図書館中古図書
平成31年 予算特別委員会
◆岡崎委員 新書・CD購入等で4,200万円かかっておるんですけれど、こういった面も、新品を多分購入されるんだと思うんですが、古本を買ったら倍ぐらい買えるのじゃないかなと思うんですけれど、古書を買う、古書を購入する、そういった考えはないんでしょうか。
◎田中中央図書館長 古書の購入については、以前にも御質問いただいたことあるかと思うんですけれども、今本を買うシステムとして、まず1冊ずつ背ラベルやブックコートやバーコードラベル、そういうものを全部やっていただいて定価で購入している。割と有利な契約で購入させていただいております。もし中古本となりますと、市民ニーズに合ったそのタイミングで図書館サービスがしっかり提供できるかという点に、非常に疑問がございますので、現在のところ、これまでどおりの購入方法を続けたいとは考えております。お願いします。
◆岡崎委員 そういったラッピングとかを市民のボランティアがされて、何とか経費を浮かそうとされているところもあります。ラッピングしなくてもいいんじゃないかと思うんですよね、古くなったらどんどん買いかえていく。古書だったら倍買える。例えばハリー何とかという本なんかは、発売したその日にもう古書が出ているぐらいですから、今の流通からしたら古書を買う方法もありだと思いますので、今後も諦めずに検討いただければと思います。
それともう一つ、本を借りて返却のことなんですが、例えば、私は天応町なんですけれど、中央図書館で借りた本は天応支所へ返せないから、また中央図書館まで戻っていって、そこで本を返す。せっかくここまで来たんだから、また新しい本を借りようとしたら、また返してこないといけないという無限ループになるんですけれど、音戸町だったら音戸支所で返せられるんですよね。なぜ天応じゃだめで、音戸ではオーケーなんでしょうか。
◎田中中央図書館長 天応ではだめで音戸はオーケーという意味では、決してございません。呉市には7図書館ございまして、音戸にも図書館がございますので、その返却、当然音戸でできるという意味でございます。例えば吉浦や天応地区に図書館がないことは我々も存じております。そういう面で図書館サービスに、提供に地域差があるのかなという疑問もあるかもしれませんけれども、なかなか全地区に図書館というのは実現難しゅうございます。何とか中央図書館をしっかり利用いただくということでお願いいたします。
◆岡崎委員 音戸町は、移動図書館まで来るんですね。それで、「音戸はええけれど、天応のためには、やっぱりおまえつまらんのう」、こう実際に言われたことがありましてですね、要は、支所でも返せるようにするにはバーコードリーダーさえあれば、文書便がありますから、それが可能だと思うんです。バーコードリーダーなんかは5,000円ぐらいのものだと思うんですけれど、これを各支所に配付すれば可能だと思うんですが、どうでしょうか。可能なのか、できないのか。
◎田中中央図書館長 可能か不可能かであれば、もちろん可能です。お金かければできないことは、もちろんございません。
ただ、そのためには、今言われた5,000円でできるかというと、そんなことはございません。それ以上にコンピューターを設置して、ちゃんと通信網、図書館システムにつなげるという流れも必要ですので、そう簡単なバーコードリーダーさえあればできるというシステムではございませんので、なかなか慎重な、もちろん、だからだめということではなくて、費用対効果を見きわめてしっかりと検討していきたいと思います。お願いします。
◆岡崎委員 私は、一応デジタルの資格者なんですけれど、支所には通信ケーブルが行っておりますし、パソコンも多分あるんだと思います。あとはバーコードリーダーさえあれば、あとソフトがあれば可能であるということで、ぜひそういった仕組みも考えていただきたいことをお願いいたしまして、終わります。
平成19年度決算委員会
☆中古の図書
○質問 図書館資料整備事業について伺う。図書の購入時に,中古の図書を購入することはできないか。私は600円の本を入札で1円で落としたが,ある本は発売したその日の晩に中古商品で出ていたりする。本を置いていたら家賃がかかるので,読み終わったらすぐに中古に出ている。中古本にしたら随分購入費用が浮いたのではないか。
○答弁 新しい本が出たらなるべく早く利用者に供したいという思いがある。希望する本が中古市場にあればよいが,なければ待っていただくようになる。現在,本を買っているシステムは,図書館の蔵書として必要なラベル,コーティング,リング等が新刊の定価の範囲内で納品されている。逆に中古市場で買うと,コーティングやラベルを貼る経費が必要となる。中古をまったく買わないと言うのではなく,逆に中古市場でしか手に入らない物は,中古市場で現在も購入している。
○質問 手に入るのであれば,中古本で対応したらよい。1円で落札したことは記憶しておいてほしい。
平成20年予算委員会 P283
図書館資料整備費
