浸水対策




平成29決算特別委員会
浸水対策について,呉市では1時間にどれぐらいの雨が降れば浸水するのか。
◎副田下水建設課長 現在,呉市が計画している雨水整備の水準は,1時間に換算すると約50ミリの雨である。通常の天候で判断すると,10分間で17ミリから18ミリの雨量で浸水被害が発生する状況である。
◆岡崎委員 昔は50ミリの雨だとすごいと感じたが,最近では集中豪雨や台風など,気象が予想できないということもあるので,予算を拡大していかなければならないと思う。
 昨年は浸水が起きたのは何カ所で,どのあたりなのか。
◎副田下水建設課長 今のところ,2カ所を把握している。
 一つは広東地区で,整備水準に達していないため,現在,浸水対策事業を行っている。
 また,もう一つは中央合流地区で,ここは古い整備水準で整備しているので,現在の整備水準と比較すると,管渠の能力としては約半分程度の能力しかない。
◆岡崎委員 なぜ対策をしないのか。
◎森川建設部副部長 対策をしなかったわけではない。本庁舎の雨水貯留槽や広の雨水貯留槽など,浸水対策は着実に進めているので理解いただきたい。
◆岡崎委員 本庁舎の雨水貯留槽ができても,中通は横断しないので,川や海に流すなど,根本的な解決方法を計画していただきたい。
 次に,企業債の金利について聞く。
 最近の金利は2%ぐらいが普通だと思うが,決算書26ページや84ページを見ると,高利なのは政府債である。これは借りかえなどができないのか。
◎田原経営企画課長 現在の制度で借りかえができるものは,既に行っている。
◆岡崎委員 国民健康保険のほうには蓄えがあるはずだ。どうせ借りるなら高金利の政府債でなく,そのようなところから借りることはできないのか。
◎田原経営企画課長 企業債は基本的に20年,30年償還で返済していく。
 庁内において,それだけの期間の債務を返還できるほど資金に余裕があるかというと,なかなか難しいのではないかと考えている。
◆岡崎委員 法律の範囲内で,できるだけ金利がかさまないようにしていただきたい。



平成16年度決算委員会
☆本通り浸水対策
質問 本通りは集中豪雨で冠水する。本通りには薬局や食道があり、浸水すると衛生的でない。雨水マンホールから水が吹き出す。対策できないか。

答弁 雨が1時間に40mm程度降ると完遂するカ所が出てくる。抜本的対策となると新設管を設置することとなるので経費、年数とも莫大なものになる。

質問 堺川に排水したら簡単に解決するのではないか。

答弁 配管に距離があり、国道も横断する必要があるので、局所的な対応として一時的な大雨の対応策を模索していきたい。