務費について聞く。一部でも民間委託していたらその割合を,直営であれば職員の数と嘱託の数をお教え願う。
答弁 消防点検班は,防火対象物629棟を対象としており,そのうち26棟を民間委託している。これが,約172万円である。また,職員2名と嘱託4名でこの隊に当たっている。
質問 資格が要るので,すべてを民営化というのは難しいかもしれないが,完全民営にし
たほうが安くなったと思うのだが,そういった検討はなかったのか聞く。
答弁 今,603棟を直営で検査しているが,試算をしたところ,1棟当たり6万6,000円
かかるので,民間委託で約4,000万円程かかると思う。それを現在,人件費を含め約2,400万円で実施しているので,今のところ,直営のほうがよいと思っている。
質問 民営より直営の方が安いということである。次にいく。22ページの違法駐車対策事業だが,19年度は203万円かかっていたが,20年度は8万円と非常に安くなっている。これは職員の努力によるものか聞く。
答弁 この減額については,平成19年産まで違法駐車防止活動員として嘱託を雇っていた。その雇用をやめたものである。
質問 では,実際に回っている方はいないということか聞く。
答弁 職員が回っている。
質問 嘱託職員がしていたことを職員がするということであるが,その方が経費的にかかるのではないかと思う。
答弁 嘱託は,平日は終日,違反駐車防止のために見回りをしていたが,職員に変わって,週2.3回,夕方の時間帯に合わせて職員が見回りをしている。
質問 比較はできないが,節約する方向で進んでもらいたい。
平成20年予算委員会 P157
消防設備点検事務費
質問 本庁横の送水管は5年7ヶ月点検していないと思うがどうか
答弁 連結放水管の耐圧性能は法律が変わって点検の必要がなくなった。
平成18年度予算委員会
◆岡崎委員 では、お手やわらかによろしくお願いいたします。
まず、該当ページ157ページ、消火設備点検事務費1,165万円についてお尋ねします。
少ない予算で効率よく点検作業をされておられると思います。ただ、手がとれないのか、中学校の消火設備は4年4カ月点検しておりませんでした。消防法では毎年点検が義務づけられております。もう限界が来ておるのではないかと思いますが、予算ふやすか、民間委託して法律どおり毎年点検できる体制をとるべきではないかと思いますがいかがでしょうか。
◎神垣総務部次長 消防設備点検の体制についてでございます。本年度、消防設備の点検資格者3名という体制を組んでおりまして、従来よりは随分強化いたしております。
◆岡崎委員 去年は大変寒い冬でありまして、卒業式に雪が残っておりました。去年の寒い朝、ある小学校の消火栓が凍結防止がはがれておったために、消火栓開いても水が出なかったことがありました。点検済み証書を張るときに、10センチ横の凍結防止がはがれてるのがどうして気がつかなかったのかということを思います。個人を責めるつもりはないんですが、市職員さんのされることはちょっと不安が残るんですがどうでしょうか。
◎神垣総務部次長 ちょっと詳しく説明させてください。学校を含む市の施設の消防設備の点検につきましてでございますが、これは委託で行っているものと、私ども総務課の中の消防設備点検班で行っているものがございます。こうした中で、4年間放置というのがいつどういう、どこの学校の状況かというのがわからないわけでございますが、消防設備の点検につきましては、先ほど申しましたように資格を持った者での対応が必要でございます。この資格者の確保というのがなかなか難しゅうございまして、思うに任せなかったという状況もございまして、以前は体制の不備ということから点検がおくれていたという状況もございました。そうした中で、先ほど申しましたように、去年、今年と資格者を増員いたしまして、現在3名体制で行いまして、今年度の状況を申し上げますと、2月末現在で学校についてはすべて点検を済ませております。また、消防設備点検班の方へ依頼のございました340の施設、340ございましたが、これにつきましても現時点95〜96%ということで、今年度中にはすべてできるという状況になっていると思いますんで、よろしく御理解をお願いいたします。
◆岡崎委員 わかりました。学校とか公民館といった市民が出入りするところは、広島県消防設備協会に認定を受けた民間業者にも協力をいただいてもぜひやっていただきたい。人が足らないというのでは消防設備は困るのではないかと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
平成17年予算委員会
☆消火施設点検
◆岡崎委員 消防用設備点検についてお尋ねします。
平成16年10月に撮った写真があるんですが、消防用設備は毎年点検が法律で定められております。法律どおり毎年点検していたら、点検年月日は少なくとも平成15年10月以降のはずなんですが、点検日が平成14年であったり、平成13年のものがありました。2年も3年も点検していないのはどうしてなんでしょうか。消防法違反ではないかと思いますが、お願いします。
◎濱崎総務課長 呉市におけます消防設備点検でございますけども、呉市におきましては、不特定多数の人が利用されます特定消防防火対象物を重点的に実施させていただいております。現在、合併に伴います新たな点検が必要になる施設とか、その他の図面等の準備をいろいろしておりまして、そのために平成16年度から人数を2名にふやしていただきまして、消防設備の回数もふやすような形で努力しておりますので、よろしくお願いいたします。
◆岡崎委員 送水管の凍結防止がはがれたままのところもありました。今年、寒い朝にここの水は出ませんでした。消防用設備点検は命と財産を守る大切な仕事であると思います。これがもし民間だったら、忙しくて間に合わなかったということになりましたら、管理者が法律違反ということで罰せられると思います。大変な問題であります。民間でしたら恐らく残業してでも実施するのではないかと思います。職員にはもう任せられないと思うんですが、民間委託すべきと思いますが、どうでしょうか。
◎濱崎総務課長 現在、嘱託さんを雇用させていただいてまして、そういう消防設備点検の資格を持った方、この方を2名ほど雇用させていただいております。
民間委託はどうかということでごさいますけども、これは一概に全部の施設点検の予算というものをとったことがございませんのではっきりはわかりませんけども、ある事例を見ますと、直営でやった方が経費的にはいいのではないかというように考えております。
◆岡崎委員 水道局、消防局とかは直営なんでしょうか、それとも民間なんでしょうか。
◎永易消防局総務課長 民間に委託してると思います。
◆岡崎委員 ぜひ、そういった面も民間委託もできるということでお考えいただきたいと思います。それと、ぜひ法律は守っていただきたいと思います。
平成15年決算委員会
☆学校消防設備点検
学校の消防機器は、半年ごとに機器点検、毎年総合点検が義務づけられている。総合点検時に丸い点検済み証紙を張ることになっている。でも証紙をよく見ると、平成13年や14年のものがある。
毎年定期点検をしていたら、少なくとも平成15年10月以降のはずだ。
定期点検をしていないのではないかと思うがどうか。
答弁 市の総務課施設点検班が点検しているが、遅れている。
げんたろう 定期点検は義務だ。法律を守るべきだ。
これは消火栓に行くパイプだが、凍結防止がはがれている。凍結したら、水が出ないと思うがどうか。
答弁 故障があれば連絡してもらいたい。
(学校からは何度も要望しています。)
げんたろう 学校から火災は起こらないと思っているかもしれないが、電子機器が増えた部屋で、震災を受けるとわからない。ストーブもある。専門家による点検を要望する。