図書館で新しい本を買われると思うんですが、中古の本にされたらどうかなということを考えております。新刊が出ても翌日には中古の市場に出回るというような、こういった時代になりました。ちなみに、これは図書館でもある本なんですが、これが図書館で544円で購入されてる本、これ先日買いましたら1円で落としたんですが、ただこのときうっかりしてカード払いにしてしまいまして、領収書がないんで調研で落とせないんですが、1円の領収書をもらえなかったんですが、要は1円だったら大変安いと思うんですが、買われるときにできるだけこういった中古を買って、足らない分を新刊にするとかというような、ちょっと手間がかかるんですが方法はとれませんでしょうか。
大江中央図書館副館長 岡崎委員さんお話のように、以前にもそういう御提案をいただいたんでございますけれども、一度本が出ますと、今お話にありましたようにすぐ中古というんですか、古書店に回るものもありますし、なかなか出ないものもございます。図書館としましては、やはり新しく本が発行されますと、なるべくそれを早く利用者の方に供給をしていくということも必要であるというふうに考えております。
現在、新刊を買っておりますけども、実際に図書館でみんなの利用に回すときには、その本にコーティングというんですかね、ビニールのコーティングを張ったりラベルを張ったりするような作業がございます。現在は、新刊を買うとき、その図書の定価の中でそういうものも含めて定価で買わせていただいているんですけども、逆にそういう中古であるとか新古書を見ますと、そちらの方の装備に伴う材料費であったり手間費というものも逆にかかってまいります。ちょっとそこらも考えまして、逆に選ぶ対象が、すぐ新古に出ればいいんですけども、ちょっとそれが限定されることもありますので、現在はちょっと新刊を買わさせていただいております。
それと、当然そういう古書というんか、そういう店でしか手に入らないものにつきましては、現在もそちらの方のルートから購入をしております。
岡崎委員 いろんな方法があると思いますので、いろんな方法を考えていただきたいと思います。
平成18年度予算委員会
図書館における中古書購入、291図書館管理運営費
◆岡崎委員 次に、同じく図書館ですが、これは前にも言いましたが、中古の本を買えないかという質問をします。新刊発売から半年で3割が中古書店に出回るという調査があります。中古書を買えば費用を抑えることができます。購入可能であれば中古書という方法は考えられませんでしょうか。購入費用を削減して、その分購入数をふやす方法が市民のためになると思われます。
◎水野中央図書館副館長 出版物につきましては、年間およそ7〜8万点が出版されております。議員仰せのとおり、確かに出版後3カ月から6カ月経過して売れ残ったものについては、古書店のルートに出るように聞いておりますが、それはあくまでも出版されてみんなが読みたいなっていうこと、または図書館や個人の方が書店で購入される、それから売れ残ったものが古書店のルートに流れていくというふうに伺っております。市民の方に、利用者の方に新鮮でだれもが読みたがるような資料を備えつけていくっていうことが図書館の使命の一つだと思っております。古書店で探すということでなく、新しく出版されたすべての本の中から選んでいきたいと思っております。
◆岡崎委員 新品と中古、価値がどれだけ違うかというのはちょっとわかりませんが、中古本屋さんは今全国チェーン店化しております。かなりの数が一斉にそろうようであります。そろう分を中古で注文して、手に入らないのを新品を買えばいいのではないかということを思いますので、これも方法の一つとしてお願いいたします。
図書館における中古書購入
平成16年6月定例会
◆17番(岡崎源太朗議員)
次に、図書館における中古書購入についてお尋ねします。
新刊発売から半年で約3割が中古書店に出回るという調査があります。中古書を買えば費用を抑えることができますが、購入可能であれば中古書という方法は考えられませんでしょうか。購入費用を削減し、その分購入数をふやす方が市民のためになると思われます。中古書の購入について可能性をお尋ねします。
◎教育総務部長(中本克州) それでは、(5)の図書館における中古書購入についてお答えさせていただきます。
図書館での図書の購入につきましては、毎年新刊図書が約7万点出版されておりまして、その中から市民のリクエスト及び利用の動向等を参考に選定し、年間約3万点購入しております。議員お尋ねの中古書店からの購入についてでございますが、その扱う図書の多くが出版から半年以後のものであるため、新しく出版された図書を早く読みたいとの市民の要望に沿えないことから、図書の選定上、非常に困難であると考えております。ただし、出版後数年を経て入手困難なものにつきましては、中古書店を通じて購入することもございますので、よろしくお願いいたします。
平成16年予算委員会
図書館における中古書購入
げんたろう 新刊発売から半年で3割が中古書店に出回るという調査がある。
中古書を買えば、費用を抑えることができるが、購入可能であれば中古書という方法は考えられないか。購入費用を削減し、その分購入数を増やす方が市民のためになると思う。
答弁 年間約3万点購入している。中古書購入に関しては、扱う図書の多くが出版から半年以後のものであるため、新しく出版された図書を早く読みたいという市民の要望に添えないことから非常に困難である。
ひとりごと 図書館は一般書店に影響を与えないため、半年後位から購入開始します。それならいっそ中古本を買うべきと思います。素朴な意見です。