少年海外派遣事業
平成19年度決算委員会
☆少年海外派遣事業
○質問 少年海外派遣事業だが,これは呉市のためになっているのか。450万円の支出に対して,目に見える成果があれば教えてほしい。
○答弁 平成19年度は中国に子供たちを派遣した。目に見える成果で示すことは難しいが,子供たちに事後でアンケートした結果,みんな自分自身が変わったと答えている。呉市の将来を担う人材育成という意味では成果があったと考えている。
○質問 成果があると信じるならば,全員を派遣すべきだったのではないか。一部の子供たちを派遣することは公平性に欠けると思うがどうか。
○答弁 この事業は費用の2分の1を保護者負担としている。学校や市政だよりを通じて小中学生全員に応募機会を与えているが,家庭の状況もあり,経済的な理由で応募が無理なこともあると思う。限られた財源の中でより公平で,効率的,効果的な形態にするにはどうすればよいか研究していきたい。
○質問 応募機会が均等にあるので安心した。予算が余って困るならば,学校の先生を派遣してはどうかと思う。先生はその経験を授業で利用することができ,数千人の子供たちと経験を共有できると思う。あるいは,職員を派遣すると人脈ができる。PFIの本場のイギリスに派遣すれば,その経験は数億円の予算削減につながるかもしれない。派遣に当たっては,公平性の確保と適材適所を提案する。