市長弔電
平成19年度決算委員会
☆市長弔電
○質問 95歳以上で亡くなった方には,弔電を打っている。19年度は何件打ったのか。
○答弁 月平均5,6件である。
○質問 どうして95歳以上に限定しているのか。95歳以上の方には市長が敬意を表するが,95歳未満で亡くなった方には価値がないということなのか。
○答弁 長年呉市に貢献した方ということで,95歳以上としているものだ。
○質問 敬老金等支給事業は生きる励みになるかもしれないが,弔電については効果があるかどうかは不明である。例えば,4歳のダウン症の子どもが,5歳まで一生懸命生きたことは立派である。そのようなことから,人の死に年齢で優劣をつけるべきではないと思う。
この事業で民生委員は,亡くなった方の家を訪問し,弔電を打ってもよいかどうか確認し,ファクスですこやかセンターへ連絡しなければならない。しかし自宅にファクスがない方は,すこやかセンターを訪れなければならない。また,土日の場合には,本庁の守衛まで届けなければならず,非常に労力がかかっている。本事業に民生委員をつかうことを厚生労働省から許可をとっているのか。
○答弁 あくまでも民生委員にお願いしている事業であり,ファクスを持っていない方については,亡くなった方の氏名,葬儀場所,時間等を知らせてもらうようにしている。休日の場合には,本庁の宿日直の者に,電話で連絡してもらうようにしている。
○質問 無償でさせるべきかどうか疑問である。労働の対価として賃金を払うか,ファクスを貸与すべきではないかと思う。民生委員に対し,どのような思いでやってもらっているのか。
○答弁 民生委員には,いろいろと活動してもらっており,苦労は存じている。民生委員は地域をよく把握しており,高齢者の相談も行ってもらっている。そのよう
な一連の流れで,事業をお願いしている経緯があるので,民生委員からいろいろな意見をもらい,事業については検討していきたい。
○質問 本来は職員がすべき業務であり,この事業そのものも廃止すべきではないか
と思う。検討願う。