マイクロ水力発電
平成21年予算委員会
◆岡崎委員 マイクロ水力発電というのがあります。これは水力でただモーターを回すだけ。要は、フレミングの法則で、磁石をただ回転させたら電気が起こるという。ソーラーパネルがエネルギー効率4%ですが、水力発電は45%ということで、2年でもとがとれるそうなんですけど、こういったような2年でもとがとれるような事業をしようという、マイクロ水力発電に取り組んでみようというような考えはないでしょうか。
◎川村環境政策課長 マイクロ水力発電につきましては、これまで新エネということで企画部のほうで多分お答えしてきたんだと思うんですけども、環境部としての考え方をさせていただきますと、当然水力発電、これも太陽光発電と同じようにクリーンで自然に優しい環境調和型のエネルギーということで着目されております。
ただ、水力発電の持ちますデメリットといいますか、どうしても水の高さ、それと水量、これによって発電量が決められてしまう。そんな中で、マイクロ水力発電の場合、かなり微量な電気しか取れない。そうしますと、皆様御存じのように、電気エネルギー、これは蓄積できません。発電すると同時に使わなければならない宿命がございます。そうしますと、マイクロ水力発電を起こすと同時に、そのすぐ近くで使えるような設備、システムがあればいいんですけども、引っ張っていってしまうとなかなかそれがうまく使えない。また、どうしても季節的に雨が降らなければまた発電もできないといった欠点がございます。このために、水力発電におきましては、巨大なダムをつくられまして、そこで一定の水量を流しながら一定の電力を起こされているというのがこれまでの水力発電の使い方でございました。そういった意味で、当然これらのデメリットが改善、今後されていけば、そういったシステムを費用対効果で見られて、当然いいと思われる部署があればこれは使っていかれるものだというふうに考えております。
◆岡崎委員 マイクロ水力発電は、毎秒200tの水と7メートルの落差があったらできますんで、阿賀でも天応でも、多分堰堤みたいなのがあるところはどこでも発電ができるような気もしますし、発電量はソーラーパネルに比べたらはるかに多いわけでありまして、それともう一つメリットとしましては、これでマイクロ発電でつくった電気は電気工事士の資格が要らないそうでありますので、要は自治会で勝手に使い放題の電力が得られる。街灯に使うとか、カラオケに使うとか、いろんな面で利用価値が高いと思いますので、こういったのもあるということで考えの一つに入れていただければと思います。
マイクロ水力発電
平成16年6月定例会
◆17番(岡崎源太朗議員)
次に、マイクロ水力発電の可能性についてお尋ねします。
100キロワット以下の水力発電をマイクロ水力発電と言います。毎秒0.2リットルの水と7メートルの落差があれば街灯くらいの発電ができます。砂防、堰堤程度で発電できると資料にあります。呉市は、山に囲まれ多くの川があります。マイクロ水力発電に利用できる箇所はたくさんあると思いますが、推進する考えはございませんでしょうか。
◎環境部長(見世正志)
続きまして、2点目の砂防ダムでのマイクロ水力発電についての御質問についてお答え申し上げます。
出力が100キロワット程度以下のマイクロ水力発電は、地球環境保全の観点から二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーと言われております。その導入事例を見てみますと、中山間地域で渓流水や農業用水等を利用した発電施設が多く、利用実態はダム周辺や公園の夜間照明、山小屋及び農業施設での電力利用など、限られた施設での利用となっております。
呉市におきましては、平成12年に策定した「呉市環境基本計画」におきまして、エネルギーの有効利用として太陽光発電の普及、オークアリーナ、郷原支所・公民館等公共施設へのクリーンエネルギーの利用促進等に努めておるところでございます。
議員お尋ねの砂防ダムを利用したマイクロ水力発電を実施する場合は、ダムの管理者及び水利権者との調整、本市の地形上から常時安定した水量の確保及び発電施設の設置場所、また発電した電気の引き込み方法や使用場所、使用方法及び費用対効果等、多くの問題点があるようでございます。
以上のことから、その導入については考えておりませんので、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。
◆17番(岡崎源太朗議員)
それと、マイクロ水力発電の件ですが、マイクロ水力発電で発電される電気は電気工事士の資格は要らないそうでございます。使い放題の電気でライトアップをボランティア団体に委託すれば、川沿いの道が楽しいイルミネーションで飾ることができるのではないかと思います。市民が自由に気兼ねなく使える電気というのは大変魅力があると思います。これも今後の検討をお願いします。要望です。
平成20年予算委員会 P165
企画調整費
呉市地域新エネルギービジョン
マイクロ水力発電 ※言っても無駄みたいなので要望にしました。
要望 呉市は山があるからどこでも水力発電ができる。エネルギーとしては小さいが、少しでも地球環境になることをすべきだ。
平成16年6月代表質問
マイクロ水力発電
質問 100kw以下の水力発電をマイクロ水力発電という。
0.2リットルの水と7mの落差があれば街灯くらいの発電ができる。
砂防堰堤程度で発電できると資料にある。呉市は山に囲まれ、多くの川がある。マイクロ水力発電に利用できる箇所は多くあると思うが、推進する考えはないか。
答弁 呉市は太陽光発電のクリーンエネルギーを推進している。ダムの管理者、水利権者との調整。常時安定した水量の確保。使用方法及び費用対効果等多くの問題がある。導入について考えはない。
質問 マイクロ水力発電の電気工事は電気工事士の資格がいらない。使い放題の電気で、ライトアップをボランティア団体に委託すれば川沿いの道は楽しいイルミネーションで飾ることができる。
市民が自由に気兼ねなく使える電気は魅力がある。
ひとりごと 太陽光発電には反対です。エネルギー効率が悪く、(5%)パネル製造に使ったエネルギーを回収できません。中央桟橋のソーラーパネルで年間100万円の電気代が浮きますが、設置に3200万円かかりました。原価回収に理想状態で32年かかります。パネルは汚れて効率が落ちます。
水力は構造が簡単でエネルギー効率が良く、(45%)すぐ元が取れます。