総合教育
平成14年6月定例会
◆岡崎源太朗議員 2番目に、小高連携による総合教育についてお尋ねいたします。
他市では、工業高校生が小学校に行き、ロボット製作の授業をしたりしています。総合教育により可能となりました。人に教えることにより、自分の知識が確かなものになります。授業体験をするというより、プレゼンテーションを考える大変よい機会だそうです。呉市でも高校生が小学校の授業をするといった連携について、どのように考えておられるのか、御見解をお伺いいたします。
◎教育長(森功) 次に、(2)でございますが、私どもは小学校、中学校、9年間の連携教育を基盤にして保育所、幼稚園と高等学校をつなぐ保・幼・小・中・高の連携教育を進めていくことが大切であると考えております。議員仰せの小学校と高等学校の連携についての御質問ですが、呉市立呉高等学校では高校3年生の課題研究や2年生の選択教科の授業の中で、高校生がALT(外国語指導助手)とともに阿賀小学校を訪問し、総合的な学習の時間におきまして英会話、異文化理解などをテーマとした授業の指導者として参加するなど、小学校との連携に取り組んでいる例もございます。これからも、こうした教育活動の充実をさらに拡大し、特色ある学校づくりに努める所存でおります。
◆岡崎源太朗議員 次に、小高連携についてでございます。
高校と小学校の連携ですが、他市ではコンピューターとプロジェクター、パワーポイントで動きのあるスライドで説明されておるそうでございます。市立呉高校と小学校の連携も、今後とも広げていただきまして、装置を使った楽しい授業をしていただきたいと思います。
平成14年度予算委員会
☆総合教育
◆岡崎委員 次に、総合教育についてお尋ねします。
神奈川県の中学校では、漁業体験をさせるそうでございます。一遍にたくましくなるそうでございます。熊野町では、商店の手伝いをさせております。総合教育に社会体験学習を取り入れてはどうでしょうか、入れる考えはないかお尋ねします。
◎小谷学校教育課長 先ほどの総合的な学習の中での社会体験ということで、特に中学校の方で呉市の実情を申し上げますと、現実にJRの駅とか、それから鉄工所、ガソリンスタンド、ベーカリー、しょうゆ製造所とか材木所、電気製品販売、百貨店とか水産市場とか青果市場とかいろんなところで今取り組んでいるところがございます。確かに地域の人々の働く姿やそういった体験を聞き取る、そういった状況というのはすごく大切だというふうに思っておりますので、今あることをより充実できるようにしていきたいというように思っております。
◆岡崎委員 仕出しを手伝った子が母親の苦労に涙して感謝したそうでございます。社会体験から得るものははかり知れないものがあります。心に残る教育を計画していただきたいと思います。これは要望です。
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